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路(ルウ)
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路(ルウ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 41~60 3/7ページ
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この本を読んで吉田修一さんにはまりました。作家読みします。 | ||||
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最近割合軽めの本を読んでいたので、久々にじっくり読める本に出合った気がしました。台湾に日本の新幹線を走らせるための各方面の苦労を背景にしながら、それに関わった人々の気持ちや生活が丁寧に語られていると思います。 一人ひとりの人物の性格が良く表現されています。若い人たちの感情の動きも、年取った人の思いも自然に描かれているのですいすいと読んでしまいました。 嫌味のないさわやかな作品だと思いました。私の母が昔台北に住んでいたことがあったので、いくつかの地名も聞いたことがありました。台湾の方たちは親切で良い方が多いと言っていたことを思い出し懐かしかったです。 | ||||
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台湾で数年間を過ごした私にとって、知らない台湾と知っている台湾の両方が出てきて、涙が出そうになるほど台湾が恋しくて戻りたくなります。 | ||||
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懐かしい台湾、又台湾人の心に触れるもので、 決して台湾新幹線の舞台裏の話ではないが、 心温まる。 | ||||
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NHKのドラマを波瑠ちゃん狙いで見て「なんじゃこのドラマ。薄っす!」と思ったことから、1度原作を読んでみようと、Kindleで購入。数日で読了してしまった。 ドラマが『薄い』と思った理由は、NHKと台湾の公共放送PTSの共同制作である為、映像はきれいでも、日台間に横たわっている問題だったり、台湾が抱える歴史的な問題について、徹底的に避けまくっているから。 また、台湾新幹線プロジェクトの内実についても、ほとんど取材されていない。波瑠ちゃんはかわいかったし、アーロンはかっこよかったけど、それだけ。もっとかっこいいはずの井浦新も生かしきれておらず、残念に思った。 それ故、原作を読んでみたが、ドラマが『薄い』理由は、原作も『薄い』からだとわかった。 普通は、原作をドラマ化・映画化する時は、映像表現の制約や、配役の大人の事情によって「やっぱり原作の方が良かった」となることが多いのだけど、この『路』に関しては、ドラマの脚本家と監督が良かったのか、『薄い』ながらも『見られる』ものになっていたと思う。NHKの制作力の高さを見せつけた形だ。 星をひとつとした理由は、以下。 ★完成度は別として、台湾の専門家でも、プロジェクトの専門家でもないのに「書こう」と思ったモチベーションと、「書き切った」ことはすごいと思う。 ☆台湾および日台の歴史に対して、あまりに無知すぎる。あまりにナイーブ。 ☆阪神淡路大震災や台湾地震をテーマの一つに据えているが、全く加える必然性を感じなかった。ドラマでは波瑠が演じる春香は、神戸の出身だが、神戸のディティールもほぼなく、取材不足は明らか。両震災の被災者や、神戸に対して失礼だとすら思うレベル。台湾のそれぞれの街の描写も甘い。 ☆台湾新幹線を受注したのは住友商事連合なのに、プロジェクトものの取材も全く至っていない。春香が勤務する商社は青山にある「大井物産」。台湾新幹線をテーマに、黒木亮さんに書き直して欲しい。 ☆著者が版元の文藝春秋を騙して1ヶ月くらい「台湾取材」と称して林森北路で遊んでいたことのアリバイとして書いたとすら思える。やたらと林森北路のスナック遊びの描写だけがしっかりしている。笑 | ||||
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台湾と日本の関係含め、永遠に語り継がれたい内容です!是非読むべき本です。 | ||||
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時は不可逆で、いくら悔やんでもやり直すことはできない。 どうしても埋められない壁として立ちはだかることもあれば、不思議にも歳月を一瞬で飛び越えて昔をありありと感じられることもある。時が流れれば人も街も変化していくけれど、変わらない・変えられない人の思いだってある。 遠く過ぎた時のことを思う登場人物たちに焦れるとともに、着実に前に進んでいく姿が眩しくて羨ましい。 日台の、遠いような近いような絶妙な距離感も、こちらの思いがかきたてられる。 過去は変えられなくても、その過去があるから今がある。そして未来はいいものになっていく。そんな救いを感じる小説。 ドラマを見てから原作を読みましたが、やはり人物の背景の描き込まれかたやエピソードの違いで随分印象が変わるものです。ドラマでの違和感が解消されました。 | ||||
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NHKTVドラマの帯テープまでついた新版で気に入りました。老齢である小生にとっては、出来たら字の大きな単行本サイズでの作品が欲しかったです。 | ||||
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NHKの番組を試聴後、原作を読みたくなり、購入しました。人と人との出会いは偶然ではないということ、そして、その出会いを大切にしようとする心が、困難を乗り越えていくエネルギーになっていくということを教えてもらいました。 | ||||
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去年初めて高鉄に乗りましたが、日本の新幹線と同じ感じで、本当に技術輸出したんだなぁと実感した。 小説はその両国双方にとっての一大プロジェクトにおけるビジネスサイドの進行経緯とか、鉄道技術移植そのものの苦労話的なものはほとんどなく、専ら「湾生」と呼ばれる日本統治下の台湾に生まれ帰国した老人と現在進行形で高鉄プロジェクトに携わる若者2人をメインとしたヒューマンドラマを基軸としている。 個人的には大変読みやすかったが、多少なりともビジネスや技術のハードコアを求めていたとしたら、物足りなさを感じるのかもしれない。 話の主線からは外れるが、「台湾では人の視線を感じることがない。日本で広くない食堂に入ったら、すでにいる客全員が一旦こちらを見る感じなのに対して、台湾では入っていった方が見回す雰囲気がある」というのがすごく共感を覚えた。だから自分は海外にいると楽で気が休まるんだと思う。自分も無意識にしてしまってるんだけど、日本だと一瞥されて、その人の中でどんなレベルの人間なのか査定されて・・・っていうのをすごく感じて疲れる。まぁもう大して気にしていないけど。なぜこういう雰囲気が出来上がってしまったんだろう。同一協調性を求められてきた中で身につけてしまった、一瞬にして自分と同じ類か確かめる本能的なものなのだろう・・・ | ||||
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TVドラマで難しい心理描写が補え、ドラマ主人公に深みが出て効果倍増 | ||||
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NHKドラマで見てぜひ読みたかったためです。昨年、台湾旅行で新幹線乗りに行ったためにより身近に感じました。 | ||||
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ドラマ化されたのを機に購入し、一気に読みました。 台湾と日本にいくつも繋がっている「路」が、新幹線輸出というプロジェクトを通じて描かれていて飽きさせない。 台湾の湿度や日月潭を訪れるバスの車内からみえた景色、台湾新幹線の動きまで全部蘇ってくるような描写も良かった。何よりも、登場人物の誰もが明日を向いている事が、この時期に読んでいてとても良かったです。 | ||||
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テレビドラマより、原作の方がとってよかった。 ちょっと泣けたね | ||||
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台湾の新幹線建設をめぐる人間模様。 台湾人青年と日本人女性の恋模様もさることながら、戦前の台湾と日本の深い結びつきや、当時の台湾人と日本人の民族を超えた友情など、読んで胸が熱くなること請け合いです。 | ||||
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ちょうどNHKでもやっていてタイムリーに読めました。 | ||||
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ラストシーンが、物足りな買ったですが、TV放映では、未来があったので救われました。 | ||||
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吉田修一は台湾を愛してやまなく、これまでにも書籍化もされたANA 翼の王国のエッセイで何本も台湾について書いている。 各国について紹介している特集記事だが、こと台湾のこととなると筆圧が濃く感じる事が多い。 もちろん、エッセイ群も秀逸なのだが、今作も台湾愛が盛り込まれていて、情報量もとても多い。実在する場所なども多いので、ガイドブック的な役割もする。Google Mapにピンを立てざるを得ない。 吉田修一の文体の凄みを感じる。描写が繊細でリッチであり、かつリズム感の良さ。スコール明けの空気の匂いや料理の湯気までもが五感を刺激する。見落としがちな交差点の描写にでさえ、ぐっとくるのだ。 その中でも、一貫して伝わってくるのが台湾人の良さなのだろう。料理も景色も文化も素晴らしい。でも、一番素晴らしいのは人なんだよ、と。 旅行前・中・後、どのタイミングで読んでも味わい深い。 私は数回台湾に旅行に行っているが、線を引いたお気に入りの一文を読むとより一層旅に奥行きが出てくる。本書はガイドブックコーナーの隣に平積みされていれば親切だ。 台湾新幹線開通事業により、迫る納期、台湾高速鉄道会社との軋轢など緊迫するシーンもありますが、全体的に"台湾的"なゆったりしてるトーンで展開されているので、好きな飲物と休憩中にでも読むと、心が安らぐ読書体験ができます。 | ||||
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第1回の放映を観てすぐに購入。心温まる作品でした。 | ||||
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交差する人々が最後には交わり、それぞれの人生も、この後、きっと幸せに続いて行くのだろうと思うと、読んだあと、さわやかな幸福感に包まれます。 | ||||
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