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少女葬
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少女葬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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私が櫛木先生の本で最初に読んだのは『死刑に至る病』である。 なかなかエログロで のちに映画化された作品でもある。 それ以来、内心ビビリつつも新作が出れば 読まずにはいられない作家さんになった。 と言うのも、社会の闇と圧倒的な悪意に満ちた描写がリアルで恐ろしいのだが、深淵を覗いてみたいような中毒性があるからだ。 さて本作、リンチシーンが悍ましく痛ましい。 さすがに日本での映画化はムリだろう。←(韓国映画なら作れるかも。) 同い年の家出少女である 綾希と眞美の境遇を分けたモノは何だったのだろう? そもそも論として、どちらの親も歪な毒親である。 しかし生まれたからには、自分で未来を切り開かねばならない・・・そんな教訓があったように思う。 作中『無知は罪』のような言い回しが出て来る。 一瞬『えっ⁈』と思ったが進むにつれ、なるほど、と思った。 眞美に もう少し知恵があったら、あんな惨い死に方はしなかったかもしれない。 事斬れる直前に『ママ』と言ったのが、何ともやりきれなくて泣いてしまった。 小説を読んで泣いたのは、どれぐらいぶりだろう? 私を泣かす稀有な作家さんだけど、暴力描写が苦手な方にはオススメできません。 | ||||
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1番の親友は誰かと聞かれ、その質問には嘘をつけなかった。 | ||||
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2月2日に注文、8日に配達→届かなく、別のショップに注文…結局、最初の本は20日に配達(・・;。倉庫でも探してたのか全体的に、凄く埃っぽい 本は 出だしっから凄惨な状況 裏切らない、一気読み! ただ、相変わらず…。 | ||||
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恋愛を拒絶していた主人公が男の子と打ち解け合う流れが最高に良かった | ||||
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ミステリではないからイヤミスでもないし ただの胸糞系。 2人の展開があからさま過ぎるから 最後に逆転でもあるのかと思ったけど… 対比が描きたかっただけかな | ||||
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若い子たちの残酷な世界を覗き見れました。 本当に若い頃って、怖いもの知らずで、人数寄れば何でもするし 悪い大人に騙されたり、、 人生って、出会いが大切なんだな。と、、自分で選べるはずの人生。 上手く選べない子たちの物語り | ||||
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残虐性のみ、という感じの本でした。 先が気になって読み進めるのは早かったですが、残虐性しかなく、意外性もない。 | ||||
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犠牲になった少女は頭が良くなかった ただそれだけの違いだと思った 主人公のお父さんは教師とあったので、きっと父譲りの頭の良さだったのでしょう あと、犠牲になった子とそんなに仲良かったかな?たまたま少しの間一緒にいただけじゃない? あの子は死んで、主人公の神様になったのかもしれません | ||||
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親と愛情と孤独。皆いろいろあるんです。 | ||||
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落ちるのは一瞬で流されるのは楽で、そうして二度と浮かび上がれなくなった人たちをたくさん見てきたので、読み進めるのが辛かった。 そこから這い上がれたのはたった2人だけで、その2人は綾希と同じく本を読むのが好きだった。 実は岐路は1秒ごとに存在していて、考え続け読み続けることが砂を一粒ずつ足元に落とし、やがて数ミリずつ土台を作り視野を拡げていく。 綾希が多くの幸運と好意に恵まれていたことがリアリティに欠けるけれど。 現実は、もっとひどくて救いがないよ。 | ||||
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この作者の本の中で一番面白かった。 面白かったという描写もぴったりではないかもしれないが。 死刑に至る病より断然こっちのほうが良かったですね。 | ||||
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タイトルは小説内に出てくる言葉です。 この本は少年少女の家出、悲惨な貧困ビジネスを10代目線で見ることができます。 大人ならその選択は不味い、と分かることでも無知で世間知らずな少年少女はまんまと誘導されてしまう。 二人の少女はシェアハウス(ほぼタコ部屋)の同居人だが、それぞれの選択と出会う人によって大きく未来が変わります。 明るい未来と悲惨な未来。 運ももちろんあるが、人に流されない強さや、現実を受け入れない弱さ、自分の人生を切り拓く強さ、バカだからと開き直って楽な方を選ぶ愚かさ。 スタート地点が同じでもこれらによって結末が大きく変わります。 得られることは、無知で馬鹿で弱いと食い物にしかされないということ。 貧困ビジネスの闇を知りたい方にはおすすめ。ウシジマくんが好きな人にもおすすめできます。 | ||||
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段ボールパック?にハダカで入れてあった為左上角が曲がっていました。中古で美品だったのに、残念です。 | ||||
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特に得るものも迫力もない、ネット記事の延長のようなものかなと感じました。気持ちの描写はとても上手だと思います。 | ||||
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怖かった。1番の恐怖は綾希が無事に生還出来るのか否か。一刻も早くグリーンヴィラから出て欲しいのになかなか出てくれない。凌辱されるのではないかという怖さで読むのを中断したくなる。性行為と凄惨な行為は似ていると思う。 | ||||
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内容よりもこの人の文体好きです。 手抜きでもなく、さりとて「どぅ?センスあるでしょう?」なナルシストさもなく。 描写などもう少しあってもいいかな?とは思うもののギリギリ「いい感じ」でした。 「死刑にいたる病」の作家さん? それよりこちらのが好きです。 同じ作家さんだとは思えない表現でした。 他の作品も読んでみたいかな? | ||||
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先が気になって読んでしまったがグロいし後味もわるい。 | ||||
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「社会の闇」をおもに少女目線で描いており過激な描写が目立ちます。人間の転落、あるいは希望に救われる様相の先が知りたくて、確かに手が止まらない本でした。 しかし暴力的なシーンが多く子をもつ親としてはそういった場面は途中から読めませんでした。暴力の詳細など無くても、ストーリーの展開だけで読ませられたのでは?と思ってしまいました。積極的に人に勧めたい本ではないです。 | ||||
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一言でいえば、泥臭く苦々しいストーリーでした。 序盤は2人で仲良く寄り添って過ごしていたのに、中盤から全くの相対的な状況に置かれることで2人の距離は徐々に離れていき、終いにはもとに戻らなくなってしまう内容に心が痛みました。 とても面白くかなり集中して読むことができた1冊でした。 | ||||
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【劇薬注意】この小説は遠い世界の話ではなく、誰の身にも訪れる可能性のある話だ。未成年の家出少女綾希と眞実。眞実の救いようのなさが読んでいて辛い。貧困のなかにありながらも人との出会いによって完全に行く先が分かれた二人。 「弱さは罪じゃないっていうけれど、そんなの嘘よ。馬鹿は罪。弱いのも罪(ページ179〜)」。「人生の岐路に立たされたとき、正しい道を選べるかどうか、だけじゃない。その選択肢を得られたこと自体が、すでに幸運なんだ(ページ306〜)」。の言葉が僕には重かった。 | ||||
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