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落日
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落日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ひきこまれた。面白かった。 でも広告で出ていた内容とは違った | ||||
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比較的読みやすい文章だった。告白のイメージが強かった湊かなえ作品だが、この作品はちょっと違った意味での新境地だった。事件を掘り下げていくうちに淡い過去が浮かび上がってくる。ミステリーという分野での驚きはなかったものの、最後まで切ない気分にさせていくところは湊かなえ作品ならではだと思った。 | ||||
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湊かなえ作品は相当数読んできたが、本作はとにかく読みづらく、中々ページが進まない。 登場人物の言動がストーリーを進める為に置かれた感がかなりあって、その度に違和感を感じた。 個人的には湊かなえ作品では一番評価は低い。 | ||||
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この作者らしい、錯綜したストーリー。1つのテーマと思われる、死刑囚に対する精神鑑定の不備では、オウム裁判が浅原被告の精神鑑定が不備なまま、打ち切られたと批判した森達也氏を、彷彿とさせ、読み応えがあった。結局有耶無耶に終わり、作者の主張が不明なのが不満だが、それはこの小説の大きな欠陥と思う。 「令和最高の衝撃&感動の長篇ミステリー」と言う宣伝を文字通り信じようとは思わないが、失礼ながら宣伝詐欺と感じた。まずミステリーではなく、作者自身の分身と思われる人物が、さまざまな問題に葛藤する様を描いた半自叙伝と、私は読んだ。それなりにリアリティは感じられ、さまざまな問題意識を提示した事は評価したい。 ただ、問題を投げっ放しで、いかにも未消化なのは否めない。全体の構成もいたずらに複雑で、結局何が言いたいのか、最後まで分からなかった。読ませる力はあるのだから、何か一つのテーマを追求して欲しかったと思う。 | ||||
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登場人物たちの言動・反応等にいちいちツッコミをいれたくなるし、後味も悪い。でもそれこそが湊かなえさんの真骨頂なんだろうと納得して読みましょう。私は今後も読み続けます。 | ||||
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久しぶりに湊かなえ作品を楽しみに読みました。今までの作品みたいに面白くてつい夢中になって夜中まで読んでしまった、になるんだろうと思ってたのに中々進めない。出だしは良かったんだけど。 後半このままではマズイと思って頑張って読み進め、あーやっぱりという展開で伏線回収しながら、やっと読み終えれた‼︎ | ||||
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前半は先が気になるモヤモヤ感がある、著者らしいさの期待が先行するが、後半は平凡。 中盤からの展開にひねりがなくだれて、ミステリーとしても弱いのが残念。 もっと悲劇に注力したほうが引き付けられる気がするが、ラストに近づくほど違和感が出て著者のいつもの作品感からは離れていく。 結果的に読み終わった後の印象が弱い。 | ||||
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毒親、女性の親との関係、悩み、人の感情に突っ込んでいくこと。 この辺は湊かなえのお得意といった感じで、最初からどんどん引き込まれました。 特に湊かなえさんは告白以外の作品は割と、親との関係というのを中心にしてる感じがする。 親にどう育てられたか、家庭環境がどうその人を形作るか。 そこを丁寧にかくイメージがありました。 で、この作品も途中まではそんな感じがしたんです。 映画監督と脚本家の二人の女性の視点で、交互に話が進んでいくんですが それぞれの女性としての立場や、与えられた才能、置かれている仕事環境や心情は すごく共感するものがありました。 初めの方は脚本家に共感しつつイライラするのですが、次第にそれは監督に対する感情になっていき 最後は脚本家のキャラの心の成長が見られます。この辺も読ませ方が面白いです。 ただ、事件の真相というのが非常にしょぼかった。 二人で追い求めた事件の真相が、途中で読者に想像できてしまうのですが まさかそんな安易ではないだろう、何かもっと深いものがあるはず、と読み進めるのですが 想像通りのオチで 事件そのものはあまり面白くないのです。 これは、事件の本当の闇を求める話ではなく 調べていくうちに二人の女性が心の成長をしていく遅まきの青春物語だと捉える方がいいかも。 最後の最後にあっと驚く真相があれば、もしくはクラッシャーである妹の心情にもう少し深く切り込むことができれば すごく面白い作品になっていたのではと思います。 ちょっと惜しい感じがする。 | ||||
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登場人物が多すぎて、それぞれが背負っているものも、どこか似通っていて。「わたし」が誰なのか、時々わからなくなる。もう少し整理して、登場人物を二三人減らした方がすっきりする。それぞれの人物像ももう少し深く描けるだろうし。帯の仰々しい文句がすべて空虚に感じられる。.伝わってこない。 | ||||
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何というか、安定してきた感じ。 大どんでん返しや、それ、伏線でしたか!?の驚きは全盛期より薄れたが、その分、じっくり迫ってく感じは中々に読みごたえあり クラッシャーがクラッシャー以外の何物でもなく、「そりゃやむを得ない」と思ってしまってよい人物だったという点だけ少し拍子抜け感じが無きにしも非ずだが、たのしく一気読みしました | ||||
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他の方のレビュー通り、私も中だるみしながら読み終えて、なんとなく疲れてしまいました。 途中で予測もついてしまって、読み終えてまだ数日しか経っていないのに、なんの話だったかぼんやりとしか印象にないです。 私ももう著者の本は読まないでしょう。 | ||||
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作者の作品は、ほとんど読んでいる。一時期、全部を読んでいたが前作は読んでいない。理由は、処女作である告白を超える作品に出会えないからだ。今回は、楽しみにしていた。久しぶりの長編である。この本ならたぶん、2時間ぐらいあれば読破できるはずなのだが、3日もかかった。この本はエピソード1〜7で構成されている。しかし、リズム感が悪いのか、登場人物たちのキャラに馴染めないのか、かなり中だるみを起こしてしまった。もし、私が10代の少女だったらこのノスタルジーを理解できるのだろうか?途中で大体の思惑や誰がどういう関係性なのかわかってしまうのだけれど、それでも長いと感じてしまう。読む手が止まってしまう。毒親や自己肯定感、ネグレクト、などが記載されているがこれは、ミステリーなのか、青春時代の悲劇をそうじゃなかったと、感動作にしたいのか。帯の今年最高の衝撃と感動作、とあるが主人公の女性もそう、登場人物たちがファンタジーに出てきそうな感じが否めない。今後、私はこの作者の作品を手にする事はないと思う。しかし、☆3の理由は読み手の年齢層や主観によっては、随分、評価が分かれるであろうと感じたからだ。今年は令和初というのでどの作家もミステリーを発売しており、力が入っているので私はその作家たちの巧さにに唸らされたりしているが、この作品は果たしてミステリーなのだろうか?と違った意味で唸らされた。明暗分かれる作品である事は間違いない! | ||||
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