■スポンサードリンク
金魚姫
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
金魚姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
構成に走りすぎた印象は受けたけど面白かった。 でも荻原浩らしさは少々物足りなかった。 目指したのはドラマ化か?それとも商業重視か? 題材は良いので描き直したら名作になるだろうな~。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の本筋の部分とは違う所が、強く印象に残っている。 それは自殺寸前まで追い詰められた主人公が、「しっかり生きなきゃ」というまでに変化したこと。 「やっばり、生きなきゃいけないな」と再確認させられた。 読むべき意味がある作品だと思うので、多くの人に読んでもらいたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ワケあって浮世離れした言動や,気まぐれでぷくぷくと笑うヒロインがかわいらしく, 全てに疲弊をしていた青年の中で,その存在が大きくなっていく様子がまず好印象です. また,合間で挟まれる,時を超え,姿を変えて繰り返される『彼女たち』の動きは, 徐々に共通点を覗かせる見せ方が,彼女自身もわからない真実への興味をそそります. そして巡り巡って,出会った二人が知る真実.もしも出会っていなければ…と思う一方, やはり出会えたからこそであり,彼が大事なことに気付き,前を向くこともできただけに, 彼女に告げた,告げられる言葉が,正に運命のいたずらのように辛く,重くのしかかります. それでも,彼女にはわずかでしかない時間を,大切に思っていたことが伝わる後日談は, 夕暮れの『赤』に溶けていき,大きな喪失感はあるものの,小さな穏やかさも漂わせます. ただ,彼の職場や仕事のパート,特に不可思議な出来事が続くあたりはやや冗長にも思え, それなら二人のやり取りに絞るなど,もう少しシンプルな組み立てでも良かった気がします. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は、江沢潤。 いわゆる、ブラック企業で働いており、 心身ともに限界を迎えている。 そんな彼が、祭りの金魚掬いの夜店で、 ある金魚を釣り上げる。 その金魚は、女性に変化し、 潤はその女性をリュウと名付ける。 そこから、潤とリュウの生活が始まる。 リュウが、金魚になった理由は何か・・。 潤は、立ち直ることができるのか・・。 リュウが、潤の元に来た理由は何か・・。 潤とリュウの生活は読んでいて 微笑ましかった。 リュウのために奔走する潤は、 当初よりも二回り以上も大きく見えた。 しかし、気になる点もあった。 一つ目は、リュウが金魚となり 生き続けている理由。 確かにリュウの無念も理解できるが、 潤も言ったように、関係のない人間を 巻き込んでしまている点。 二つ目は、リュウが記憶を無くしている点。 これまでの千数百年は、おそらく無かったことが 今回に限り起こった理由が説明されていない。 ラストは綺麗で、涙を誘った。 かっぱえびせんが無性に食べたくなった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういう空想SF設定的な作品はもともとあんまり好きではないんですが、この作品はまぁ面白かったです。 最初はなかなか読んでも進まない感じだったのですが、後半からは一気に読めました。 終わってみれば全部うまくつながっていて、全部意味があったんだと納得しました。 最後、子供にリュウの魂が移ったり、潤の前に現れることができない感じなどを、書かずとも読ませることができるのはさすがだと思いました。 思わす少しうるっとしてしまいました。 空想的な設定の作品では誉田哲也の「妖の華」と並んで記憶に残る作品だと自分は感じました。 買って損する作品ではないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「そこに至るまでの事」をもう少し入れて欲しかったかなー。読後に不消化感、物足りなさが残った。 「ずぶ濡れの後始末」の大変さがリアルだったらもっとのめり込んで読めた気もする。濡れ鼠の度に、おいおい自然乾燥かよ?それはどう考えても無茶だろ?と、それに気をとられてしまって、お話にのめり込むのを阻害された感じがした。何を着せたか何を食わせたかの細かい描写を楽しんでたから、余計に「後始末」が気になってしまった感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
能力や置かれた状況によって悟りを開いたに近い主人公が、元彼女の死やリュウによって人間臭さをとり戻してからは恋愛要素が前面に出てきて、それまでのモノとは一変し代わり映えのない恋愛小説に成り下がったのは残念だった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!