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沈黙のパレード
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沈黙のパレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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某有名推理小説とプロットが一部似てるけど お得意の社会派ミステリーと化学的トリックに 置き換えててどんでん返しもある ただそのどんでん返しも意外性とカタルシスは今ひとつで余計に感じる それと湯川教授と草薙や薫とのやり取りの軽妙さが少なくなった これは湯川が立場が変わって大人になり丸くなったとみていいけど 聖女の救済や禁断の魔術あたりのいい意味の刺々しさがなくなったのは ちょっと寂しいかなと感じたりもする | ||||
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個人的に1番好きな、東野圭吾作品は「新参者」です。 この作品はベスト10に入ると思いますが、殺しの動機ではなく、誰が犯人かという作品です。 私はなぜ人を殺さないといけなかったか?を推理する作品が好きです。 他の著作では「砂の器」が最高作だと思います。 | ||||
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評価ほどではないが、そこそこ楽しめた。 でも事件の真相の意表を突くことに懲りすぎて、留美の独白の雑さが目立つ。 | ||||
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まだちゃんと読んではいないのですが楽しみです | ||||
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映画を観て原作が気になり購入。 今回はちょっとドラマに寄せてますか? フレミングのポーズとか、草薙さんを親友と言ったり、ちょっと今までとキャラ違う印象。 容疑者Xを星五つとすると、三くらいでした、個人的には。 | ||||
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殺人犯には甘く善良な市民には徹底的に追い詰めるような警察と湯川には共感できなかった。あくまでも個人の感想です。 | ||||
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推理小説は、作り話(フィクション)の王道だから、どの様な物語の構成でも OKであるが、あまりにも偶然のパズルが多過ぎると、所詮、作り話と分かって いても、読み手は白けてしまうし、そりゃ~ないよね!と思ってしまう。 本作は、まさに、そんな感じです。 偶然と細々としたトリックの組み合わせであるが、私的にはイマイチ!でした。 | ||||
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突然ですが、定番の安定感ってありますよね。新奇性・新規性は今一つ感じられないけれど、確実に万人受けするもの。いわゆる鉄板。お土産ならばヨックモックや鳩サブレ―、和菓子ならばみたらし団子や信玄餅、ポテトチップスならばコンソメ味やうすしお味(すべて個人の好みです。すみません)。 で、ミステリの定番、というと、もう東野圭吾氏のガリレオシリーズはその筆頭格にあげられてもおかしくないのではと思います。犯人を攻めあぐねる警察(草薙・内海)、切れ者の探偵(湯川)、被害者やその周辺で起こるドラマ、そしてアッと驚く結末。典型というべきかマンネリというべきか。でもやはり面白いのです。 ・・・ 今回のテーマは自白です。犯人の特定はできているものの、その被疑者が黙秘を通し、結果不起訴処分になるというものです。同一被疑者による二つの事件での不起訴処分。その裏で当の被疑者は警察から賠償金をせしめ、他方で二つの被害者家族の破壊された家庭があるというコントラストです。 ここから先はぜひとも読んで味わってほしいのですが、予想しない展開で終わりました。これは一ひねりではなく、二ひねりくらいあります。そして本を閉じたときに、本作のタイトル『沈黙のパレード』の意味がようやく理解できました。 ・・・ 他方、何というか物足りなさ?を感じたのも確か。どうにも驚かない。いや、確かに予想はしないのですが、思いもよらない方法ではなく、種明かしをされれば、なるほどね・まあそうね、と納得できてしまうという風。ある意味これも”定番”の宿命なのやもしれませんが、ひねり・オチすら安定感のあるものに感じられてきた次第です。でもこの予定調和的なのが(どれだけ困難な状況でも最後は主人公が大団円へ導く)またいいのも確かではあります。わがままで申し訳ないのですが笑 ・・・ ちなみにですが、本作で草薙刑事は係長に、そして湯川は教授に昇進していました。ガリレオシリーズは1998年頃からですから、かれこれ20年続いたシリーズです。小説の中ではやや時間の歩みが遅い(15年くらい?)のですが、二人とも所帯持ちになっていないのが少し気になりました。これもまた時代なのかもしれませんね。 | ||||
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久しぶりに読書の時間を取りたいと思った時にまず目に入るのが東野圭吾の作品です。 タイトルに惹かれたので購入を決めました。 登場人物がそれぞれの場面で重要な役割を示しており、最後までスムーズかつサクサクと読み進めることができました。 最後の結末の箇所が想定とは違ったため、全体として無難にまとまった感じですが、オススメできる一冊かと考えています。 | ||||
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話の筋が読めすぎで少し物足りない。映像や映画になるのを見越してか、人物描写や背景などなど説明的文章が多すぎて、やや興醒める展開となっています。人気の求め続けられるシリーズものを書くのはやはり大変なんだろうな。と、もう少し東野圭吾先生らしい自由な作品を読みたいかな。 | ||||
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映画観た後読むと、少々あれっ?となるかも。 | ||||
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19年前の誘拐事件の被告(結果として無罪)と3年前の誘拐事件で現在遺体が発見された事件の被疑者とが"黙り込む男"の蓮沼という同一人物という設定のミステリ。決して自白しないので有罪にならないという、往時の自白頼りの捜査方法への皮肉を込めているのだろう。尚、湯川はアメリカ帰りで教授になっているという設定。蓮沼を犯人と思い込んでいる怨み骨髄の被害者遺族・(元)恋人・関係者が蓮沼に復讐するというのが骨子で、物語の流れからして、地元年中行事の"キクノ・ストーリー・パレード"を利用するらしい。 そして、実際に、"キクノ・ストーリー・パレード"の最中に知人のアパートへ居候している部屋で蓮沼の遺体が発見される。焦点はアリバイと殺害方法(ビニール袋を使ったヘリウムに依るものだと推測される)で、"パレード"の最中は通りが人込みで溢れていて、車が使えない(Nシステムにも映らない)という点がアリバイ崩しの障壁。しかし、逆に考えば、"パレード"の出し物の進行に沿って睡眠薬を飲ませ、そのままアパートへと運んだと考えれば一挙に解決すると思うのだが...。しかし、上述したアパートの部屋の所有者の増村が事件関係者という点は意外と言えば意外だが、安直な印象。実際の殺害方法が実は液体窒素だったという点も、「ヘリウムが凶器」と言い出したのは湯川なのだから、作者ではなく湯川がミス・リードしてどうするという印象。そして、殺害手段にしても私が予想した睡眠薬ではなく液体窒素だったという点が間違っていただけで概ね合っている点もお粗末。現在の事件で蓮沼が沈黙を貫いた理由をラストで明かしているが、最初の事件の残忍性との対比でコジツケとしか思えない。「沈黙」が菊野商店街にも掛かっている点には感心したが。 リーダビリティは良いし人間ドラマとしてはマズマズだが、ミステリとしては見るべき所の無い凡作だと思った。 | ||||
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最後のストーリーは余計だったかなと思います。 被害者の女性がなんか身勝手な‥。 曽村さんの存在は非常に痺れました。 映画が待ち遠しいです。 | ||||
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久しぶりのガリレオシリーズ良かったです。 | ||||
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今、電車に乗るとみんなスマホを見ていますね。 そんな中どうですか?おしゃれな装丁の小説を読んでいる人がいたら魅力的に見えませんか? 形から入ってたっていいじゃないですか。 今こそ本を手に取りコロナ禍を静かに過ごしましょうよ。 内容はまぁまぁですね。そこまで心揺さぶる場面は私はなかったですが、概ね楽しめました。 | ||||
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映画化の報道を見て思い立ち東野長編作品を初読み、 ハードカバー本はちょうど良い厚さで持ちやすく広げやすい、 一ページの文字分量もちょうど良く、読みやすい文体もあいまって一気に読める娯楽作、 映画を見てからにしようかとも考えたが、西谷監督がレギュラー主演陣そのままで演出するなら先に読んでも十分楽しめるだろうと思い読み始めたが、まさ正解、これはネタバレしていても映画はそのまま楽しめるはず、 作中に指摘がある通りオリエント急行殺人事件とエルキュール・ポアロに向けた愛あるパロディ作品、 おそらく狛江・稲城・日野付近と思われる城西地区を舞台に湯川ほかお馴染みのメンバーが登場するガリレオ・シリーズだが、湯川・内海・草薙それぞれ長く登場しない群像劇の趣が強い、 ミステリの体裁をとってはいるが語りたいのは世紀初頭のある町とそこに暮らす人々が醸す情緒だろう、 湯川が推理する必要があるトリック創出が難しくなっているために、そうとうに無理をした設定ではあるが、中盤に至れば誰でもおよそ後半と最後のどんでん返しも想定内であるにもかかわらず、全体の語り口の上手さからまったく飽きずに読了してしまった、 さてガリレオ・リターンズとなるのかどうか、 そうとうに思わせぶりで後を引かせるエンディングであった、 湯川は相変わらずインスタント・コーヒー好きだが、ウィスキーは上等なものを好むようだ、 登場するのはアードベグとキルホーマン、 いわゆるスモーキータイプを好むらしい、 私が苦手なタイプなのだが、湯川のように炭酸割りにしたほうがいいのかもしれない、 上記二種ともいまだ未飲なので涼しくなったら試すことにしたい、 | ||||
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終盤は映画化された前作よりも、越えようと無理やりどんでん返しを突っ込んだ感がありました。 まあ、それでも多少驚きはして面白かったので良いですが。 不満点は、湯川教授の扱いです。今作はかなり協力的なキャラになり、もう1人で事件を解決出来ちゃうよなと言う無敵感が残念でした。 もちろん、草薙等の助言があってこそですが。 次回作はもう割とシンプルでも良いんじゃないでしょうか。 | ||||
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面白かった。 シリーズなのに数年スパンで感覚が空くが、それでも湯川のキャラクターがぶれないところがいい。 逮捕されながら不起訴となった犯罪者の殺害計画が進み、計画とは違った形でそれが実行されてしまう。偶然町に滞在していた湯川が草薙と内海の依頼を受けて解決するわけだが、トリックを解明するまでに二転三転する推理の過程が楽しめる。 天才物理学者が次々と仮説を出し、どのように解明していくか、という点が見られるのはとても良かった。 最後には意外性のある犯人と、事件の全貌があらわになるのだが、なんとなく残念な終わり方だった。 というのも作中で天才歌姫と形容されてきた沙織の死の真相が描かれているが、歌をやめて子ども産むと宣言する沙織の言動は年齢相応の浅はかさがあり、悪い意味で驚かれた。少なくとも聴く者の心を震わせる天才少女のイメージとはかけ離れており、そもそもこの騒動はなんだったのだ、と思わせられる。 東野圭吾の作品はハズレが少なく、何を読んでも基本は面白い。しかし直木賞以降はかなり多忙なのか、正直クオリティが年々低下しているのも事実である。 本作は近年の作品の中ではいい方だと思うが、やはり容疑者Xと比べると見劣りする感は否めない。 | ||||
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トリックは良かったと思います。 犯人が黙秘権を使ったり、その犯人をこらしめるために色々とやったり、 って部分は面白かったです。 足りないと思ったのは、登場人物への感情移入です。 どの登場人物も普通すぎて読んでても他人事のようでした。 なみき屋の両親も、元カレも、音楽プロデューサーもその他も全てです。 自分とは全く関係のない事件を無感情で読んでる感じでした。 みんな自分の愛する人が殺されてしまったのに、結構普通でした。 もっと心に闇を抱えるべきだと思いました。 この作品は名探偵コナンみたいな作品だなと思いました。 小説として評価できる作品ではないです。 | ||||
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面白くなかったとは言いませんが、殺害方法等の詳細は別として、いかにも犯人と目されている人ではなく、ある人が事件に深く関わっているのでは?その結果、別のとある人も関わることになって、・・、でも最後にやっぱり、、との展開になって・・と、、序盤ですでにおおよその検討をつけた通りの展開でしたよ。。。 自分の推理力が優れていると言いたいのではなく、私ごとき人間が簡単に想定できる程度のプロットだということです。 私は外国の翻訳もの中心ですが、日本の作品の登場人物は何か画一的というか、悪人と善人の間が完全に乖離していて勧善懲悪?というか、、・・どうも何かピンとこないことが多いです。 謎解き以外に、登場人物の性格描写やその人生、社会背景等も含めて、入り込めるものが私は好きですね。 最近この作家さんの作品も面白くなくなったとのレビューもありますが、他の作家同様驚く程多作で、こんなに次から次へと本を出していたら、そりゃぁ、才能もしぼみますよね。 随分前に読んだ”容疑者Xの献身”は、文句なく面白かったですけどね。。。 | ||||
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