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パワー
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パワーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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●人種差別やジェンダー差別は今でもしっかりアメリカにも存在していて、だからこそ本書のテーマ は評判になり、映像化もされた。 男女のパワーが逆転したら、やはり女性も男と同じことをやるのだろうか?もしそうなら所詮それ が人間としての限界かも。120ページ程で投了したので正確な判断はできませんが、女性は男とは違 うんだという一つ上の判断をとったのか?男の様な野蛮な行為はしないのだ・・・と。途中の段階で の判断では(最後まで読んでいないのですみませんが・・・)、著者も積年の恨みを晴らしている様 なストーリーを選択したようです。 多くの欧米作品のように余計な枝葉が多く、テーマである幹が見えなくなる程ボリューミー。もう 少しダイエットし、スッキリしたストーリーの方が好みです(欧米人はこの様な長編大作が好みだそ うですが)。なかなか進展しない悠長なテンポにはどうしても着いて行けず、飽きてしまいました。 なので、全体を通しての私の評価は参考にならないと思います。 | ||||
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私もこのパワーが欲しい! | ||||
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ドラマがおもしろかったので、原作を読んでみることにしました。 シーズン1の最終回はまだ途中のような終わり方なので、シーズン2につづくのでしょうか。 原作を読めばわかるので、届くのがとても楽しみです。本は厚いとあるので読みごたえがありそう。文庫も出ているのですが、装丁の絵が、あまりよくないと思い、単行本の方にしました。 女性が差別を受けているのは周知の事実ですが、女性が自分を守ったり、あるいは暴力に利用できる力をもっただけで、男性は慌てふためく、というのは、男性がいかに筋力の暴力で女性よりも優位に立つことを当たり前にしているかということ。その反対側の女性にとってどれほど迷惑で理不尽かが分か浮き彫りになると思う。男性は筋力があるからこそ、そうでない女性や子どもには絶対に手をあげてはいけないものだと思って来た。少し前までの時代は、女に手をあげる男は最低だという社会規範があった。 | ||||
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アマプラの配信にてドラマを視聴。これは!と思い原作本を購入しました。 フェミニズムの知識がなくても楽しめますが、知識があればもっと深く理解できます。 読んでわけが分からないという方は女性差別や女性の生きづらさが見えていません。 例えば、性的な場面や暴力を受ける場面を読みながら、この子たちはパワーを持っているから大丈夫なんだと安心して読んだのですが、男の視点から見ると怖いですよね。何されるか分からないから。これがリアルでの女性の視点です。 この本を読んで、女なのに・女のくせにと思ってしまうならば、あなたの中に女性蔑視があります。 なんたって女も男と同じ人間なのですから。 私もパワーが欲しい! | ||||
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Twitterでたまたま見かけて気になったので購入しました。 届いたときに分厚くてびっくりしましたが、読みだすと一気に引き込まれて、それからラストまで一瞬でした! こんなに没入して読めたのは子供の頃に読んだハリー・ポッターシリーズ以来かもしれません。 ディストピア文学についてや、フェミニズムの事は他の方がおっしゃっているので、それ以外で個人的な感想を述べるとすると、 彼女ら登場人物たちがとても好きになり、ラストのその後が気になって仕方がないです。 この本は社会への皮肉や問題提起が重点になっていて、この一冊で完成されているのはもちろん承知しているので、続きが出されることはないと分かるのですが、詠んだ後に数日間は登場人物たちについて思いを巡らせるのを止められませんでした。 また、この惨状を見てなお、つい私もスケインが欲しいなと思ってしまう所に、自分自身の「差別する側に立ちたい」という欲望を感じ取ってしまい、普段ソフトに虐げられる側として弱者の気持ちは分かるはずなのにどうしてこんな事が思えるのかと、差別問題の根深さを思い知りました。 とても気に入ったので友人たちにもすすめています。 ただきつい描写も多いので、特に男性の知り合いにはすすめるのを躊躇ってしまいます…。 それと登場人物がとても多い(脇役にもちゃんと一人一人名前がついています)ので、ノートにメモを取りながら読んで正解でした。私のように人の名前を覚えるのが苦手な人は、同じようにするのをおすすめします。 とにかく、素晴らしい作品でした。この著者の他の作品も気になります。 | ||||
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日本語と英語の両方で半分ほど読みました。 対象地域や状況の描写が至る所に移動し、時系列や登場人物がぐちゃぐちゃになっていました。 普段あまり小説を読まない人には特に苦痛だと思います。読み切れず、購入後悔しています。 こんなに評価が高いのが不思議です。 ビルゲイツがお勧めしていたから評価高く書いているんじゃないのかなあって思います。 仮定として、女性と男性の肉体的優位性を逆転するのは面白いかもしれないです。 しかし、苦悩で男女の格差ばかりが強調されていて、違和感がありました。 社会構造変化の趨勢がどうにも荒っぽさを感じさせ、作品が陳腐に感じました。 私としては一人人間の目線だけで、ストーリーを展開されていたほうが読みやすかったかもしれないです。 | ||||
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毎年ビルゲイツさんがオススメ図書を公開しているなかで見つけた一冊。 これ、映画化されそうだなって面白さでした。 内容を書きたいけれど、ネタバレになっちゃうので。 良い点 電気ビリビリにされる 悪い点 読み応えある厚み! | ||||
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全く理解不能。 1.そもそも発想が幼稚で荒唐無稽。 女性が電流を操れるようになって、数年で世界の価値観が大きく変わり、さらにその五千年後には過去の歴史が失われているという設定自体に無理がありすぎる。 2.女性が電気を操れるようになると、暴力や性虐待がはびこり、政治が乱れ、せいぜいやれた事が新興宗教を立ち上げることくらいって。女性を馬鹿にするにもほどがある。女性には理性や知性が欠片もないとでも言いたいのか? 3.登場人物を彩る描写がほとんどなく、小説として機能していない。最後までアリーやロクシーがどんな人物なのかよく分からず終わる。 4.本作は「歴史小説」という体裁だが、時代背景 を全く解説しておらず、歴史小説たり得てない。 (数千年後にはこれが歴史小説のスタンダードになっている、という馬鹿げた設定なのか) 5,ここまでくるとどうでもいいことだが、挿絵がどれも下手くそすぎる。高校生がノートに鉛筆で落書きしたレベル。 ここまで下らない本に数時間うばわれたことが本当に悔しい。 | ||||
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ある日から突然若い女性にだけ手から人間を殺すこともできるくらい強力な電流を発生させる能力が芽生える。 これによって世界の男女のパワーバランスは逆転していく。 という歴史小説を数千年後の男流考古学者が書くという構成のSFディストピア小説。 いまは半ば当たり前のこととして受け入れられていることでも、男女が入れ替わるだけでこれだけグロテスクな世界になるのかいうことに驚かされる。 オバマ元大統領も推薦しているらしい。 | ||||
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良い本なのですが、個人的には【誰が喋っているのか】が分かりづらかったり、何だか少し違和感が…と思うことがしばしばありました。とはいえ、こういった本が読みたかったですし、日本語に訳していただけていることに感謝しています! | ||||
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いろんなメディアで取り上げられていたので興味を持って購入。 まったく面白みを感じない。 読んでいて内容が頭に入ってこない。 | ||||
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男女逆転だと勘違いしている頭の弱い人が多いようですが 「男は専業主夫、女は肉体労働」のような逆転は描かれていない。 フェミニストが男性が何をやっているのかを全く理解していない証拠の一つである。 男が女を奴隷的に支配しているのなら、現在の北欧諸国でも労災死の95%が男であることの説明がつかない。 認知の歪んだ女性が多い証拠となりますね | ||||
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フェミニズムの推進をしているエマ・ワトソンやオバマ元大統領の推薦の本として度々取り上げてられているので、遅ればせながら読んでみました。 女性が力で物事を解決するようになった世界を描いています。男性がこれまでして来た事を女性がしてるだけ、復讐される男性は自業自得といった流れですが、不快を感じるエピソードも多々ありました。 例えば、三人の女性が若い男性を面白がって性的な玩具として扱うエピソードが出てきます。被害者は申告な後遺症を負うのですが、加害者側は「あいつだって楽しんでた」と言った発言をします。 男女が逆転すれば、残念ながら現実でよく聞く話ですが、読むのが苦痛でした。 赦しのエピソードもあったことが救いです。全体的には苦い読後感でした。 | ||||
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SFとしても面白い。ピーター・ワッツが知恵を貸しているらしく、設定や描写がなんとも気持ち悪い。リーダビリティも高いのに、なんだか読後感が悪いのは、訳者のあとがきにもあるように、復讐的な著者の情念がかいま見えるからのような気がする。異性に対する恐怖だけでなく、異性に対する希望も否定しているので、「読者にどうしろと言うのか?」という落としどころがない。ユーモアセンスは感じられるが、他者への寛容さがないと思う。この基本設定で別な著者、別な時代を描いても面白いと思う。 | ||||
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ディストピア文学やらフェミニスト文学やらディストピアフェミニスト文学やら、いろんな名目や論点で、真摯に向き合わなければならないシリアスなテーマを主軸として語られることが多くなりそうだけど、 とにかくどうやこうや言う前にエンターテイメントとして極上。 もっと簡単に言うと、ちょースーパーおもしろい! 名作はいつの時代に読んでも面白いし、あるいは時の試練に耐えてこそ名作と言われるのかしれないけれど、この作品はリアルタイムで、現代にこそ読まれるべき作品であると強く感じています。 ドラマ化が今から楽しみです | ||||
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電気的な能力を得た女性が、男性優位社会を覆すだけではなく、男性を社会的に排除したり、はたまた殺したりレイプしたり虐待したり、挙句の果てには男は生殖以外に役に立たないから間引きしてはどうかと言い出す、そんなやりたい放題やりまくるという設定。もちろん、そういう力を得た女性の中にも、みんなそれはいけないわよ!と、学級委員長的な女性がいるわけですが・・・。 本書の解説や女性読者を中心に、男性にとっては恐怖の世界では?というコメントがあったけど、ほぼあり得ない設定ではあまりにも非現実的で、逆に恐怖すら感じないんですよね。かといって、高尚な考えがあって、フェミニストが男性優位と主張している近現代社会の問題点をあぶり出しているわけでもない。単にちゃぶ台返し的な、いわばフランス大革命直後のロベスピエールの恐怖政治時代のような、めちゃくちゃな世界が繰り広げられている。簡単に言うと、約30年前にテレ東の昼間あたりに放映していた昼間から家でダラついている人達が観るアメリカ映画にありがちな、B級なお話。ということで、ミゾジニー男性には何の薬にもならない、ただ作者のなんでもいいから現実を全てひっくり返してやれというもの凄い気迫が感じ取れるご本です。 因みに、作者の脳裏には一度たりともよぎってはいないかとは思いますが、ごく一部のニッチな男性方には(もしかしたら女性も)、もっと現実にかぎりなく近い設定で男女の立場が入れ替わるというストーリーの方が好まれるのではないかと思います。そういう方々にとっては、この本は図書館などでお借り頂いて読めば用は足りる本かと思われます。 話は逸れますが、いつも英語で書かれた本の訳本を読んで思うのですが、日本語が薄っぺらいな~と。短時間でワーッと訳すからでしょうね。日本の翻訳小説は、本当に味の薄いコカ・コーラかアメリカンコーヒーを飲んでいるような気分に、いつもさせられるのです。訳者の方には申し訳ありませんが、この本も然り、です。 | ||||
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男女の力が逆転した世界はどのような世界となるのか。政治、宗教、戦争・地域紛争、権力争いという要素を取り込み、仮想体験をさせてくれる小説。 肉体的な強弱、政治的・社会的な権力など、様々な力関係がある世の中であるが、もしもこういう世界になったとしたら、というストーリーによって、弱い立場を仮想体験すると人間の考え方はどう変わり得るのか、ということを考えさせる一冊。 | ||||
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男女逆転。本当の気持ち、恐怖は、実際になってみないとわかりません。 女性が強い世界、男性としてじっくり考えることができました。 女性の気持ちが少しわかりました。 とっても役に立ちました。 | ||||
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猿の手のつもりかはよしだが自己矛盾になってるPowerと言いつつ。他の人も結局は権力持てば皆悪人かで暗たん感想だったが、正に〇という反が却って悪化の改革いや改造の例は周知。成長しない左原理。言わば裏返し史観で陰謀史観。ユダヤをオトコと言い換えるようなものだな笑。母権世界観は男卑女尊でない男尊もある。だから雄大な革命も育てたと言う。近代個人主義な戦後憲法の男女の対立史観では見えない。ダークサイド対立史観。あるSF映画でも風刺暗示。お前らはどこまでも〇か?と問う作品だ。(他。そりゃデストピアだろう、知に行き過ぎると屁理屈になる。辛いのを一方に強いる時点で片手落ち。ホラーの役割を分かってない典型。そこまで言わねばと女の代表づらパタンか。あと総スカン殺害よりは男たちによる凌辱の方がましだろう)。 ナチ以上の虐殺生んだ左原理の事実。マルクスフェミズム主義。あるいは聖書の言う通りにサタンにそそのかされて麻薬のような、男性他罰になってるそういうトーンがフェミ原理には見える。表現自由をいい事にフランス近代革命が暴走の自由横暴迫害の時代で最低である。ある神学では自由とは生命方向と、日本流には生成こそ自由。形成創造こそ。他界思想家流には「形勢調和活力」こそ日本未来革命。義務感使命感で言った次第。 要はメス化のバックラッシュ、明治維新感覚を逆用すれば。この小説の絵でも男損男卑とやはり知ってるその上でのことらしい。女尊時代にホクホクか?。 母権社会を美化してるが。しかし太古で「性交の後に女王が夫を絞め殺す」例。現代でも「機械どころか生む道具以下の男性。種馬(そもセクハラはどころでない用語だが)以下いかとさえ言う」。やはり自分だけ被害者の絶対主義のフェミストの思考は独善で認知の歪みと言える。思考が完全に不足。 前後。非常に素朴に聞くが、そもトランプはレイプ批判非難してる。間引きなどとも言ってない。しかしフェミ独裁者は・・ありゃりゃ。この小説願望の妄想世界よりは男尊秩序は遥かにまともとなるな。独裁国家でさえ女尊の事実。略。てことは思慮深い女性論客が言ってたが「やはり何だかんだ言って男尊女卑が知恵」となる。現に江戸時代の黄金ジパングや善政と言われる鎌倉幕府は封建制度だった。建前は男尊女尊だが実は男損女尊だろう。多く事実だ。略。 それによ、これは事実で写真もあるが女権となると所によっては女達が男性や少年を犯すが習慣儀式慣習だそうだ。先住民でも同じく少し似た記録がある。(女権風土のこの国でも戦前では名前までついて女の男性へのレイプはまるでお遊び扱い。戦後まもなく記録映像でも全裸男性たちをビキニの女達が品定め(この言葉があるだけでもメス化の女権風土そのものだが)と聞いた。リベラル局も戦前で女が男を触りに行く祭り映像だったか?。男子だけ尻コンテストの体育会の話はじかに聞いた他でも類似報告。あるいは女が男子のおどけた裸騒ぎを必死に盗撮しても助平とすら言われてない。かく根底に男損がある事実は相対化で言って置く。略。 更に「ああいう滅多なことはねえ、大抵は両方に問題ですよ。交通事故でさえですよ」会話は知られる。両面思考。そも人間は保守だからできるだけ善良方向への自然本能がある。この自然認識は〇×人間観の左原理にはないようである。ゆえに暗くなってこの世を終末史観となる。カトリックで言う光がない)。 これはあの新聞が煽ったが科学者には要は「女が男を消すエコフェミ世界」と言ってのける、基礎思考がない人も目立つがやはり、この小説載せてた科学的社会主義派の世界観からはある意味で合理信仰で却って宗教化。それで科学思考のようで実は科学盲信という自己矛盾になる。認知の歪みは一面思考。それが別に進んで公開自慢した訳でもないトランプのゴシップ話で短絡して言わばHitならぬ暗い「Faul&Run」のtoo不毛運動。トランプが個人的な趣向は置いて国民主義の全うを体現してることは思慮ある人なら知っている。女性論客でもフェミニストなら間違いなく国内戦争の延長で戦争化と警鐘だった。 他。現にある経済文明論でもフェミニストは最も却って保守反動バックラッシュの役割となるであろうと予見もあった。19世紀発明概念個人主義筆頭に、江戸論でも言わば国家個人主義の保守の指摘。近代は国個神道なのだ。その重視の、未来でなく古き伝統のギリシア思想家流には、そも「作るとは何か」が問われている形成。リベラル論客の題の問いだ。こういう特に最初から確信犯でデイストピア狙う作り製造のこういう作品を見るにつけ思う事だ。作る意義を根本考察でないとその文明論的予見通りの憎しみヘイトだけの世界に、実際そうなっている。大河龍馬伝流には「憎しみは何ちゃあ生むまぬ」と話は巡るマンデラ思想。以下略御免。 | ||||
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女性が相手を痛めつける強力な能力を持つようになるという発想と、そのストーリーをあえて近未来の人間が語っている構成がとても独創的で効果的に思った。 キャラクターやパターンを変えたありとあらゆるバリエーションで男女の力を反転させることで、現在の男女の権力の歪みを浮き彫りにしている。これはひどい、と思わせるところも、男女を反転させるといま普通によく起こっていることだよ、と気づかされる仕組みになっており、目を開かされるところが非常に大きかった。 女性にただ「パワー」を持たせるだけでこのようなストーリーが可能になるということは、単純に「力」があるということが実際、いかに男女の支配関係に影響を与えているかということを示している。 ページ数が多いので、少し疲れるところもなくはなかったが、それでも最後までかなり読み応えがあり面白く読んだ。 | ||||
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