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(短編集)
探偵は教室にいない
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探偵は教室にいないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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日常系ミステリーといっても、もう少し内容に深みを持たせてほしかったです。 ラブレターとか彼女問題とか友人の悩みとか中学生の家出とか正直あまり事件性が感じられないしその程度のことで探偵(というかそれらの場面で必要とされるのはせいぜいカウンセラーでは?)を登場させる必要性があるのか、それ自体が本書の一番の謎と言ってもいいかもしれませんね。 まあミステリをあまり読んだことない人向け、ですかね笑 | ||||
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鮎川哲也賞受賞作。4作から成る連作短編集で、210ページと単行本にしては比較的短い。 一昨年の「ジェリーフィッシュは凍らない」、昨年の「屍人荘の殺人」は近年の受賞作として はかなり評価が高かったため、本作品も期待をもって読み始めた。 しかし、個人的には「イマイチ」だと感じた。バスケ部に属する4人と、主人公海砂真史の幼 なじみで他校の生徒鳥飼歩(不登校の変人で探偵役でもある)という中学生5人の周囲で起きる、 「日常の謎」もの。しかも学園ものとくれば、いかにも手垢のついた設定とも言える。 だが、アマゾンのレビューでも、また、選考委員による選評でも「手垢の付いた軽い作品かと 思いきや、フレッシュな感性や人間が描かれていて良かった」みたいな評価が多い。 しかし、やはり「日常の謎もの」であるせいか、ミステリーとしてはインパクトが弱い。人間 が描かれているというが、心理面も人物造形も今ひとつだと感じた。また本格推理においては、 「完璧なロジックによる解決」が求められるのだが、それも弱い。特に4つ目の作品は、「どう してその選択肢しかないと結論づけるの?」と思わずにはいられなかった。 もっと「なるほど、そうだったのか!」とか「やられた! それには気付かなかった」といっ たカタルシスが欲しいところだ。 こういう作品を好む人もいるかも知れないが、私はこの作者の次作を読みたいとは思わない。 なお、選考委員の辻真先氏は、あからさまにはいわないものの、この作品が選ばれたことは、 「現実に起きたどんでん返し」と選評で述べている。残る北村薫氏と加納朋子氏の2人は、ご 存知のように「日常の謎」を得意とする作家だから、この作品が選ばれたとも言える。つまり、 他賞のように選考委員5人制であれば、また違った結果になったかも知れない。 | ||||
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むむむむむ……、青春小説ではありますが、ミステリかといわれるとどうなんでしょう。。。 安楽椅子探偵役の少年も出てきますが、これは推理なのでしょうか。。。 | ||||
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