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幻の女



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【この小説が収録されている参考書籍】
幻の女 (角川文庫 緑 304-44)
幻の女 (1977年) (角川文庫)

幻の女の評価: 3.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

もう一つの横溝 いかにもBK (Before Kindaichi)

まず文体。講談調というか紙芝居調、活劇調とでもいうのか、金田一ものよりずいぶんとウェットな書きっぷりなのが大変意外で面白い。「ああなんと天才的な…」のような自分が笑っちゃってる落語家。媒体によって書き換えていたのかもしれませんが、書き手として横溝正史にもこういう面があったのを知りました。

タイトル作品の魅力的なメインキャラクターに比べて、由利先生および新聞記者のなんとかという探偵役は、印象が薄いのと時として鼻につくのが残念ですが、様々な仕掛けを凝らしたプロットはさすが横溝正史と思いました。
幻の女 (角川文庫 緑 304-44)Amazon書評・レビュー:幻の女 (角川文庫 緑 304-44)より
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No.1:
(2pt)

全米を震撼させた殺人鬼「幻の女」が日本へ上陸?

「全米を震撼させた殺人鬼「幻の女」が日本へ上陸」という映画の惹句みたいな煽り。
これがよくわかない、謎の作品。「幻の女」といえばアインリッシュですが、それに近い味わいのあるのは氏の作品では「女が見ていた」です。
「幻の女」とは新型インフルエンザか、シンゴジラみたいな何かなのかと期待が膨らむ割には徐々に話がスケールダウンしてしまい、「古い作品だから仕方がないか」という感想に終わってしまって残念。

尚、おまけの短編がありますが、後で「金田一耕助の冒険」と読み比べてみると楽しいかもしれません。
幻の女 (角川文庫 緑 304-44)Amazon書評・レビュー:幻の女 (角川文庫 緑 304-44)より
404130444X

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