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(短編集)
田中慎弥の掌劇場
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田中慎弥の掌劇場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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面白いです。 | ||||
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先行レビューがかなり哀れな感じなので一言しておくと、 この文庫本は、数年前の単行本の文庫化である。 ついでに傑作 掌テノヒラ小説集でもある。 この作品を瀬戸内寂聴さんが読み、刺激され、雑誌「すばる」に掌編を連載することになったという(瀬戸内さんのそれはもうじき単行本になるはず)。 掌集なのでたくさんの作品が入っているが、僕がいまでも覚えてる作品の骨子コッシを紹介しておこう。 「妻の浮気をうたがう男が、場末のバーで、悪魔にそそのかされる。 必死で反論するが、すべて悪魔に論破された男は、 その夜けっきょく妻を惨殺する。 そして新聞は「悪魔の所業」と書き立てる。」 ※なお、コント集ではありません。 | ||||
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初めて読まれる方にお勧めします。「男たち」は、爆笑しました。かなりのユーモアです。田中慎弥さんの独特な世界が好きです。長編ものめり込みますが、短編もとてもおもしろく読ませていただきました。 | ||||
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思っていたよりもキレイでとても満足しています。発送も早くて嬉しかったです。 | ||||
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この作品は、まさに起承転結の結を読者のそれぞれが想像することが作者の意図されたことだと思います。はっきりとした、結末が好まれる時代に貴重な作品集だと感じます。私の好きな作品は「うどんにしよう」です。最初から読んでその4文字にいきつくと、それまでの文章からのイメージがどうなるか。反対にいえば、この本の中では分かりやすい作品です。短編なので、本屋で見かけたら、一度手にとって見られることをお薦めします。 | ||||
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不思議な触り心地のする、黒と黄が印象的なカバー。装釘もどことなく妖しく美しい本文を想像させる。 本書は田中慎弥氏が毎日新聞西部本社版に2008年から2012年の1月まで連載していた掌編小説を編んだ物である。 新聞連載のため、時事を取り込んだ作品も多い。 例えば《扉の向こうの革命》《感謝》などは震災を取り扱い、《男たち》では作者曰く『当時の政治状況を拝借』して氏が芥川賞のスピーチで言及した都知事や、乱読した作家たちが時代を超えて雑談に勤しむ姿が描かれる。《客の男》には当時プロ入り後間もなかったであろう、例の「王子」と思しき人物も登場する。 『共喰い』に見られる地方色の強い濁ったストーリーが特徴的だと思われる作家だが、この本では様々なモチーフから物語を創り出していく氏の姿勢を感じ、新たな魅力に触れることが出来るのではないだろうか。 | ||||
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