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(短編集)
田中慎弥の掌劇場
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田中慎弥の掌劇場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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良くも悪くも掲題に尽きます。 136P に 37 編も載っているのですから、過剰に期待すると失望することもあります。 また、選りすぐって載せた、掲載順を工夫した、等というわけでもなさそうです。 1 つ 1 つは何とも言えない読み味があり、これを日々、新聞で読むことを考えると まんざら悪くない気もします。 気が向いた際に読み進めるなど、気軽に手に取るといいのではないでしょうか。 ただし、それにすると値段が…というところです。 | ||||
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まず装丁がいい。黒地に白黄の文字が怪しい感じがして期待を持たせる。そして、いつまでも触っていたいような肌触り。指紋がいっぱい付いてしまった。怪しく不条理な世界の超短編集。1話2〜3ページなので小説初心者の方にもおすすめ。 | ||||
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作者が今まで読んできたものはたしかに本物だな、と感じさせる文章力はあります。引き出しの多さや器用さもこのあたりで見せてくれた感もありますが、達者にまとまっている反面、昭和に活躍したあの作家のあの感じに似ているよな〜、という既視感は否めません。よくも悪くも、社会に出ずに家の中で本を読んで暮らすという、「文学の純粋培養」のたまものですね。 西村賢太と田中慎弥の登場は、個人的には「伝統の逆襲」のような印象を受けます。昭和(やそれ以前)の作家の文章を読んでいない若い世代にとっては、案外新鮮に感じられるかもしれません。短いので読みやすく、いい雰囲気を持った作品もいくつかあります。 | ||||
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