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赤緑黒白



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赤緑黒白の評価: 3.71/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

Vシリーズ最終作

森氏のVシリーズの最終作となる長編。
ノベルス版で360ページほどと結構な長編大作だが、例によってミステリーとしては内容は薄い。
今回は被害者がペンキで赤、緑、黒、白と全身塗られるという連続殺人がメインだが、犯人トリック含めて短編レベルであり、しかもよくあるパターンである。
森作品は動機は全く重視しないのが作風なのは分かるが、本作の動機の適当さは凄い。動機を重視してないとうより最初から考えてないのではとしか言いようのない感じだ。
この密度の薄いトリックとプロットで長編に出来るというのが逆に凄い。
まあ、基本森ミステリィはキャラ小説であるということがここまで読んでくるとよく実感できる。
赤緑黒白 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:赤緑黒白 (講談社ノベルス)より
4061822713
No.4:
(3pt)

わかる人にはわかるが…

実は本作でVシリーズとS&Mシリーズのつながりがわかるようになっているのだが、これが結構
わかりづらい書き方をされてるので、知らない人はそのままスルーしてしまうだろう。
もっとわかり易いものを期待していただけになんとも残念。
今回のトリックそのものはもはやS&Mシリーズや「魔剣飛翔」のような驚愕トリックは出てこない。
どちらかというとミステリーとしては地味過ぎというか、そもそも本格ミステリーとも呼べない
ようなものだ。犯人像の推測についてもわかるようなわからないような説明なので、釈然としない
まま終わった。
逆に他のレビューにあるとおり、人間ドラマ(といったら大げさだが)の方は結構ページを割いてい
る。S&Mとは違う方向性でキャラの描き方に重点を置いたのがVシリーズだったんだな、と感じた。
赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)より
4062752573
No.3:
(3pt)

シリーズとしての評価

S&Mシリーズに続くVシリーズ最終章。次のシリーズの複線らしき話でもある。
このシリーズの特徴として、トリックや動機の意外性よりも、なじみのキャラクターの感情の機微に重きが置かれている。彼らの心情や行動は繊細に描かれており、世界に没入して読むには非常に楽しめる。
その反面、本格ミステリを求めて読むとやや消化不良に感じるかもしれない。
赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)より
4062752573
No.2:
(3pt)

小鳥遊と紫子はどうなるのでしょう?

私がこのシリーズで唯一好きな、小鳥遊と紫子はこの後どうなるのでしょう?
ただのサブキャラで終わらせるには勿体無いと思います。
ラストであの人が登場しますが、私は別に思い入れがないので、何も感じませんでした。
この場面のために、無理に話を作ったいう気がしてしまいましたが、
殺人の話も、読後感も悪くはなかったと思います。
赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)より
4062752573
No.1:
(3pt)

正直

 メフィスト賞受賞以来、凄いスピードで本を作る森博嗣氏の作品です。S&Mシリーズの次にあたるVシリーズの最終巻になります。 S&Mシリーズ以降は、作者のセンスを楽しむよう正直惰性で読んでおり、内容はまあいつもの通りといった感じです。この次の四季シリーズはよく出来ていたので、それを理解する上で読んでおくといいかもしれません。
赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)より
4062752573

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