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泥棒はスプーンを数える
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泥棒はスプーンを数えるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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行き当たりばったりの緩いプロットだが話術の巧みさ、会話の愉しさで全く飽きさせない。名作とか佳作とかでは全く無いし、バーニーのシリーズを初めて読む方には到底薦められないが、ローレンス・ブロックのファンなら必読、そういう一冊。 | ||||
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コメント欄にあまり好評がなかったので迷いましたが、これぞニューヨーク小説!あまり人の声は気にしないことにしました。ニューヨークの雰囲気がとてもよく出ています。 | ||||
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他の人の評価がよかったので、購入しましたが、私にはまったく合いませんでした。いろいろな人と、とりとめのない会話がだらだらと続いたり、それは盗むとは言わないだろうという取得方法があり、(緻密な計画を期待していた私は)本当にがっかりしました。しかも登場者の心情とか、心の動きがうまく伝わってこないのです。そんなわけで、人に「これは面白いよ」とは勧められないのです。 | ||||
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この人の本には当たり外れがありますが、これは80点位(甘すぎ?)かな。 | ||||
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久しぶりのバーニーをしっかり堪能しました。いつものほほんと楽しめるシリーズですが、本作は特に癒され感が充満していました。バーニーシリーズは気持ちがポッと暖かく軽くなる、他とは一味違うミステリーだと思います。 | ||||
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読み手の私は歳を取り、もはや前作までの内容など、完全に忘却の彼方だ。本作は古書店に来た客がkindleの電子書籍をダウンロードする場面から始まるので、作中では時が流れているのだが、泥棒は老人にはならず、相変わらずお盛んだ。このあたり、老いを重ねていくマット・スカダーとは対照的だ。 解説にあるとおり、読者を引っ張りまわす強力な牽引力がある作品ではなく、どうでもいいような雑学や英語圏の者にしか理解できないような駄洒落が会話の大半を占める。それが奇妙に心地いい。ブロックならではの味わいだ。爆笑は狙わず全体を湯気のようなユーモアが覆っている。こういう味が好きだ。 | ||||
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12年ぶりの邦訳。おなじみの人物の軽妙な会話が楽しい。ずっとハヤカワポケットミステリだつたのが今回は集英社文庫 | ||||
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なぜか集英社文庫に移籍となった泥棒バーニー。帯に最終巻とあるが、終わり方は普通に終わっており、特に打ち止めということはなさそう。未翻訳の最後ということみたいです。今回は、いつにも増してキャロリンやレイ・カーシュマン、依頼人とのとりとめのない会話、薀蓄(うんちく)話がずうっと続く感じで、起きる事件はさほど重視されていないような印象。全体をつくストーリーがもやっとしており、いくつかの話がラストで収束するものの、鮮やか!というほどでもない。過去の作品にくらべて上位におけるようには思わないが(すごく緩い感じ、でもそこがいいのかな?)、バーニーやキャロリンたちの会話や変わらぬ生活ぶりが読めるのが嬉しい、楽しい!。ちょっと気になったのが、ブロックの文体の癖なのか、翻訳者の癖なのか、描写や表現がスカダーシリーズなど他のブロック作品と重なるような気がしたこと。今まではバーニーものは、バーニーものという全然別物という感じだったのだが。PJがよくやる目をぐるっと回すっていうのを、ここでも何人かがやっていたり、他にも言い回しが同じようだったり。あまり思ったこともなかったのですが、今作では気になった。いずれにせよ久々にバーニーものが読めて嬉しかった。バーニーものこれからも書き続けて、読者(ファン)を喜ばせて欲しいなぁ。 | ||||
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ついにこれが最終巻らしいです。 一番好きな殺し屋ケラー・シリーズも終わってしまったし、読めるのはとても嬉しいけれど少し寂しさもあります。 そんな今作のミステリ部分はバーニイが巻き込まれて謎解きを迫られるよくあるパターンではなく、自分からカーシュマン刑事に協力していくスタイルで、 ラストの展開も少しモヤモヤする人がいそうな気がしました。 とはいえ、訳者あとがきや解説代わりの若竹七海のショートストーリー「泥棒はテイクアウトを楽しむ」でも言われているように、 このシリーズの肝は、ユーモアたっぷりの主人公の語りや他の登場人物たちとの気の利いた会話にあると思っているので、いつも通り心地よいそれに、さすがブロックと大満足でした。 そしてバーニイものは終わってしまったけれど、こうして期間を置いてシリーズものの続きが出たことに勇気づけられ、 翻訳が止まっているブロックの「快盗タナー・シリーズ」も、まだまだ期待して待ち続けようと思います。 | ||||
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