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沈黙のパレード
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沈黙のパレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 101~120 6/13ページ
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個人的に、ここ最近の東野作品は、まあそれなりに面白いし上手いけれど、やはり「容疑者Xの献身」や「白夜行」の様な読後に心が揺さぶられる感覚が無く、言い方は悪いですが東野圭吾も衰えたなと感じていました。 しかし、本作では物語の進め方や登場人物一人一人の心情が非常に丁寧かつ緻密に表現されており、久しぶりに東野圭吾の真髄を見ることができ非常に感慨深いものがありました。 詳しい内容については私の稚拙な文章ではネタバレなしで上手く伝える自信が無いのでぜひ読んでいただきたいと思います。 ありがとう東野圭吾 p.s. この作品に関して、ご都合主義だと仰っている方は、恐らくミステリーを読むのには向いていないのかなと感じました。 言ってしまえばミステリー小説なんてご都合主義の塊ですからね、笑 | ||||
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凝ったストーリーで、意表を突かれ、興味深く読んだ。素人目には明らかに犯人なのに、徹底した黙秘を貫いて無罪を勝ち取る男。少し現実離れしてるようだが、理不尽な社会のルールについて、考えさせられた。 そして、司法で裁けないのであれば、と男に制裁を加えるのに立ち上がる、普通の人々。湯川が、市井の人々と交流を温めながら、彼らの犯罪を暴く立場に立つ、ひねりの利いたストーリーで、「オリエント急行」を思い出した。確かに面白い作品なんだけど、残念ながら、さほど感動には至らなかった。真犯人と殺された女性の確執がイマイチの感じで、人物の書き込みが不足しているように思った。 ミステリとは思えない感動作の「容疑者X」と比べてしまったので、点が辛くなったのだろう。繰り返すが、十分面白い作品ではあると思う。 | ||||
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久しぶりに小説が読みたくて手に取った。 中盤以降、全く予想できないストーリーの連続で時間を忘れて読み漁った。 想像力を鍛えるためにも、こうした小説を時々読む必要があるなと感じた。来年、映画化されるようなので観に行きたい。小説に勝るとは思えないけど。 | ||||
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東野圭吾の作品で、とくにガリレオシリーズは好きで、昔を思い出すシーンもあり、やっぱり最後に行くにつれどんどん面白くなっていきますね、こんなとこで繋がってたんだーと本当いつも東野圭吾の作品は驚かされます。 | ||||
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一気読み。死因に関しても大掛かりながらそこまで突飛なものではなく、犯人については何となく察しはついたが、本書の面白さを損なうものではない。 湯川教授(になったようだ)は勿論福山雅治さんで当て読み。あのガリレオも髪に白いものが入るようになったとのこと。福山さん自身年齢を重ねて自然に演じられるだろう。 事実映画化が決定されているとのこと今から楽しみである。 ドラマでお馴染みのメンバーも勢揃いでガリレオ・ファンとしては嬉しい限りだが、他のキャストも気になるところだ。 映像化されたバレード是非スクリーンで観たく、今から劇場行き決定。 | ||||
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本書を読み終えて、物語とはいえよくもまぁ色々な策を講じれる人間たちにびっくりでした。それほど人の恨みは深いものなんだと感じました。佐織がアーティストとして成功することで、他人とは違う幸せを手に入れることができるという考えは大人のエゴのようで、人並みの幸せで充分な未成年の感覚は、わたしには残念な気持ちの方が強かったです。類まれな才能を持つ人間は、たくさんの人たちの夢を背負っていく使命感を佐織にはまだまだ理解や覚悟がなかったんだろうなと。 蓮沼は「悪」それに翻弄された人たちという関係性に見えます。 最後に私の所感は、才能があったとしても佐織がアーティストとして成功したのかはわからないが、その道を選ばなかった時点で、彼女の人生は終了してしまった運命にあると感じてしまいました。 それほど周りを巻き込める大きな力を手にした彼女の宿命のように思えました。 その引き金を引いた高垣を「悪」だと感じてしまった、私自身が「悪」しき思考なのかもと、読み終えて何故か反省してしまいました。後半でその部分に触れていて、「恨んでない」と両親は言ってはいるが、佐織の死は因果律を乱した報いなのかもしれないと感じました。 | ||||
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19年前の誘拐事件の被告(結果として無罪)と3年前の誘拐事件で現在遺体が発見された事件の被疑者とが"黙り込む男"の蓮沼という同一人物という設定のミステリ。決して自白しないので有罪にならないという、往時の自白頼りの捜査方法への皮肉を込めているのだろう。尚、湯川はアメリカ帰りで教授になっているという設定。蓮沼を犯人と思い込んでいる怨み骨髄の被害者遺族・(元)恋人・関係者が蓮沼に復讐するというのが骨子で、物語の流れからして、地元年中行事の"キクノ・ストーリー・パレード"を利用するらしい。 そして、実際に、"キクノ・ストーリー・パレード"の最中に知人のアパートへ居候している部屋で蓮沼の遺体が発見される。焦点はアリバイと殺害方法(ビニール袋を使ったヘリウムに依るものだと推測される)で、"パレード"の最中は通りが人込みで溢れていて、車が使えない(Nシステムにも映らない)という点がアリバイ崩しの障壁。しかし、逆に考えば、"パレード"の出し物の進行に沿って睡眠薬を飲ませ、そのままアパートへと運んだと考えれば一挙に解決すると思うのだが...。しかし、上述したアパートの部屋の所有者の増村が事件関係者という点は意外と言えば意外だが、安直な印象。実際の殺害方法が実は液体窒素だったという点も、「ヘリウムが凶器」と言い出したのは湯川なのだから、作者ではなく湯川がミス・リードしてどうするという印象。そして、殺害手段にしても私が予想した睡眠薬ではなく液体窒素だったという点が間違っていただけで概ね合っている点もお粗末。現在の事件で蓮沼が沈黙を貫いた理由をラストで明かしているが、最初の事件の残忍性との対比でコジツケとしか思えない。「沈黙」が菊野商店街にも掛かっている点には感心したが。 リーダビリティは良いし人間ドラマとしてはマズマズだが、ミステリとしては見るべき所の無い凡作だと思った。 | ||||
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こんなに複雑な話、どうやって映画化するのだろう? 大どんでん返しもあるしねー。 | ||||
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容疑者Xの献身とまでは、言わないが、面白かった、久々に、東野圭吾が、帰って来たような、一作❕ | ||||
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最後のストーリーは余計だったかなと思います。 被害者の女性がなんか身勝手な‥。 曽村さんの存在は非常に痺れました。 映画が待ち遠しいです。 | ||||
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犯人の予想が次々と裏切られました。最後の最後までハラハラドキドキしました。トリックに説得力もあり、緻密な構成はガリレオシリーズならではで、さすが理系出身の東野圭吾さんだと思いました。 | ||||
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映画化に伴い、久しぶりに原作を読みました。 ほぼ、テレビの福山さんの湯川学でした(笑) 最後まで、一気に読みました! 映画も楽しみです! | ||||
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映画化されるだろうな。 あの役は誰がやるのかな。 監督にもよるだろうけど、 とても期待できそう。 そんなことも創造しながら、 容疑者Xの献身に匹敵する内容です。 読み始めると止まらない。 | ||||
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久しぶりのガリレオシリーズ良かったです。 | ||||
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実に面白い | ||||
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今、電車に乗るとみんなスマホを見ていますね。 そんな中どうですか?おしゃれな装丁の小説を読んでいる人がいたら魅力的に見えませんか? 形から入ってたっていいじゃないですか。 今こそ本を手に取りコロナ禍を静かに過ごしましょうよ。 内容はまぁまぁですね。そこまで心揺さぶる場面は私はなかったですが、概ね楽しめました。 | ||||
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映画化決定のニュースを聞き、久しぶりに読み返しました。 「オリエント急行殺人事件」を連想させる人物配置。超一級の娯楽作品ですね。 余談ですが、著者の初期の作品「放課後」にもパレード中の殺人トリックがあったのをなつかしく思い出しました。 ガリレオシリーズでは、私の大好きな「禁断の魔術」(短編集の「猛射つ」を長編化し改題・文春文庫)がまだ映像化されていないように思いますけれど。 | ||||
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映画化の報道を見て思い立ち東野長編作品を初読み、 ハードカバー本はちょうど良い厚さで持ちやすく広げやすい、 一ページの文字分量もちょうど良く、読みやすい文体もあいまって一気に読める娯楽作、 映画を見てからにしようかとも考えたが、西谷監督がレギュラー主演陣そのままで演出するなら先に読んでも十分楽しめるだろうと思い読み始めたが、まさ正解、これはネタバレしていても映画はそのまま楽しめるはず、 作中に指摘がある通りオリエント急行殺人事件とエルキュール・ポアロに向けた愛あるパロディ作品、 おそらく狛江・稲城・日野付近と思われる城西地区を舞台に湯川ほかお馴染みのメンバーが登場するガリレオ・シリーズだが、湯川・内海・草薙それぞれ長く登場しない群像劇の趣が強い、 ミステリの体裁をとってはいるが語りたいのは世紀初頭のある町とそこに暮らす人々が醸す情緒だろう、 湯川が推理する必要があるトリック創出が難しくなっているために、そうとうに無理をした設定ではあるが、中盤に至れば誰でもおよそ後半と最後のどんでん返しも想定内であるにもかかわらず、全体の語り口の上手さからまったく飽きずに読了してしまった、 さてガリレオ・リターンズとなるのかどうか、 そうとうに思わせぶりで後を引かせるエンディングであった、 湯川は相変わらずインスタント・コーヒー好きだが、ウィスキーは上等なものを好むようだ、 登場するのはアードベグとキルホーマン、 いわゆるスモーキータイプを好むらしい、 私が苦手なタイプなのだが、湯川のように炭酸割りにしたほうがいいのかもしれない、 上記二種ともいまだ未飲なので涼しくなったら試すことにしたい、 | ||||
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伏線の回収をどうするか、予想しながら読むのは面白かった! | ||||
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来秋、映画化されることを知り、初めてガリレオシリーズを手にすることができました。 この作品は秀逸だと思った。笑シリーズのようなチャラさはほとんど無くて、円熟味がありました。科学の苦手な私には〝液体窒素″とか〝ヘリウムガス"のことが少しでもわかったのが良かったです。 テレビドラマでは湯川学は女刑事、内海薫に高ビーな感じがしていたけど本作ではコーヒーをいれてあげたり、人間が丸くなった感じでした。やはり4年間のアメリカ生活の結果? 1人の方が書いていたように、湯川先生と内海薫の対峙の場面だけ「薫」の記述になっていた。最初読んだときには気がつかなかったけど、(やはり東野作品は注意深く繊細に読んだほうがいいのかな)─これにはどんな意味があるんだろうか? 映画での内海薫役はネットでは、柴咲コウがいい、と多くの人が書いていたのでやはりやられるのですね。 | ||||
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