■スポンサードリンク
沈黙のパレード
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
沈黙のパレードの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全258件 241~258 13/13ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 満を持してガリレオ再始動とあって、かなりハードル上がってたことは事実だが、 東野さんお得意の犯人の悲しき事情みたいのが弱いな~。 同じガリレオシリーズだったら「真夏の方程式」のほうが入りこめたし 複雑に絡んでて良かった。 「祈りの幕が下りるとき」や「麒麟の翼」のほうが 個人的には評価が高いです。 真犯人(二転三転しますが、湯川の推測する最後に手を下した者)の 人物描写が弱く、もっと救いようの無い悪党に描いて欲しかった。 また、過去の事件について何も救いが無いのが残念。 映像化を見越してか、 湯川がギターを弾くシーンがあるが あざとい感じ・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| やはり東野作品は、読みごたえが他の作家さんの作品に比べ桁違いに高い。きっとあっと驚く結末がくるに違いない、とワクワクしながら読みました。 タイトルから頭に浮かんだのは『オリエント急行殺人事件』で、作中の湯川の動きから連想したのは『カーテン』でした。 『容疑者Xの献身』で湯川が味わったであろう苦い思いをすすぐかのようなラストでした。ただ、そこへもっていくために途中曖昧なままスルーしているような箇所がいくつかあり、どうするのかな?ともやもやしたところもありました。もちろんそれらは最後にはすべて説明されているわけですが。 『X』では石神の人間像が掘りさげられていて、それが作品の素晴らしさとなっていたのですが、『沈黙のパレード』では「真犯人」のキャラがいまひとつ物足りなく思いました。「最低最悪の人間」というだけではどこがどう最低なのかつかみどころがなかったと感じました。 『○倣犯』では被害者遺族の豆腐屋さんが廃業に追い込まれていますが、『沈黙・・・』では遺族は営業再開し、日常を取り戻していくさまが描かれています。読後感はいいのですが、いまひとつインパクトに欠けるとも思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 私は、東野作品は全て読んでいますが、レビューを書かざるを得ない気持ちになりました。 それくらいいいです。 ここ数年は勿論、今までの傑作群の中の一つに数えられる作品だと感じます。 買って損はしない出来だと考えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 二日で読み終えました。 ネタバレは避けますが、最後の「真犯人」にはビックリです。あ!この人だったの?ってw でもとても清々しい終わり方をしましたし、映画化も、期待しています。 他の方々もレビューで言っていますが湯川教授の神がかった推理は必見だと思います。 ぜひ読んでほしい本ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ガリレオ長篇4作目。 面白さとしては、容疑者>聖女>真夏=沈黙(今作)、という感じ。 最初の2作は文句なく名作で10回ぐらい読み返しているが、真夏と沈黙に、そこまでのクオリティーは残念ながらない。 結論から言うと、仇討の為に関係者が協力し合って目的を達成させる、という設定は感動的だが、共犯者が多すぎてリアリティーも無くなっている。また、事件の真相も、筋は通っているが「偶然」過ぎるので、そこも厳しい。 何度か読み返している内に矛盾点が出るのは仕方がないけど、初見で違和感がある完成度。 これは作者の力量、というより設定が無理筋なんだと思う。感動を優先させ、共犯者の関係や、事件当日に居合わせた被害者や犯人らの「偶然性」には腑に落ちる説明がない。たまたま、たまたま、たまたま・・。 犯行計画にしても、やはり被害者が街の人気者なのはわかるが、凶器運搬に手を貸した商店街の関係者が警察に黙秘するのは、流石に不自然じゃね? 「沈黙は罪ですか?」とか言ってるけど、犯人隠匿は罪だし、草薙が引き下がるのも不自然。 作品の根幹部分を否定する気はないけど、やはりパレードを絡めた凶器リレーは、絵面として面白いけど、犯人目線でもリスキーだと思う。殺害の目的を告げずに協力してもらうのも、かなり関係の薄い人物にまでアリバイ工作を頼んでおり、迷惑かけすぎだし、そもそも町内の人間を信用し過ぎ。 あと、共犯者の一人に、いつでも容疑者を殺せた人物がいるのだが、殺害を思いとどまらせた理由も弱いと思う。一つ一つの粗は許容範囲だけど、全体的に綻びが多い作品だと思う。 星4つなのにボロカスに書いたけど、やはり作品後半は涙腺壊れていたので、その辺のテクニックは感心する。世の中の推理小説の水準と比較すれば、文句ない名作。ただ推理作家の第一人者として評価すると、旬は過ぎたと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 作者のは全て読んでいます。でも最近のは凝り過ぎ(複雑)の感がします。もう少し以前の様に「クスッ」と笑える一幕があってもいいかなーと感じました。結局最後は湯川教授が判明して終わりました。刑事はどうしたのか…内海刑事のお色気はみじんも無いですね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 久々のガリレオシリーズ、メッチャ面白かったです。ネタばれになるのであまりかけませんが、湯川と草薙、そして内海薫は素晴らしい仕事仲間です。湯川先生は科捜研より良い仕事してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| レビューを書いている東野先生ファンからも、本気の東野さんはやっぱり凄いとか、久しぶりの傑作という賛辞が送られていますが、同感も同感!はっきり言ってそれ以上です! ここまで素晴らしい作品を今、読めたことに感謝したい気持ちでいっぱいです。 読み終えてすぐですから、かなり興奮状態でレビューを書いていますが、こんな素晴らしい作品を一人でも多くの人に味わってもらいたい気持ちを抑えることができません。 一読者の分際で偉そうなことを言わせてもらえば、東野先生の現段階での最高傑作、これ以上の作品は今後書けないのではないかと思うほどの究極の作品でした。 トリックの精密さに加えて、人の心の奥深さ、憎しみ、哀しみ、………苦しみを抱えながら生きていくことの切なさ、尊さが行間からひしひしと伝わってくる人間ドラマの重厚さ。 今まで、たくさんの小説を読んできたが、読後にこれほど興奮する作品は初めてと言っても過言ではない。 帯の文章で、「これは面白いに違いない」と確信し、読み進むにつれて、帯に偽りなし、否それ以上だと感じ始めたら、もう頁をめくる手が止まらなかった。 幾重にも張り巡らされた伏線は、作品の半分ぐらいまでは、東野ワールドを知っている者にすると、いささか先が読みやすく、今回は人間ドラマ重視かと思わせる。 ところが、後半に入ると伏線が見事に覆されたり、新たな事実が判明して「そうきたか!」と感嘆させられ、クライマックスに向かっては、凄いの一言で一気読み! そして、多少はネタバレになるかも知れないが、ここからがさらに圧巻! 380頁あたりで事件は無事に解決したと思わされた。 それにしては、エピローグが50頁もあるのは少し長いなあと疑問を持ちながらも読み進めると、何と、そこからまた二転三転のどんでん返しがあるではないか! もう、やられました、降参です状態。 どこかのグルメレポーターなら、きっと 「伏線とどんでん返しが幾重にも幾重にも積み重ねられたうえに、人間ドラマの奥深さが散りばめられたこの作品は、まるでミステリーのミルフィーユやあ~」と言ったに違いありません。 今読み終えたばかりですが、ストーリーを追うことで急いで読んだので、これからまた再度読みます。 東野圭吾先生、素晴らしい感動体験をありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なんのひねりもない、東野圭吾って感じの小説。 ガリレオシリーズいつものパターン。なので読んでるうちに大体話の流れが分かってしまう。なにもかも分かるわけじゃないけど、犯人当てとかトリックものじゃないので流れがわかった時点でもう楽しさ半減。 というより、今作は最初っから最後まで一切感情の起伏がなく読み終えてしまった。ここ何年かの東野圭吾作品はあまり好きじゃなく、特にくそつまらんと思った「虚ろな十字架」の方がまだキャラクタに腹が立ったり同情したりして物語に沿うことができた。 今回はただ文字を追っただけという感じでまったく面白くなかった。 犯人こいつですよ、からの実はこうでした、じーんとしたでしょ? みたいな流れの話しか書けなくなったのか? パターンすぎてつまらん。 昔すごく好きだっただけに、腹が立ってくる。 あと、みんなが犯罪行為に協力するのがちょっと信じられない。命に関わるかも、と知らなくてもなんかやばそう、とは思うだろう。なのに手伝うってどういうことよ。魂胆がある人は別だけど。 レイクサイドみたいに納得できる理由が欲しかった。 文章は相変わらず分かりやすく、文学的表現もほとんどないので万人にとって読みやすい、受けいれやすいものだと思う。 説得力、合理的、論理的、のような単語が頻発したことは気になった。 唯一、登場人物の階級や環境が変化していたところが感慨深いと言えなくもない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾作品、且つガリレオシリーズということで発売日に購入しました。湯川教授がロジックで攻めているが、最後は救済することを目的に動いており、殺人を題材にしていますが読了後は苦々しい気持ちではなくちょっとした幸福感に包まれます。湯川教授をかっこよく描き過ぎてるかも⁈ また、人それぞれ正義は違うということを改めて考えさせられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 二転三転。本当に面白い。実写版の福山雅治と柴咲コウが目に浮かぶ。 東野圭吾作品は、読み易く素直に頭に入って来て、気がつくと一気読みしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾らしさ全開。読みやすく、後味すっきり | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| やっぱりガリレオ湯川は長編が良い。 「容疑者X」「聖女」「方程式」ときて、またもや脱帽の傑作ですわ。 加賀恭一郎ばりの人情プロットを得意の理系トリックで楽しませるという円熟の極み。 しかし本気出すとやはり凄いな東野圭吾は。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 実に面白かった。「本気」の東野圭吾を見せていただきました。読みおわったあとも、この世界が頭から離れなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾はとても好きな作家で、ほとんどの作品を読んでいますが最近は作品によってクオリティに随分と落差があるように感じて、発売日の購入は見送ることも多くなっていました。 本作はガリレオシリーズということで、久々に発売日に購入しました。ネタバレになるので詳細は控えますが、これぞ東野圭吾というクオリティに仕上がっていると思います。スケールの大きなストーリーなので、おそらく映画化されるのではないかなと思いますが、真夏の方程式や容疑者Xの献身のように丁寧に映像化してほしいですね。 まだまだガリレオシリーズ続きそうですので、次回作も期待しています! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 発売日に買って,そのあと読むことができなかったので,1日寝かせてから読みました. 控えめにいって最高でした. 少しずつ,少しずつ本に出てくる刑事たちともに小さな町で起きた事件の真相を知ろうと思ったからです. そんなことはできませんでした,この小説に出てくる個性豊かな人物たち,その魅力に惹かれかけた時に物語は次のステージへと, もう駆け抜けるしかありません. 手に取って,読んだら最後です.読み終わるまでねれません. 400ページ強の長編が,あっという間に駆け抜けてしまいます. ぜひ,読んでみてほしい本です. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 久しぶりのガリレオシリーズであり、期待値は膨らみましたが、しかし近年の東野作品はミステリーとして物足りないものが多く、それならばせめて「ガリレオシリーズ」の名を汚さない様に・・・などと甘くみていました。いやはや、東野ミステリーの復活!!と声高に叫び出したい気分です(笑) まさかこの様な結末になるとは!!と昔はよく東野作品に驚かされましたが、終盤、ページが進むにつれニヤニヤしながら読み進めている自分に気がつきました。何故ガリレオにしたのか。読めば分かると思います。東野作品が好きだった(過去形)人達に。今一度帰還するキッカケとなる傑作です!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 江戸川乱歩の小説の主人公を評してそんなくだりがあったが、本作の湯川先生は全く神懸かりの域である。「探偵ガリレオ」で颯爽と登場した湯川助教授は決して愛想のよい人物ではなく、かなりの皮肉屋であった。それが、いまや目出度く教授で、随分と人情味も見せるようになり、最早「新参者」シリーズの加賀恭一郎と区別がつかない。変われば変わるものだ。「真夏の方程式」に続いて、本作での湯川教授は事件に自ら関わっていく。常に警察の読み筋の先を行き、これで一件落着と思わせたところで、さらに捻った真相までズバリと言い当ててしまうのだ。ちょっとやり過ぎじゃないの、東野先生。 会社帰りの夕方に書店で平積みになっているのを見つけて、即購入。読み出したら止められず、そのまま夜更かしして、最後まで一気だよ。正直、殺人の手口はシリーズを重ねるごとにスケール小さくなってると思うが、本作の場合、そこに持っていくまでのプロセスが凝りまくりで、唖然茫然感嘆しきりであった。相変わらずの面白さ。 星5つでもよいのだが、1つ削っているのは、殺人計画が複雑過ぎて、本件の犯人たる市井の庶民が考えたとはとても思えないからです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





