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IQ2



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【この小説が収録されている参考書籍】
IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

IQ2の評価: 3.91/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

続きがありそうだけど読まないな

黒人版シャーロックホームズという宣伝に乗せられ購入しました。一巻はそれでもなるほどね、と思える部分があったのですが二巻目は頭脳というより度胸とタイミングだけの話になり、また、アメリカ人の著者に多い、色んな本や格言からの抜粋や、ハイブランドの名前、流行の言葉や店名が大量に文章中に盛り込まれ、それでなくても端役の子供時代の情景描写や気持ちの遷移など、本筋とは関係ない文章がこれでもかと記述されているので読みにくいし冗長過ぎる。登場人物の誰にも感情移入出来ずに終わりました。
IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151834524
No.2:
(3pt)

TKの洞察どおり、、まだ幼いアイゼアの考え

話の展開の面白さは相変わらず。また前回は黒人系だけだったが今回多様な人種のギャングスタ達を抗争を通して描いている。そのくそったれ度合いと驚く様な純真さを痛快なタッチで書き分けていて 
この分野、西海岸ギャング系ハードボイルド?では相変わらず異彩を放っている。単純に面白くて一気に読んだ。
 欲を言わしてもらうと、少し気になったのはアイゼアの心のブレや葛藤が幼すぎる。スクラップ解体の爺さんが厳しくそれを指摘してるところを見ると作者はあえてそこを狙ったんだろうが中途半端で これ故に読後感の爽快さは前作ほどではない。この切り口 もっと掘り下げるか抑えるべきだったのでは
またギャングスタの集団が増えたことで同時に進行するシーンが増えた分 全体として散漫になったかも。プロットの組み立てやメリハリの付け方など作者の筆力もまだまだ向上の余地有り。
新しい要素が無ければIQは作者のために打ち切った方だいいかも、、
前回星4つだったが 今後に期待
IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.1:
(3pt)

「個人の威厳をはぎ取る」ための復讐劇がテーマ

兄をひき逃げした犯人への抑えきれない復讐心が中心なのだが、そこに兄の元恋人への恋心や彼女の異母妹とその相方のギャンブル依存症と借金踏み倒し、逃走。さらに、アフリカ系犯罪組織のマネーロンダリング、中国系組織の人身売買、メキシコ系ストリートギャング、臨月の妊婦拉致と人質交換など伏線が盛りだくさんの展開。

ひじょうにクールで頭の切れるIQという設定なのだが、これだけテンコ盛りされると残念ながら「暴力VS暴力」の連鎖を呼んでしまい、知的な部分は忘れ去られていく。「シリーズの罠」なのだが、前作よりも派手にしなければいけない、という作者の心理状態が読めてしまう。

警察はなにしてるんだ?という当然の疑問も浮かぶが、次作期待ということで読了。
IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:IQ2 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151834524

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