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赤緑黒白
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赤緑黒白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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シリーズ10作を通して。 謎は多く、そして深く。 解き明かそうとする人、謎を作る人、謎を残すことにする人。その人という生き物の感情。交差する人と感情。 読者の私の予想とその先にある予感。 次のシリーズへ読み進み謎に触れたいと思う私の感情は好奇心、そして読み進めたらそれを満たしてくれる予感がある。 S&Mシリーズの次に読んだVシリーズ。昔読んだ若い私は感じられなかった謎と感情と予感を、心の芯から揺さぶりどうする?と問われるように震えさせる。 | ||||
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折れや汚れが目立った | ||||
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他のシリーズと一緒に読んでいると混乱するところもあるかも知れませんが、重層的でありつつ、何だか変だなと思ったら時代が違ったり、読者を幻惑するよい作品です。 | ||||
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何と驚きあり、何か書いてしまうとネタバレなりそう。とにかく、べっくり!! | ||||
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森氏のVシリーズの最終作となる長編。 ノベルス版で360ページほどと結構な長編大作だが、例によってミステリーとしては内容は薄い。 今回は被害者がペンキで赤、緑、黒、白と全身塗られるという連続殺人がメインだが、犯人トリック含めて短編レベルであり、しかもよくあるパターンである。 森作品は動機は全く重視しないのが作風なのは分かるが、本作の動機の適当さは凄い。動機を重視してないとうより最初から考えてないのではとしか言いようのない感じだ。 この密度の薄いトリックとプロットで長編に出来るというのが逆に凄い。 まあ、基本森ミステリィはキャラ小説であるということがここまで読んでくるとよく実感できる。 | ||||
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S&MシリーズとVシリーズをすべて読むことで、四季シリーズを最大限楽しめる。赤緑黒白は、四季シリーズへの導入として一番もりあがる。 | ||||
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森作品はどれから読んでもいいんだと、 人間の頭は(後先に読んでも構わないように)柔軟にできているんだと、 森センセはいうけれど、 シリーズを通して読んできた者だけが味わえる感慨というものは、 やはりあるのだと思う。 本作は少なくとも人形式モナリザや魔剣天翔は読んでおく必要があるだろう。 あとS&Mシリーズも。あ、そんなこといったらあれもあれも……。 いや、そんな心配しなくとも、 実際本作を読む人のほとんどがこれまでのすべてを読んでる人だろう。 まるで蜘蛛の糸の縦糸と横糸のように絡まる両シリーズ。 Vシリーズはちょっとどうかなっていう作品もあったと思う。 本作も単体としてはちょっとどうかなっていう部分がないとはいえない。 でももうそんなことはどうでもいいのだ。 ここまで読んできてほんとうに良かった。 こんな世界を構築してくれて本当にありがとうと、 ただただお礼を言いたい気持ちでいっぱいになるのである。 | ||||
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人間が鮮やかに染められる事件が次々と生じる。「犯人が誰かわかっている。それを証明して欲しい」と主人公のもとを訪れる。 自己の存在を定義すること、そして自己の行動を定義すること。基準を設ける上での線引きは、曖昧性を伴うものであり、そこには主観的なものも客観的なものも余り差がないのかもしれません。 「どんなに正常な人間でも、あるいは、どんなに規則正しい生活をしている人間でも、ときとして、自分の生き方、自分の人生、さらには、人間の歴史、人間の将来に目を向けるときがある。まるで自然を見つめるように、自分を見つめ、そして、その中にいる小さな存在として、自分位置を感じる一瞬がある。そういったとき、その圧倒的な孤独感から、自分の生命も含めて、あらゆる存在を、宇宙的な視野から見下ろしてしまう感情が生まれる。ごく自然のことだ。つまりは、タイミングの問題でもある。そのときに、たまたま、手に拳銃を持っていれば、それでなにかを破壊してみようと思いつくかもしれない。あるいは、ペンキを持っていれば、めちゃくちゃに色を塗りたくなるかもしれない。なにも持っていなければ、酒でも飲んで寝てしまうだけかもしれない。違うかね?そもそもが、我々人間は、そういった揺れ動く存在なのだ。今までレールの上を走ってきたからといって、ずっとレールから外れないと思う方が、どうかしている。そちらの方が不可解だ」 | ||||
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Vシリーズ完結で,あぁまた読み続けなければいけないのかと考えたり。なんだよ,へっ君。君かよ・・・ 最後でいろいろ集結して,でももう会えない人もいっぱいいそう。 | ||||
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Vシリーズ第10弾は色にまつわる殺人事件。しかし、小説に模した殺人事件とか、替え玉とか、結局、殺したかっただけという結末。最後は警察相手にドンパチ騒ぎ。シリーズの最終回にしては少々お粗末かと.でもまあ、最終回なんてどんなドラマでもつまらないですからね.最後に四季シリーズへの謎掛けを残しておいて、この次のシリーズもよろしくってあたりのファンサービスは心憎い演出でしょうか。残念ながら、Vシリーズは今ひとつだったかな。 | ||||
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実は本作でVシリーズとS&Mシリーズのつながりがわかるようになっているのだが、これが結構 わかりづらい書き方をされてるので、知らない人はそのままスルーしてしまうだろう。 もっとわかり易いものを期待していただけになんとも残念。 今回のトリックそのものはもはやS&Mシリーズや「魔剣飛翔」のような驚愕トリックは出てこない。 どちらかというとミステリーとしては地味過ぎというか、そもそも本格ミステリーとも呼べない ようなものだ。犯人像の推測についてもわかるようなわからないような説明なので、釈然としない まま終わった。 逆に他のレビューにあるとおり、人間ドラマ(といったら大げさだが)の方は結構ページを割いてい る。S&Mとは違う方向性でキャラの描き方に重点を置いたのがVシリーズだったんだな、と感じた。 | ||||
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S&Mシリーズに続くVシリーズ最終章。次のシリーズの複線らしき話でもある。 このシリーズの特徴として、トリックや動機の意外性よりも、なじみのキャラクターの感情の機微に重きが置かれている。彼らの心情や行動は繊細に描かれており、世界に没入して読むには非常に楽しめる。 その反面、本格ミステリを求めて読むとやや消化不良に感じるかもしれない。 | ||||
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本作は,Vシリーズ最大の種明かしがあるとともに,四季シリーズへの橋渡しとなる作品になります。 一方で,連続殺人事件の犯人当ては,それほどの難問ではありません。 例のごとく,「実は○○」的な仕掛けも若干あるものの,この森作品に慣れている読者にとっては,それほど驚かないかもしれません。 Vシリーズを読み切って改めて思ったことは,このシリーズは,瀬在丸紅子,祖父江七夏,小鳥遊練無,香具山紫子,保呂草潤平,林(フルネームで登場しないのにもワケがありますよ)などの登場人物の人間関係にまつわるドラマがメインにあるのではないかということ。 紅子と七夏と林の三角関係に基づく感情の機微は,厚く書かれています。 シリーズ終盤に近づくにつれて,とみに,練無と紫子の掛け合いが笑える内容になってきています。 逆に,トリックとかアリバイがどうこうというのは,それほどの厚みをもって書かれてはいません。もちろん,なぜペンキで色を付けているのだろうかなどと思索にふける楽しみはなくはないのですが… そんなわけで,ミステリを,トリックものを読みたいと思う人にとっては,人間ドラマの叙述が重すぎて,冗長に感じるのではないかと思います。 それを留意して読めば,本作は面白いかもしれません。 | ||||
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私がこのシリーズで唯一好きな、小鳥遊と紫子はこの後どうなるのでしょう? ただのサブキャラで終わらせるには勿体無いと思います。 ラストであの人が登場しますが、私は別に思い入れがないので、何も感じませんでした。 この場面のために、無理に話を作ったいう気がしてしまいましたが、 殺人の話も、読後感も悪くはなかったと思います。 | ||||
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森博嗣さんの小説はS&Mシリーズが限界ですね。Vシリーズをはじめ他の本は読む価値ないです。ただし そして誰もいなくなった は最後の終わり方が意味不明ですけどトリックや設定はなかなかいいです。 | ||||
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Vシリーズ最終巻。S&M→Vシリーズと読破した森フリークもここまでで一応の達成感は味わえる。(●^o^●) 個人的にはVシリーズ登場のキャラクタはS&Mシリーズのキャラクタよりずっと魅力的に感じられる。この最終巻の終わり方もどうにも予想通りで、このまま小鳥遊練無(おそらく森キャラクタで人気投票をしたら彼がトップになるのではないかな(●^o^●))や瀬在丸紅子のような魅力的なキャラクタを封印するのはあまりにも残念である。ぜひとも封印再度と言わず、その後の彼らの活躍を読みたいものだ。 作品としてはVシリーズで一番つまらないのが本作だと僕は思う。 | ||||
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メフィスト賞受賞以来、凄いスピードで本を作る森博嗣氏の作品です。S&Mシリーズの次にあたるVシリーズの最終巻になります。 S&Mシリーズ以降は、作者のセンスを楽しむよう正直惰性で読んでおり、内容はまあいつもの通りといった感じです。この次の四季シリーズはよく出来ていたので、それを理解する上で読んでおくといいかもしれません。 | ||||
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未完というか、続く四季シリーズの布石としか考えられない。 結局、何だかわだかまりが残る結末。 なんじゃそりゃ、と思うこと請け合い。 | ||||
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気づく人と気づかない人とあるらしく、そのどちらでも良いと思う。ただ、「やられた!」「そおか!」と、私は思った。是非、『すべてがFになる』以来の森ミステリィを読み返して欲しい。 | ||||
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気づく人と気づかない人とあるらしく、 そのどちらでも良いと思う。 ただ、「やられた!」「そおか!」と、私は思った。 是非、『すべてがFになる』以来の森ミステリィを読み返して欲しい。 | ||||
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