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(短編集)
むかしむかしあるところに、死体がありました。
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むかしむかしあるところに、死体がありました。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
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日本昔話をベースにしたサスペンス&本格物? しかも表紙のイラストからコメディ調の作品を想像していたのだけど、なんと内容は完全にシリアス。 どのエピソードも凝りに凝った設定でブラックな昔話を楽しめて今までなかったテイストを堪能できる。 短編集ではあるが、それぞれにトリックのテーマを変え叙述を変えながらも微妙に話をつなぐアイテムもあってなかなか面白い。 特に「つるの恩返し」ならぬ「つるの倒叙がえし」は秀逸。 | ||||
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昔話をベースにミステリ作品に仕立て上げる試み。一寸法師や花咲か爺さん、弦の恩返し、浦島太郎、桃太郎と、昔話の主人公のオンパレードである。打ち出の小槌などファンタスティックなアイテムも犯罪に使われるなど、昔話の主人公らをダークサイドに引き込んだふざけた作品かと思いきや、しっかりとミステリになっている。「つるの倒叙がえし」と「密室龍宮城」が自分の好みだった。 | ||||
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面白い。 | ||||
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赤ずきんちゃんの方を先に読んでこのシリーズ面白そう!と思って読みました。一気に読めるので楽しいしストーリーがよくわからない????ってなってたら最後の方にあああああああ!それでしたか!みたいな。感じでした! | ||||
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私は好き | ||||
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まさに「THE 青柳碧人作品」という流れであって、トリックやトリックの説明が難解であるのに展開が面白くて読みきれるという短編集だ。 原則としてそれぞれ主人公又はそれに近い人の目線(主観)で物語が動くから、読みやすいし面白く感じる。 むかしばなしベースだけど新しい殺人事件ミステリーとなっているし、飽きない展開が引き込まれる。 最後まで読むと、この短編集が一気に一冊の物語になるという回収も驚く展開はさすがのトリック。 だから、読み終えた時は、何とも言えない不思議な感覚も味わえると思う。 青柳碧人作品を初めて読む人には、特におすすめしたい。 | ||||
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誰もが知っているお伽話を違った視点からのサスペンス調物語。 短編集なのでとても読みやすかったです。 重厚感のあるサスペンス好きには物足りないでしょうが、そこがまた良いのかもしれません。 | ||||
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「つるの倒叙がえし」をイマイチと思った人は、ちゃんと読めていないと思うので、もう一度しっかり推理し直した方がいいです! なにか引っ掛かるところ(①の最初に出てくるてんぐくわ)があると思いますが、ちゃんと読めていたら本当にスッキリ納得がいくので!! | ||||
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読んでいて楽しかったです。 続きも読みたい。 | ||||
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内容は面白かったけど、昔話の文体になるとミステリーは読みにくくなるんだなと思いました。 見取り図があるのは良かったけど、登場人物が多いものは相関図も欲しかったかも… | ||||
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ラジオを聞いて面白いかもと考え購入したが、途中で飽きた。 確かに昔話を推理小説風にアレンジするという発想は良い。しかし、読み進めていくうちに、私の主観であるが、推理自体に面白みが無くなってきた。 | ||||
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カバーのイラストの雰囲気、ピンク色、「むかしむかし~」というひらがな始まりのかわいらしさで、笑える昔話モチーフのお話かと思いきや、全然違いました。 隙間時間にさっくり読むというより、じっくり読みたい本。 | ||||
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なかなか、練られたトリックです。とくにつるの倒叙返しが面白かった。2度読みした。 | ||||
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興味深く読みました。なる程、と思う物語のひろがり、必然性を踏まえつつの広げ方だったと思います。 | ||||
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これは確かに好き嫌いが分かれます。 私は好きでしたけどね。 五編もあり、登場人物もそれぞれ多いので追いつかない人は一編ずつ読むのがおすすめ。 子供の頃から馴染みある昔話がミステリー小説として読むことになるとは想像もつきませんでした。 面白いですよ^^ | ||||
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知ってる話がこうもインパクトのある変化ができるものかと感心しました。 | ||||
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「日本の昔ばなし」をミステリ仕立てに、というアイデアが光っていたので、読んでみたのですが、予想を上回る出来栄えで、高く評価したい作品です。 収録されている5つの短編。 「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室竜宮城」「絶海の鬼ヶ島」という題名から、誰もが知っている昔ばなしが連想できると思います。 本作品は、それらの昔ばなしを踏襲しつつ、ミステリ仕立てとするために、脚色を加えたものとなっています。 単なるアイデア勝負でないことは、作中に、これまで多くのミステリ作家が苦心して新しい趣向を生み出してきた要素が散りばめられていること。 「アリバイトリック」「密室トリック」「意外な犯人」「倒叙ミステリ」などなど。 過去の作品をよく研究しているな、と感じさせるものがありました。 記述形式や物語展開にも工夫があって、これらは、ネタを明かすことになるので、詳細には触れられませんが、どの作品にも個性があって、退屈する暇もない、ミステリ作品となっていました。 また、この昔ばなしワールドとでも呼べる虚構の世界が根底で繋がっているというのも、楽しめるところでした。 私が感心したのは、「意外な犯人」。 これは、これまでに数多くの作家が挑戦してきて、究極の「読者が犯人」が登場するに至り、もう「犯人の意外性」で驚くこともないだろう、と思っていたら、「この手があったか」という感じ。 昔ばなしをベースにしているからこその趣向で、久々に驚かされた「意外な犯人」でした。 今度は、日本を飛び出して、「世界編」で作品を作ってみたら、面白いものが出来るのではないでしょうか。 | ||||
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もっとライトな話かと思いましたが(表紙の印象で)、意外としっかりした構成、展開で、読みごたえがありおもしろかったです。 登場人物や主人公が人間以外の生き物なのに、昔話を題材にしているだけで普通にミステリー小説になってしまうのがすごい! 個人的には「花咲か死者伝言」と「つるの倒叙がえし」が好きです。 | ||||
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馴染みのある話の裏側が見られたようでよかった。 | ||||
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話題の昔話ミステリだ。短編五篇を収録する。読みやすくあっという間に読める。 『一寸法師の不在証明』貴族のご落胤が殺された。一寸法師が容疑者になるが、 その時間は鬼の腹の中で暴れていたという鉄壁のアリバイが。 昔話の枠組みでちゃんと論理的なミステリとして完成しているのに、感心した。 『花咲か死者伝言』ダイイング・メッセージがテーマで、語り手は犬のシロだ。 黒い結末と嫌な後味が、私の好みだった。 『つるの倒叙がえし』ありがちな趣向で、平凡だ。 『密室竜宮城』擬人化魚介類の騒動が笑える。トリックは今一つか。 『絶海の鬼ヶ島』鬼たちが殺されていく。伝説の鬼殺し桃太郎の仕業か? 途中からB級アメリカ映画みたいなスプラッタになっていく。 通常の大量殺人ものをもうひと捻りした結末がナイスだ。本作が一番好きかな。 衝撃作というほどではないが、着眼点が新鮮で、かなり楽しめた。 | ||||
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