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沈黙のパレード



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【この小説が収録されている参考書籍】
沈黙のパレード
沈黙のパレード (文春文庫 ひ 13-13)

沈黙のパレードの評価: 4.10/5点 レビュー 253件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全253件 221~240 12/13ページ
No.33:
(4pt)

おもしろい。

非常に面白かった。
犯人が分かった後の部分もしっかりしていて読み応えがあった。
人物一人一人の描写も良かった。
ただ、今までのガリレオシリーズを超えることはなかったので星4つ。
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No.32:
(3pt)

自分的にはイマイチでした

うーん、なんか大絶賛のようですが、自分的にはイマイチでした。
要は、

———————————————
・沙織:「清らかで天使のような女性」でも何でもなく、ありがちな「恋愛事にハマると周りが全く見えなくなる&基本、ワガママ」な若いコでした

・沙織の彼氏:「誠実で真面目な好青年」かもしれんけど、高校生の女の子を口説いてやっちゃって妊娠させて。おまけに、そのコがメチャメチャ大切な時期にあるって知ってて、なのに結婚の話まで出しちゃう猛突直情タイプ
———————————————

この二人の身勝手な言動と行動が、大勢の人間の人生を狂わせたってことですよね。
ガリレオシリーズに思い入れが無い人が読むと、単なる「科学的トリックは大したことないし、えっらい後味悪いし」な話なんじゃないでしょうか。

湯川先生を始めとしたレギュラーたちは相変わらず良いキャラ揃いだし、黒い結末は嫌いじゃないのですが・・・満足度は今ひとつでした。
というわけで、星3つとさせていただきます。

それにしても、読み終えてみると、沙織が彼氏から初めてプレゼントをもらった時の「彼氏への物言い(デートの誘い方)」がすでに、「この子は清らかな天使ちゃんキャラじゃないよ」という伏線になってたような気がしないでもありません。
沙織があのまま結婚して子供を産んで、それで「育児が想像をはるかに超えた大変さで神経まいっちゃって、旦那の稼ぎも思ったより悪くて〜」みたいな展開になったら、沙織って「あのまま歌を続けてれば・・・結婚なんてしなきゃよかった!!」みたいなことを言い出しそうですよね 笑
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No.31:
(3pt)

(ネタバレあり)久々のガリレオシリーズに期待したが・・・

殺人をしても黙秘によって法で裁かれない犯人をずば抜けた推理で逮捕までこぎつけるストーリーにして欲しかった。法で裁かれない犯人を法に代わって殺した街の人々の犯罪を湯川が暴くというストーリーなのだが、本当に自分(湯川)が「私は警察関係者じゃない」というなら、わざわざ暴く必要はないのでは?また、容疑者Xの献身の時の失敗を語っているが、結局は同じことをしている。湯川の自己満足?また、定食屋の娘が倒れた時に生きていたか死んでいたか、娘を連れ去った犯人が殺したのかどうかは甚だ疑わしく、頭に付けていたバレッタだけでは説得力に乏しい。素人の犯罪を暴くのではなく、天才的な犯罪者とのスリリングな対決といった推理小説を期待したい。
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No.30:
(5pt)

ノリノリなガリレオ先生!いつになくやる気です(笑)

さすが、ガリレオ先生!今回はかなり、乗り気な湯川。それに、6年ぶりなので流行りの物が出で来る出てくる。新たに内海薫なる女性刑事が活躍するのも時代を反映してます。本嫌いな私が唯一、読んでいるガリレオシリーズ。懐かしのあの名作の一部も出てきます。3日で読みました。
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No.29:
(4pt)

面白かったですよ

過去の作品の方がよかったという人がいるが、本作品をけなすほど過去の作品はすばらしかったですか。作者が誰かを気にすることなく読むとけっこう面白いですよ。
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No.28:
(4pt)

円熟という進化。

久々のガリレオシリーズ。
帯から出オチというか、犯人像は想定されていましたね。
そこに至るまでの経緯の説明から、「復讐」に至るまでの、「犯人達」の動きが描かれます。
しばらく読み進めて、なんとなくまったりした印象を受け、「これは東野圭吾作品のあかんやつ系やろうか・・」とひやっとしかけていました。

しかしそうではありませんでした。

シリーズ初期は、トリッキーを前面に押し出し、テンポよく話が進行する、良い意味でとんがった作品だった。
そして、本作では、科学トリックというコンセプトはそのままに、複雑に絡む人間模様や人情味をじっくりと描かれていました。
登場人物達をとりまく状況も変化しており、時間が流れていることを感じさせてくれますね。

まさか我らが湯川先生が、夜な夜な町の定食屋に通い、常連客と相席飲みを楽しむなんて、誰が想像したでしょうか笑
何より印象的だったのは、最後の謎を解き明かしに動いた時の、湯川先生の言葉でした。
天才科学者も、これまでの経験をへて、変わって行くんですね。

しかし蓮沼という男が、心底からクズでしたね・・・・やってしまいたい!やってしまえ!と、心から思うクズ。

蓮沼が生み出した悲劇に巻き込まれた「普通の人たち」が、愛や、哀しみや、弱さや、それでも善き人であろうとする葛藤など、さまざまな想いを抱く、群像劇が描かれていました。
結果、何度もどんでん返しが起こり、人の心そのままに、シンプルではない結末に至る・・・

物語、キャラ共に、まろやかさが加わった作品でした。

東野先生の一言で「再始動」と銘打たれた本作品は、「ちょっぴり味わい深くなったガリレオ探偵シリーズ」として、意図されて進化した一作なのだと思いました。
今後の、いぶし銀なガリレオ探偵に期待します。
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No.27:
(4pt)

なんか湯川変わった

湯川先生変わった感じがわかる作品です。

さすが東野って思わせる感じではなかったけど湯川先生のなんとなく人情味が感じられる作品です。
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No.26:
(1pt)

エンタメ界の福山雅治も、ピークは過ぎた

俺は東野作品は全部読んでて、勝手にエンタメ界の福山雅治と呼んでいるんだけど、還暦のオジサンが書くレベルの作品じゃないよ。20、30代の意気の良い作家レベルで、山ほどいるじゃん?この程度の小説書ける連中。
こないだ吉川英治文学賞取った「祈り」再読した時、これ以上のモノは書けないだろうと記したが、まさにドンピシャ。直木賞選考委員で、一通りの文学賞を取った作家なら、もっと、刺さるもん書かないと、1800円なんて、高過ぎる。
まして、帯の「前人未到の傑作」なんて、笑えるよ。別に読者が驚愕するどんでん返しがあるわけでもなく、元々、俺が1番感化される叙情的な感覚がない作家だから。単なる暇潰しのエンタメ作品。

彼の最高傑作は「白夜行」であり、星5つ付けた祈りで完全にピーク過ぎた、まさにワンパターンの福山雅治だよ。映画化なんて、あり得ない。

残念ながら、長い間、エンタメ界のトップを走ってきた彼も、賞味期限がきたと言う事。ファンだから辛口ではなく、リアルな感想。明日にでもブックオフに売りに行く。何故なら、再読する内容じゃないから。
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No.25:
(4pt)

面白い

ガリレオシリーズ、久しぶりの一冊にして長編。
やはりこのシリーズは長編の方が面白いです。
とある事件の容疑者が黙秘権を行使し、沈黙することで無罪を勝ちとったことから、
この悲劇の物語が始まることになります。
ただでは終わらない結び。少しだけ救われました。
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No.24:
(5pt)

東野作品、久々の快作、大傑作!

東野作品、全部読んでます。このところ、余りの多作ぶりからか好不調の波が激しかったのですが、本作は当たりですね。しかも「大」の付く。ガリレオシリーズでは名作『容疑者Xの献身』以来ではないでしょうか。

 秀逸なのは二転三転するオチ。「最初から展開が読める」とくちさがない批判を浴びせる人も、今回ばかりはタイトル通り「沈黙」ではないでしょうか。お見事というしかありません。

 本作の唯一の欠点は、物語を引っ張るはずの悪役が途中で・・・・。おっと、ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、そこを差し引いても本作は読むに値する、本年国内ミステリーの収穫だと思います。
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No.23:
(3pt)

面白かった、けれども(※ネタバレあり)

久々の湯川先生。やはりこのシリーズの東野圭吾は強い。キャラがしっかりしてるので読んでいて安心感があります。「例のポーズ」の時には、バックにドラマの効果音が流れました(笑)
最後にどんでん返しがあるのは「献身」の雰囲気がありますが、私はどうしても佐織さんの人となりに納得がいきません。誰に対しても親切で明るく、人気者だった佐織さん。そんな子が、恋をしていたからといってお世話になっている恩師にあんなことを言うでしょうか。ニュアンスとしてはわかりますが、あんな風に挑戦的な物言いをするのか?という一点については首を傾げざるを得ません。
とはいえ、久しぶりに湯川先生に会えて嬉しかったです。ぜひ、腕が鈍らないうちに短編でいいのでガリレオシリーズを長く続けて欲しいです。
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No.22:
(3pt)

字が小さすぎ

まだ半ほどだが、本の大切さもわかるが、そろそろデジタル化にして欲しい。特に筆者は本が多い。とても字が小さく、読みたくても読めない。デジタルだとどんなに楽か。分かって欲しい
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No.21:
(5pt)

334ページ以降は頁を捲るのも忘れる位惹き込まれた!!

東野圭吾さんの作品は全て読んでいるが、仮に私が遺族の立場だったらどう考えるのだろう?どう行動しただろうか?
悲しみと激しい苛立ちの両方の感情に揺らめきながら一気読みした。さまよう刃以来の感情移入が強い作品で間違い無く東野作品のトップ15に入る傑作だと思う。
この作品とさまよう刃は司法関係の方々にも是非一読して欲しい内容だと思った。
特に334ページからは紙を捲るのも忘れる位内容に惹き込まれ喉が乾いた。
湯川が早々と全体像を見切っているのには少し違和感も感じたが、それにしても東野圭吾さんは本当に凄い!
このレビューを見てこれから購入を考えている未読者の方々が私は羨ましくてしょうが無い。
何故かって?
334ページからの怒涛の東野ワールドを堪能出来るからだ・・・
1つ私から忠告しておこう。334ページからはスマホの電源はオフは勿論の事、宅電のコードも引き抜いて読んだ方が良い。
邪魔者に邪魔されず一気読みをオススメする、著者の必読の力作!!
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No.20:
(5pt)

「容疑者x」に匹敵するインパクト

久方ぶりに、「ガリレオ」湯川学が登場。シリーズ史上最も下衆な人間が登場し、ドス黒い悪に対して何もできないのかという無力感を読み手の我々も強く感じる中、その事件は起こる。

名作「容疑者xの献身」と同じく、読み手は薄々誰が犯人なのかは分かった上でストーリーは展開されるが、ここで断言します。驚愕の真相には決して、到底、届かない。終盤の真相究明で、度肝を抜かれること請け合い。

シリーズファンなら必読の良作です。
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No.19:
(5pt)

新たな湯川に出会える!

待望のガリレオ長編!ネタバレになるので詳細は記載しませんが、湯川は、アメリカから帰り、帝都大学の教授になっています。一番の違いは、湯川のキャラが、少し変化しています。また、一文に容疑者Xの献身について話しています。意外な展開に驚きますが、最後まで読まないとこの謎は説けない。
実に面白い(笑)
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No.18:
(3pt)

楽しみにしていたが

満を持してガリレオ再始動とあって、かなりハードル上がってたことは事実だが、
東野さんお得意の犯人の悲しき事情みたいのが弱いな~。
同じガリレオシリーズだったら「真夏の方程式」のほうが入りこめたし
複雑に絡んでて良かった。
「祈りの幕が下りるとき」や「麒麟の翼」のほうが
個人的には評価が高いです。
真犯人(二転三転しますが、湯川の推測する最後に手を下した者)の
人物描写が弱く、もっと救いようの無い悪党に描いて欲しかった。
また、過去の事件について何も救いが無いのが残念。

映像化を見越してか、
湯川がギターを弾くシーンがあるが
あざとい感じ・・・。
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No.17:
(4pt)

堪能しました!

やはり東野作品は、読みごたえが他の作家さんの作品に比べ桁違いに高い。きっとあっと驚く結末がくるに違いない、とワクワクしながら読みました。
 タイトルから頭に浮かんだのは『オリエント急行殺人事件』で、作中の湯川の動きから連想したのは『カーテン』でした。
 『容疑者Xの献身』で湯川が味わったであろう苦い思いをそそぐかのようなラストでした。ただ、そこへもっていくために途中曖昧なままスルーしているような箇所がいくつかあり、どうするのかな?ともやもやしたところもありました。もちろんそれらは最後にはすべて説明されているわけですが。
 『X』では石神の人間像が掘りさげられていて、それが作品の素晴らしさとなっていたのですが、『沈黙のパレード』では「真犯人」のキャラがいまひとつ物足りなく思いました。「最低最悪の人間」というだけではどこがどう最低なのかいまひとつつかみどころがなかったと感じました。
 『○倣犯』では被害者遺族の豆腐屋さんが廃業に追い込まれていますが、『沈黙・・・』では遺族は営業再開し、日常を取り戻していくさまが描かれています。読後感はいいのですが、いまひとつインパクトに欠けるとも思いました。
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No.16:
(5pt)

これは、ここ数年で一番良いかも

私は、東野作品は全て読んでいますが、レビューを書かざるを得ない気持ちになりました。
それくらいいいです。
ここ数年は勿論、今までの傑作群の中の一つに数えられる作品だと感じます。
買って損はしない出来だと考えます。
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No.15:
(5pt)

やはりガリレオシリーズは面白い!

二日で読み終えました。
ネタバレは避けますが、最後の「真犯人」にはビックリです。あ!この人だったの?ってw

でもとても清々しい終わり方をしましたし、映画化も、期待しています。

他の方々もレビューで言っていますが湯川教授の神がかった推理は必見だと思います。

ぜひ読んでほしい本ですね。
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No.14:
(4pt)

感動できるが粗も多い。

ガリレオ長篇4作目。
面白さとしては、容疑者>聖女>真夏=沈黙(今作)、という感じ。
最初の2作は文句なく名作で10回ぐらい読み返しているが、真夏と沈黙に、そこまでのクオリティーは残念ながらない。
結論から言うと、仇討の為に関係者が協力し合って目的を達成させる、という設定は感動的だが、共犯者が多すぎてリアリティーも無くなっている。また、事件の真相も、筋は通っているが「偶然」過ぎるので、そこも厳しい。
何度か読み返している内に矛盾点が出るのは仕方がないけど、初見で違和感がある完成度。
これは作者の力量、というより設定が無理筋なんだと思う。感動を優先させ、共犯者の関係や、事件当日に居合わせた被害者や犯人らの「偶然性」には腑に落ちる説明がない。たまたま、たまたま、たまたま・・。
犯行計画にしても、やはり被害者が街の人気者なのはわかるが、凶器運搬に手を貸した商店街の関係者が警察に黙秘するのは、流石に不自然じゃね? 「沈黙は罪ですか?」とか言ってるけど、犯人隠匿は罪だし、草薙が引き下がるのも不自然。
作品の根幹部分を否定する気はないけど、やはりパレードを絡めた凶器リレーは、絵面として面白いけど、犯人目線でもリスキーだと思う。殺害の目的を告げずに協力してもらうのも、かなり関係の薄い人物にまでアリバイ工作を頼んでおり、迷惑かけすぎだし、そもそも町内の人間を信用し過ぎ。
あと、共犯者の一人に、いつでも被害者を殺せた人物がいるのだが、殺害を思いとどまらせた理由も弱いと思う。一つ一つの粗は許容範囲だけど、全体的に綻びが多い作品だと思う。
星4つなのにボロカスに書いたけど、やはり作品後半は涙腺壊れていたので、その辺のテクニックは感心する。世の中の推理小説の水準と比較すれば、文句ない名作。ただ推理作家の第一人者として評価すると、旬は過ぎたと思う。
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