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あの家に暮らす四人の女
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あの家に暮らす四人の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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登場人物に共感できるところが少なく物語に入り込めなかった。 誰の視点で物語が進行してるのかわからず。これには後で種明しがあったが「なんで?」なので、やはり楽しめない。 | ||||
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レビューで評判がいいので読んでみたけど。大いに笑える最後のどんでん返しも私には笑えず、むしろ支離滅裂感しかしない。大好きな作家さんで、「本を編む」「神去りなあなあ」や文楽もの(タイトル忘れましたが)など何度も読み返す本も多い大好きな作家さんですが、シロクロ当たり外れも大きい。特に紀行モノは文体からして受け付けられない。この本はグレーです。ちょっと残念! | ||||
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足るを知る 自分自身の在り方を知る大切さを改めて教えられた気がします。 そして努力することを忘れないで。 満足できた1冊でした。 | ||||
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おじいちゃんの時代から150坪の土地に立つ大きな洋館。 ここに60代後半の鶴代とその娘の佐知37歳が住んでいる。佐知は刺繍教室を経営して生計をたてている。 佐知は偶然知り合ったOLで同年代の雪乃を同居させる。 雪乃は会社の後輩で10歳若い多恵美を引きずり込んで4人の共同生活をはじめる。 佐知には幼いころから父親の記憶がない。 この4人の女性の淡々たる生活に多少の起伏がある程度のお話かと思ったら 雪乃がこの家にある「開かずの間」の掃除を思い立ったころから話の調子ががらりと変わって ヒッチコックの「サイコ」みたいな展開を見せ始める。 この物語の語り手は作者と思いきや 突然カラスの精みたいなものが、我が物顔に話を引き取って 佐知の父親の話をはじめる。 最後は死んだはずの父親の霊が語り部となり 娘の命を守る。 どうも話の筋が滅茶苦茶で、できの悪いアメリカのSF怪奇映画を思わせる。 好みの問題かもしれないが、まともな家庭小説を期待していると話がとんでもない方に飛んでいく。 ハチャメチャストーリーが好きで笑いたい方はどうぞ。 そうではなくて、まじめに母娘関係やOLの生態などを期待していると裏切られますよ。 | ||||
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本を手にして、かなり長編?と感じたので、最後まで読めるかな?と先ず心配したが、加速が付いたら一気でした。 ファンタジー的な要素も取り入れて、楽しく読めました。解説で『細雪』を意識した作品と判り、なるほど!と思いました。現代の東京の片隅に生きる、女達の生活感覚を共同生活の中に反映させた、谷崎潤一郎と言うより、むしろ石坂洋次郎的な作品と感じました。 | ||||
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序盤は結構淡々と進んでいくのですが、中盤以降は色々な事件が起こりあっと言う間に読み終わりました。読んだ後はなんだか優しい気持ちになれました。読んで良かった。 | ||||
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めちゃくちゃ、楽しかったです!今度ドラマになるらしいのですが、映像化するの、かなり大変だと、思うので、期待したいです! | ||||
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前半も 佐知に作者の考えが反映されているのかなと 思いつつ たのしくよんでいたのですが、後半の まさかの展開に 大笑いしました。 どの作品も 文章表現がすばらしくて いつもシーンが目に浮かぶのですが、 今回は 突拍子もない画像が 脳内に現れました。 題名からおとなしい作風を勝手に期待していたのにこの展開、 しかも語り手が 次々変わって視点も変化するところ、 この辺の裏切られ方が やはりやるなぁという感じです。 新鮮でした。 | ||||
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ビロウな話で恐縮です日記、を読んでから入るとより楽しめると思います。たぶん、しをんさんの実際の母娘関係がそこはかとなくなのか色濃くなのかは分かりませんが、織り込まれているように感じられて、想像力を掻き立てられます。 | ||||
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序盤はしずしずとしててこのお話は一体どうなるんだろう?と思いましたが、しかし途中から突如として駆け足になりそしてぶっちぎりしをん節の大激走(褒めてます!)。読みながら何度も笑ったのは久しぶりでした。こういう死生観にとても共感。読後すぐにもう一度読み返してます。 | ||||
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母と娘、娘の友達ふたり、合計4人の女性達がひとつ屋根の下で淡々と暮らす物語です。 殺人事件などの大きな事件はない日常の物語で、4人の女性の細やかな視点からのいろんなエピソードが紡がれています。 時には人じゃないものの視点からも描かれる仕掛けがあり、読む人によっては好き嫌いがあるかもしれませんが、私は面白く読みました。 なかでも佐知の少女のような感性が可愛らしく、幸せを予感させるラストにホッとしました。 血が繋がっていなくとも、これは家族の物語。男性不在の女の楽園をこっそり覗かせてもらっている不思議な空気感が、読後にホッコリした余韻を残してくれます。 現実や過激なストーリーに疲れてここらでちょっと一休みしたい人におすすめしたいです。 | ||||
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父親のいない母子の家にひょんなことから同居する2人の女性。いっしょに生活をして、それぞれに思惑はあるけれど、うまく共生していて不思議な世界観です。ノスタルジックな雰囲気もあり、山田さんというこの4人の共同生活に関わる男性の存在もまた不思議で、読んでいてゆったりとした時間が流れる感じです。のんびりとした気分になりたいときにおすすめの小説です。 | ||||
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4人の登場人物が皆個性的で、それぞれの心の声が面白い。心に思っていることを伝えたり、伝えなかったりしながらうまいこと関係性を保って一緒に暮らしている。こういう同居生活ならありだと思う。 ストーリーテラーが人ではないもので、しかも後半、それが物語の表舞台に出てくる。 4人の現実的な日々の暮らしの話かと思いきや…、という意外性があった。最後はそのストーリーテラーの視点で締めくくられるが、少し切なく、温かな気持ちになった。 | ||||
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読んでいる間も読み終えた後も不思議な幸福感に満たされる素晴らしい小説だった。 世田谷の古い洋館に暮らす鶴代と佐知の親子のもとに、佐知の友人の雪乃と多恵美が住むようになり、女四人の暮らしが始まる。 いくつかの事件は起きるけれど、緩やかに巡る季節の中で時はゆっくり過ぎてゆく。 谷崎潤一郎の『細雪』の枠組みを借りながら、作者は随所に思いがけない企みを施す。 会話の中の巧まざるユーモア、登場人物のキャラクターの楽しさが相まって幸せな気持ちのまま物語は進み、読み終えて胸の中に暖かいあかりが灯るような気持ちになる。 | ||||
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4人の女性が暮らす家で起きる様々な事件やそれぞれの気持ちを描いた作品です。 個人的には母親と娘の会話や関係性に深くうなずいてにやにやしながら読みました。しをんさんのお仕事成長作品とはタイプが異なるけれど、こんな風に暮らせたらよいなぁと思えました。気負わず読めます。 | ||||
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タイトルが示す通りのままの物語。プラス、執事みたいなおじいさんを含めた5人の日常を描く、一風変わった物語。映画は微妙なので、ドラマにはなりそうな話。 | ||||
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4人の同居人のかけがえのない日常が愛おしく感じる作品です。 不安や憤りを感じながらも毎日を淡々と過ごす主人公を自分と重ね読み終わった後は温かい気持ちになれました。 | ||||
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四人の女性が登場しながら、エロティシズムも葛藤もほとんどなく、ぬるま湯の中の日常が続く。表紙に何でカラスの羽?と中盤までは思ったが、語り手が交代するところで納得。力技だなあ。父の秘密がこんな形で明かされるなんて、サスペンスもないんだなあ。このゆるゆる感は、そう嫌いじゃない。 | ||||
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読み終わったあとでなにかに似てるな、と思い考えてみましたが むかし土曜日の午後9時に放送されていた「すいか」というドラマに 似ているなあ、と思いました。 | ||||
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谷崎純一郎の細雪は読んだ記憶がありません。4姉妹が登場するとか、名前とか記憶があるところが少しあるのですが、受験のために得た知識でしょう。三浦しをんさんの作品も初めてです。タイトルに惹かれて、ロマンチックな感じがして読み始めました。独身女性が4人、母と子、s転がり込んできたその友人が古い洋館に住み、共同生活をするさまが結構面白い。無理せず楽しんで暮らしている様子で、読んでいてつらくありません。途中の展開は想像もつかない登場人物にちょっとびっくりですが、こんな表現の仕方もあるのかとびっくりです。と同時に筆者の感性にも驚きました。新鮮な発見がいくつもありました。志をんさんの作品をまた読んでみようと思います。 | ||||
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