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沈黙のパレード
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沈黙のパレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 201~220 11/13ページ
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私は容疑者Xの献身は好きですが、読後感が悪いです。この沈黙のパレードも、同じような読後感の悪さです。真夏の方程式でも真実を貫くようならまだしも、そこでは見逃してやっているのに、なんで部外者がここまで追い詰めるかな~~と。ラストの前でやめておけばよいのに。 | ||||
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やけに高評価なレビューが目立つが東野圭吾のハードルは今そんなに低いのか? 初めて触れた秘密に衝撃を受け全ての作品を読んでるけどま2014年以降の作品は正直パッとしない…もちろん他の作家の作品なら凄いと思えるレベルの物もあるけれど此方の欲求が大きすぎるんでしょうね。 色々と工夫を凝らした努力は認めるがストーリーテラー東野圭吾にそんな事は求めてないんだよな… | ||||
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これほどまでに気合いの入りまくった 東野作品はちょっとないんじゃないでしょうか。 巨匠が本気を出しました。 今までの本も(すごいヤツは)すごかったですけれど、 「沈黙のパレード」は、それらの3倍から4倍、 手間ひまがかかっているように思われます。 凄い人ですね。脱帽です。 文句なしの星5つ! | ||||
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最後の展開が個人的にはややスッキリできない! | ||||
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『探偵ガリレオ』の刊行から二十年、本作はシリーズ第九作目になります。 以前より角が取れて、いささか丸くなった雰囲気を醸し出す湯川先生。 アメリカ帰りの疲れも見せず今回も見事な推理で問題を解決してくれました。 毎回トリックには?な事が多いけれど今回は化学が苦手な自分でも解りやすかった事もあり斜め読みせずに読了。 タイトルにもなっている「沈黙」がキーワード。 誰かを思っての沈黙、守るための沈黙、相手を陥れる為の沈黙。出来る事なら良い使い方をしたい物だ。 ラストに向かい二転三転する様は単調に終わらず良いスパイスになっていた | ||||
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最近の東野圭吾作は当たりはずれがあったが、これは面白かった!! 東野圭吾最高!!と言える内容 彼の作品のいい所は何よりも読みやすい所 元エンジニアか、構成がうまい!! 残りのページの厚みを見ながら、どういう風にどんでん返ししていくのか、楽しみにしている。 最後、こうきたかって感じでした!! | ||||
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湯川先生が円熟期を迎え、 相変わらず鋭い推理力を展開しますから、 そこを楽しみたい人には、もちろんおススメの作品です。 ただし、 東野作品トータルの中では、甘くて星3つ、期待が高かった人だと2つかも。 宣伝文句の「前人未踏」は忘れて楽しみましょう。 予想通りの復讐劇に参加する各キャラの扱いが、やや機械的だし、 予想外の展開部分は、どうも説得力が不足しているようです。 「前人未踏の傑作」を期待する人にはおススメしません。 | ||||
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憎々しい、本当に許すことなんてできない犯人。なんとか逮捕したい警察、殺したい気持ちがおさまらない被害者遺族、絶対に逮捕されないとたかをくくる犯人。様々な思いが交錯し、最後には思いもよらない所に落とし所がある。最後まで本当に楽しめる良書でした。 | ||||
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一般的に、東野さんの物語が好きですが、これは彼のベスト10に入ると思います。読む前に、湯川先生が出ていることがわかりましたので、面白い科学を予想していましたが、確かにそれがあります。しかし、それよりもこの本に出てくるガリレオ先生の観察能力はすごいもので、それが予想しにくい展開と繋がっています。 ミステリーとしてもよいし、いろいろな面白い登場人物が出ています。そして、とても悲しい内容がありますが、総合的に悲劇だとは思いません。なぜなら、このストーリーには人間の恐ろしさだけでなく優しさも見えるからです。そのおかげで、読み終えると、おそらく普通の読者は、暗くはならないし、何よりも東野さんの次の物語を読みたくなるでしょう。 | ||||
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不幸の連鎖、すれ違いの連鎖…。結末は何とも悲しすぎた。人間、嘘は誰でもつくものだ。小さい嘘、人のためを思ってつく嘘、保身のための嘘…。「嘘の上塗り」という言葉があるが、それはやがて関係のない者までを巻き込んでしまう。そして、その人の人生をも変えてしまう。 何か同じ目標や目的に向かって一致団結して取り組んでいくといったことは仕事にしろ趣味にしろいろいろあるだろう。さまざまな人が例えば何かのプロジェクトで協力し合い、力を合わせて問題を解決したり、乗り越えたりしていく。試行錯誤しながらも、やがてすべてのことを成し遂げ、それを「成功」という形で収めるのだ。しかしこの話はどうだろう。タイトルの「沈黙のパレード」を意味するものは何なのか。 この本の舞台である東京都の菊野という町の菊野商店街。ここで毎年行われている仮装パレード。町を上げての観光の目玉でもある。華やかなパレードに向け、出場者たちは本番に向け意気込んでいる。その裏でこの本の人物たちはそれぞれが復讐の名の下に着々と用意周到に作戦を実行していく。それぞれの歯車が見事にかみ合い1つの目的を成し遂げるのだ。その内容や結果がどうであれ。 「沈黙」、それぞれの人物が秘密をかかえながら行っていく行為は動いている歯車のようだが実は違う。犯人の黙秘、復讐を遂げようとする人たちの中にある複雑な感情、本当の気持ちを言い出せなかった佐織、最後の最後打ち明けるまで沈黙を続けた人物。それぞれがパレードの中の登場人物となって沈黙のパレードを練り歩いているようだ。 湯川の今まで以上の推理力、そして(アメリカ帰りだからなのか?)どこか少し柔らかく人情味のある温かい雰囲気。しかし冷静沈着な様子で揺るぎない姿勢。湯川だけは「沈黙」ではなかった。この行動がキーとなる人物を揺り動かし、事件への真相へと繋がっていった。 映画になったら「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」のように悲壮感が漂いながらも暗い映画になりそうだ。 | ||||
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ガリレオシリーズ最新作。このシリーズ、ドラマや映画はほとんど見たのですが小説はこの本が初めてです。映画のキャストさんの顔をイメージしながら読んだので凄く楽しかったしジーンとしました。ガリレオ、再始動!って帯に書いてある通り、このシリーズ一度終わってるんですね。早速、「ガリレオ シーズン1」読まなくては(^^; | ||||
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いやー面白かった! ※作品のレビューは以上です。ここからはただのガリレオオタクの話になります。 2007年に始まったドラマ「ガリレオ」(もうそんな前!!)。福山雅治さんが演じた湯川先生がブームになりましたね。僕もハマってみてました。いや、ハマったなんてもんじゃないですね。もう夢中でした。原作もこのときに読み始めました。 以来、ここまでこのシリーズの新刊が出るたびに欠かさず読んできました。 作品の中で繰り広げられる場面は、もう完全に湯川=福山さんで台詞をしゃべってました。こういうガリレオファンはきっとたくさんいるはず。 もうガリレオといえば福山雅治!というイメージが完全に出来上がってしまっていますよね。 さて、そんなイメージにとらわれてしまったのは、実はぼくら読者だけではありませんでした。そう。原作者の東野圭吾先生でさえも。笑 「福山さんのイメージになってしまう」と何かでおっしゃっているのを見たのか聞いたのかした覚えがあります。 なんなら作中で(「聖女の救済」だったかな?)、内海がiPodで福山雅治の曲を聴いているみたいなシーンまでいれちゃったり。 読んでるこっちもまぁ、新作が出るたびに「福山感」を探していました。たしかに。でも、ドラマのように「実に面白い」とか「フレミングの手のポーズ」とかはしてなかったわけですよ。原作湯川は。 で今回の「沈黙のパレード」。 完全にドラマに寄せてるだろッ!わざとやってるだろッ! みたいなシーンがいくつかあります。 ちょっとネタバレになっちゃいますが、、、、 さすがに数式を書きなぐるシーンはないけれど、「実に面白い」言うわ「フレミングの手のポーズ」するわ、なんならギターまで弾いてしまう始末。ギターですよ。それはもう“福山雅治のためのシーン”ですよ東野さん。 湯川と薫のやりとりも、“ドラマ寄り”というか、ちょっとくだけた口調の薫になったりとかしてて、笑っちゃうようなやりとりとか。 これはもう東野先生側からの「ガリレオまたやんなよ」っていうサインじゃないかと感じざるを得ません。笑 でこれは僕の勝手な妄想ですが、この「沈黙のパレード」は映画よりドラマがいいんじゃなかな。 前後編で二夜連続のスペシャルドラマにするとか。 で、「禁断の魔術」を映画で、みたいな。 もう福山ガリレオはやらないんじゃないかなって思ってましたけど、これを読んだらまた見たくなったし、またやるなって確信しました。東野先生もなんとなくそれを望んでるんじゃないかなって。 次映像化されるなら、やっぱり内海薫=柴咲コウさんにまた出て欲しいですね。 2013年の第2シリーズ第1話にて、オクラホマに旅立つ薫に、餞別と称しケースに入ったゲルマニウムの塊をドヤ顔で渡し、 「その結晶構造はダイヤモンド構造だぞ?」 というアレ。アレはプロポーズだったのかどうか。あれから二人はどうなったのか。それがずっと気になっているから、そこを描いて欲しい・・・笑 | ||||
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久々のガリレオシリーズだったので即読みました。以前は全く気にならなかったのですが、今作品は、湯川氏の上から目線の話し方に辟易しました。多分私の現在の上司を彷彿させるからでしょう。ストーリー以前に、彼には敬語を使わせてあげてください、東野先生、お願いします。 | ||||
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久しぶりのガリレオ先生。 心が痛む、事件の推理。 一体誰の味方になってこの本を読み続けたらいいのだろう、って思いながら、物語後半に吸い込まれて行く。 ガラッと変わり行くストーリーは、読んだことのない世界みたいに思える。 | ||||
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ガリレオ先生のファンです。 久々に単行本を買いました。 読後感がすっきり爽やかです。 | ||||
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ガリレオ・シリーズは面白い。トリックや犯行現場の斬新さはもう一捻り欲しいと言ったところだったが、登場人物たちの人間模様が、たんなる謎解きものの遥か上を行く愛憎劇へと仕上げていることに、東野氏の情緒を感じる。 作中にも出てきたが、氏の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』に触れる場面や、A・クリスティーの名作をオマージュしているかのような構成なだ、読み応え満載だ。 | ||||
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今作には対照的な沈黙する人物が登場します。 この両者(複数)は全くの対極にありますがある意味においては 実に人間らしいと感じました。 但し非現実的だと思う部分もありました。 又、読み進めていくうちに「容疑者Xの献身」や 先日購入した「ブルータスの心臓」を思い出しました。 最終盤、要注目です。 | ||||
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東野圭吾独特の2つの事件と過去が渦巻く内容でした。 一人の少女のために様々な人間が関わり、事件に関心を寄せる。 しかし、隠し事から事件は思わぬ展開に進むところが面白かったです。 | ||||
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面白かったです。一気に読めてしまう話の展開作りはさすがです。二転三転は当たり前、今回は人間性に少し変化があった?湯川先生の立ち振る舞いが相変わらず楽しいです。 中盤までは被害者家族やその仲間たちに対する感情移入が働くのか、草薙や内海のその方々への接し方が気になりました。イライラというかハラハラというか。特に内海の取り調べ方、詰問ぶりというか、追い詰め方が冷徹だなぁと。こんな感じの刑事だったっけ(笑)それとも刑事として成長したのか。 あと、湯川と内海の対峙場面だけ、内海を「薫」として文中で表現してましたね。これは二人を特別な関係に見させる為なのか、これもまた気になりました。 個人的にはガリレオシリーズとしてはXの献身を完璧支持し最高作と思っています。面白かったけれど、本作も真夏の方程式もそれには及ばないなというのが正直な感想です。 もう一つ言うなれば、なんとなく映像化を見据えた作り方のような気も読後にしました。もちろん映像化は映像化で楽しみですが。 | ||||
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将来を期待されていた女性歌手が行方不明になった。 数年後、全焼した廃屋で白骨死体として発見される。 犯人と目される男は、徹底した黙秘の果てに無罪になってしまう。 納得のいかない関係者たちは、自分たちで裁こうとする。 帰ってきたガリレオの推理譚だ。科学者らしい論理が冴えわたる。 推理小説としての魅力は充分だが、欠点も多い。 黙秘を続ければ釈放されるというが、日本の司法機関はそこまで甘いだろうか。 蓮沼というエキセントリックな殺人鬼の存在が作品のコアとなっているが、 そのわりにキャラが薄く、説得力に乏しい。 後半の逆転劇には驚かされた。それ以上に意外だったのは、ある人物の意思表明だ。 当事者と周囲の認識がずれるのは、ざらにあることだ。この部分はさすが東野だ。 結末には首をひねる。こんな重要なことが終盤数ページで明かされるのは、バランスが悪すぎるだろう。 | ||||
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