男たちを知らない女
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文句無し一気読みしました。 | ||||
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タイトルが、「男たちを知らない【女】」となっていて、【女たち】じゃないってことに、読み終わってからやっと気が付いた次第。 「女たち」の物語を期待してしまっていた。 そういう意味ではやや物足りなかった。 パンデミックの書き方は真に迫っているけど、現実を体験してしまったからなあ。 ぜひ、続編を書いてほしい。「男たちが極端に少なくなった後、女【たち】はどんな国際社会を作っていくのか」みたいな感じの。 | ||||
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男が減った社会のシミュレーション、ないしはパンデミックものとしては及第点と言ったところ。群像劇なのでキャラ1人1人のストーリーは薄く、かと言って世界観に目新しさや外連味があるわけでもなく、「まあこうなるだろうな」という展開が進む。 このあたり、ナオミ・オルダーマンの『パワー』の方が同系統の小説としてレベルが高いと感じる。「女性作者かつ今の時代だから出版された」的な評価はチラホラ出そうだな、とも思う。別にこの書に明確な減点要素があるわけでは無いのだが、同時に加点要素も薄め。 | ||||
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小説の約7割が、多くの家庭を襲った悲劇をいろいろな視点から描いていく。そのあたりは面白く読めた(評者は昔からこの手の小説”ペスト”とか”ドゥームズデイ・ブック”とかが好きなので)。ただ、主人公というべき重みの人物が複数に分かれているので、人物が書き割りの人形に思えてきてしまうのが欠点か。そして、その災厄後は男性は運よく免疫を持っていた10%以外は死に絶えてしまい、社会は当然崩壊の危機に立つのだが、数年で多くの女性たちによって回復過程に向かう、つまり社会を指導するのは女性たちで、例えば車のサイズなども女性用に変わっていく、多数派だから。そして、その世界では男性を増やす為に、妊娠は政府により管理された人工授精、男性は数が足りず親密さに飢えた女性たちは同性同士でパートナーになる。中国は一旦内乱を経た後、女性指導者たちのもとで民主的な国家連合になる。これはそういう意味でフェミニストの理想の世界が実現する話なのだ。これを男性作家が発想し作品を仕上げても果たして出版されただろうか。 | ||||
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