■スポンサードリンク
羊と鋼の森
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
羊と鋼の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全382件 121~140 7/20ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいて自分自身が励まされる言葉が多かったです。また、出てくる登場人物が個性的で読んでいて飽きません。あと、続編があってもいいかなぁなんて思ってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
調律師、という感性の世界を垣間見れる貴重な史料的価値もあると思います。 泣けるところあり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章が美しく優しい。 北海道の雄大な森がピアノの旋律を伴って見えてくるような作品でページ毎に心が洗われる気持ちでした。 登場人物も魅力的で残りの人生で何度も読み直したくなる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段はあまり目立たない(と勝手に思っています)ピアノの調律師の仕事がとても魅力的で素敵に描かれています。 この小説を高校生が読んでしまったら、進路にも影響与えるのではないでしょうか。 全ての登場人物に惹かれてしまうのですが、なんといっても板鳥さんがいいですよね。 物静かなベテランで凄腕で痺れます。かっこいいなぁ。 自分は調律はできないしピアノも全く弾けないのですが、ピアノの音がとても聴きたくなる作品でした。 ピアノ好きはもちろん、ピアノに詳しくない人にもかなりオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近本を読み始めるようになりました。基本的に面白い本は時間を忘れて読みふけってしまうのですが、この本も夢中で読んでしまうような本でした。調律師という職業は、私は今まで知りませんでしたし、ピアノの知識も全くないのですが、それでもめちゃくちゃその知識がつくような感覚を覚えますし、主人公に仕事の面でとても共感できる部分が多くて何度も心を打たれるような感覚を覚えました。この本で、森林をモチーフにした表現が何度も出てきます。その表現というのがとてもきれいで、本当に空気が澄んでいる森林の中にいる感覚というか、心が洗われる感覚がしました。今まで読んだ本の数が少ない、というのもあるかもしれませんが、本を読んでいてこのような感覚になったのは初めてでした。何度も読み返したい作品です。続編を見てみたいですが、内容としては、双子にフォーカスした作品が見てみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「舟を編む」が好きなので、「舟を編む」が好きな人はこちらもオススメという噂を聞き読んでみました。 主人公はピアノの音を調節する調律師という仕事に就いています。 活字でピアノの音の良し悪しをどう表現しているのか、ピアノに全く縁がない私にとって興味深いお話でした。 やや専門的で難しいところもありましたが、私のような音楽に無頓着な人間でも理解することができ面白かったです。 また、主人公の生まれ育った故郷の風景の描写がとても綺麗な文章で書かれているなと思いました。 お客様の注文しているピアノの音をより伝わりやすくするためか、比喩がよく出てきてそれも分かりやすかったです。 ただ、静かな雰囲気の小説であるためか、場面ごとのメリハリがあまりなく、特に最初の方はなかなかこの小説の世界 になじみにくかったなと思ったので、そこをマイナス1にして星4で。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに読んだ本がこれだった。集中力が下がってきてたので、最後まで読めるかなとおもってました。しかし、何か知らないうちに読み終えていた。不思議な感覚の本だなと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めて10ページで、なぜもっと早く読まなかったのかと後悔。言葉がとにかく美しかった。小説では初めて、惹かれた文章に付箋を貼りながら読むという読み方をした。本屋大賞受賞作として本書を知り、映画化をきっかけに購入したけれど、それからもしばらく積読状態だったのがもったいない。でも、何にせよ、読めてよかった。 ピアノ調律師の青年・外村の物語。ピアノは羊の毛から作られるフェルトのハンマーが鋼のピアノ線を叩くことで音を出す、だから羊と鋼の森…。そのタイトルの付け方に気づいた時点で、もう魅せられてしまった。 外村はたびたび調律師としての自分の未熟さを語るけれど、それとは裏腹に、彼の音に対する感性の鋭さとその描写は素晴らしく、それはきっと調律師としての才能というものなんだろう。冒頭10ページ、音楽にすらほとんど触れてこなかった少年時代の外村が調律師の世界に飛び込むきっかけとなった場面。凄腕調律師・板鳥が調律したピアノの音色を聞いた時の、彼が初めに森を連想し、そこから調律が進むにつれて季節や時間までもがはっきりしていく描写は、本当に素晴らしかった。彼自身はピアノに触れてこなかった経験の差がピアノの音色を聞きわける耳の未熟さとして表れている…と語るけれど、その一方で、幼いころから自然が作る様々な音を身近に聞いてきたからこそ、ピアノの音から森を連想できるような彼の感性が育ったのではないか。通常ピアノの音階は文字通り階段状なもの、不連続なものとして意識されるけれど、調律師にとってはきっとそうではない。彼らにとって、ピアノの音はもともとは自然のそれと同様に連続的なもので、そこに音階を定めて音を区切っていくのが調律なのだ。ずっと一つのことを突き詰めていくことだけが正解への道ではない。何が"才能"に繋がるか分からない。 「目指す音」について聞かれた板鳥は、原民喜という小説家の理想の文体についての言葉を引用する。調律で作られる音色は、曲というものの裏にあって聞き手に通常意識されない、しかしそれが狂うと曲が成立しなくなってしまうもの。その意味で、ストーリーと文体の関係に似ているのかもしれないと思った。そして音色も文体も、重要な要素であるにもかかわらず、その違いを言語化し体系立って説明するのが難しいものであるように思われる。それになにより、小説家である作者が、音の理想形として文体を引き合いに出したことに、作者の覚悟のようなものを見た気がした。 あとは単純に、調律の世界の奥深さが垣間見えたのもよかった。同じ音でも周波数が異なることがある、ドはドでも調律の方法によって音の高さからして違うことがある、というのは新鮮な驚きだった。音というのは奥が深い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんか心が豊かになった気分です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それほど大きく盛り上がる訳でも 何か大どんでん返しがある訳でもなく じわ~っと沁みるところや 考えさせられるところがあり さらに「調律師」という仕事と 音楽に関わる人々について たくさんの情報を得られたことも 満足でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ピアノ自体の描写と主人公が努力していく姿が良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は音楽等の楽器も何もできないので、わからないことばかりでしたが、なんとなくこの本を読んでいるとピアノが聴きたくなってしまっていた自分がいました。あっと言う間に読み終わってしまい、主人公の外村君との別れが悲しくなってしまいました。純粋な方には是非とも読んでもらいたい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
噂通り非常に素晴らしい本でした。 小さい頃からピアノを習っていましたが 物語が別の世界のように感じられました。 そういえば、家のピアノは調律してたのだろうか と回想しながら読み進めていました。 物語のリアリティさから、筆者は北海道出身の 音楽経験者だろうと思っていましたが 北海道に住んだことのある、音楽経験者で 自前のピアノは調律してもらっていたようです。 なるほどなるほど また何年後かに読んでみたくなる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Twitterで題名が紹介されていて知りました。静謐でいて音の聞こえてくる文章、時折美しいものを見たときこみ上げてくる種類の涙で胸がいっぱいになりそうで、でも痛みや熱さは感じない……そんな不思議な、好みのど真ん中の本でした。宮下奈都さんの作品は初読で、著作をこれからたくさん味わえるかと思うと幸せです。唐突に違う世界に放り出されたり微細な感覚の世界に誘われるので、繊細な感覚で世界を見ている自覚がある人が読むと、家に帰ってきたみたいに感じると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段はビジネス書を読んでばかりなのですが、評判が良かったので読んでみました。 何かの書評か帯にも、「村上春樹さんと~さんをたしたような文章」みたいなことが書いてあったような気がするのですが、確かに、(個人的な感想ですが)村上春樹さんの初期の数冊(風の~とか、羊~とか)を読んでいるような、穏やかな雰囲気の良い心地よい本でした。。 妻にも勧めて読んでもらいました。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語に入り込んで、一気に読んでしまった。ピアノが弾けるようになりたいと思ってしまう。続編読みたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安価が有り難い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、調律師という職業を題材としたストーリーである。 また、文庫版の分量としては250ページ強であり、この紙面で、職業にのみストーリーを展開している。 例えば、 「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」(p.65参照) のように原民喜の言葉を引用しても、その心は「理想の調律のあり方」を意味している。 そして、本書では恋愛に関する記述はなく、物語中盤で「祖母が危ないと知らせが入った」(p.164)と展開するまで、主人公の家族構成はほとんど明らかにされず、その後も主人公の成長にそれほど影響は与えない。 以上のように、本書は「調律師」にのみ話の焦点を限定しており、恋愛などに主題を分散させることなく、職業について深く描いていることから、話が万人に理解しやすい、評価できる一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今は、部屋にあるピアノを眺めてるだけですが、長く習っていたこともあり、どんどん話しに引き込まれていきました! 映画も観てみたいです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
癒されたいなぁと思ってたら、この本を手に取っていました。 調律師として成長していく外村くんの姿もですが、登場するすべての人々が とても丁寧に描かれていて、心が温まりました。 ピアノの音が聞こえる、そして森のにおいがする、ステキな本です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!