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羊と鋼の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
羊と鋼の森
羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森の評価: 3.87/5点 レビュー 563件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全382件 101~120 6/20ページ
No.282:
(5pt)

仕事に対する迷いがとんだ

泣かなくていいのに涙が滲むような感動。朝の通勤時に読んで、1日の色が変わった。もっと仕事に誇りを持とう。喜ぶ人のことを思い浮かべよう。そう思った。

半分くらいまで、少し退屈ぎみだったけれど、最高にワクワクした。舟を編むに似たようなスペシャリスト、プロの味が素敵だと思った。
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No.281:
(5pt)

NHKコンクールの課題

これもNHKコンクールの課題です。
版が指定されているのでこれを買いましょう。
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No.280:
(5pt)

どんどん惹き込まれる

話の内容はさして大きな起伏も無く淡々としているのに、ページをめくる手が止まらない。美辞麗句を凝らしているわけでもないのに、なぜかぐいぐい惹き込まれる。これが文章力のなせる業か。
同じピアノを扱った小説として、「蜜蜂と遠雷」があって、あちらはそれはそれは壮大な、世紀の天才と天才と天才が繰り広げる熱狂のバトル。一方のこちらは才能が有るんだか無いんだかよく分からない地味な若者のちょっとした成長の話。
普通に考えて面白いはずのないストーリーなのに、描写力があればこんなにも面白い読み物になるとは。
ピアノの調律にちょっとでも興味がある人は必読。そうでない人もきっと読めばハマるはず。
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No.279:
(5pt)

完全五度と完全四度が聞こえてきそう

響板の素材が「松」と聞いて「大雪山系の松ですか?」と突拍子もないリアクションをしてしまう素朴で純粋な高校生が調律師に育ってゆく温かな物語です。

緻密でリアルな描写に随所で驚かされました。ハンマーフェルトにピンを刺す所作、弦に布を挟んでゆく動作、そして背中でピアノを押し上げながらキャスターをくるっと回す動作が目に浮かびます。よほど丹念な取材をされたのだろうと思います。「リーゼンフーバー社の調律師は態度がよくないことで有名」などの記述には苦笑いしてしまいました。

けれども私にとってこの小説の何よりの魅力は主人公をはじめとする個性あふれる魅力的な人々でした。人と人とが互いに支え合い、その成長を見守りあう様は希望に満ちています。

卓抜した比喩表現が小説全編にわたって透明で清々しい空気を醸し出しています。まるで情景描写のような心理描写、まるで心理描写のような情景描写で織り出される文体は独特だと思います。心地よく読み進めることができました。
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No.278:
(4pt)

柔らかな

劇的な事件が起きるわけでもなく、主人公が特にかっこいいわけでもないのに、調律という一般的に馴染みの薄いテーマを読み手にじわじわと興味を持たせていく文章力が凄いと思いました。
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No.277:
(4pt)

美しく静謐な言葉を探す誰かへ

"『明るく静かに澄んで懐かしい文体』小さな声で口にしながら、黒いピアノの前に立つ。『少し甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体』僕の星座だ。いつも森の上にあって、僕はそこを目指していけばいい。"2015年発刊の本書は繊細な表現、丁寧な言葉が心にしみてきます。

個人的には、昨年に映画化された時に興味がありつつ見忘れたまま、先日の本屋大賞でふと思い出して2016年受賞の本書を手にとったのですが。本書は割と【シンプルな職人成長物語】で。そういった意味で奇想天外な物語展開を期待するというよりは、登場人物、そして何よりピアノの音の【描き方の丁寧さ】が求められると思いますが。その点において著者の本は初めて手にとったのですが、美しく表現されていると思いました。

また、読書に想像の余地を残すため、あるいは普遍性を感じさせるためか。いずれにしても意図的に主人公の(名前すら明かされない)外村が、家族との関係も含めて【ぼかして描かれている】のには、読み始めた当初は戸惑いましたが。かえって主題であるピアノあるいはピアノの調律師を巡る物語に集中させてくれる効果を、こちらも果たしているように感じました。

しかし"『才能がなくたって生きていけるんだよ。だけど、どこかで信じてるんだ(中略)早くに見えることよりも、高く大きく見えることのほうが大事なんじゃないかな』"こんなステキな言葉をかけられる先輩でありたいですよ。本当に(笑)

新しい環境でスタートをきっている社会人、学生の誰かに。またピアノはもちろん、音楽好きな誰かに。そして美しく静謐な言葉を探す誰かにもオススメ。
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No.276:
(5pt)

気付いていなかった音楽の世界に出会えた

人気の小説と聞いて読んでみました。
調律師という、自分の生活とは縁のない話ながら展開が気になり一晩で読破。

・音の表現が多彩。
趣味の音楽活動で舞台に立つとき、舞台袖で調律師の方が調律していることがあるが、こんなに多彩な世界とは想像出来てなかった。
周波数の調整だけでなく、ペダルの踏み込みや鍵盤の高さ、ハンマーの調整などとても奥の世界を垣間見ることが出来た。

・山で育った、特別な音楽の教育を受けていない青年が彼自身の調律を築いていく。
音楽やピアノを描く小説は数あれど、自然の中で養った感覚が音楽に活かされるのは新鮮な印象。
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No.275:
(4pt)

調律の仕事

我が家にもピアノがあります。
もう40年くらい前のピアノを、5年ほど前にきれいにしてもらいました。
ピアノって面白い構造をしています。
確かに羊と鋼ですね。
良いテーマです。こういう職業もあるんです。
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No.274:
(5pt)

好き嫌いあるようだが、私は好き

Kindle版で購入しました。
作者の文体や言葉選び、表現については、私には心地良かったです。一人の人の成長物語として「あり」と思います。
本屋大賞という入り口から読まれた方は、エンタテインメント的な盛り上がりや、調律師の専門分野の掘り下げに、重きを置き過ぎておられるのかもしれない…。
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No.273:
(5pt)

静かな小説でした

ピアノの曲を聴きたくなりました。静かに穏やかに時が流れて、主人公が一歩一歩成長していきます。歩みは遅いけれど確実な歩みを続ける小説でした。木の葉のさざめき、風の音そしてピアノが最後まで聞こえてきました。森がとても印象強く歩いてみたくなりました。
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No.272:
(5pt)

たかが調律師などとは!

認識がガラッと転換。ソフトだが圧倒的な存在感。読後はほんのり。
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No.271:
(4pt)

才能っていうのはさ

「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。」
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No.270:
(5pt)

とてもとても良かった。

レビューの評価は、意外にも分かれているのですね。個人的にはとても良かったです。ピアノの調律というテーマを通して、いろいろなことを感じさせてくれる作品。これといった大きな出来事が起こるわけではないのに、静かな世界に引き込まれました。「いい話をありがとう」と言いたくなるような読後感です。
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No.269:
(5pt)

惹き込まれました!

とても読みやすいし、その世界にどんどん惹き込まれました。他の作品も読んでみようと思います
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No.268:
(5pt)

調律師というニッチな職業の深遠な世界

ピアノの調律師とは、なんとニッチなテーマだろうか!素晴らしい。小説を読む素晴らしさの一つに、自分の知らない世界に浸れるというのがある。
もちろん、調律師をウイキペディアとかで調べれば、その概要はわかる。でも、内容が知りたいわけではない。そもそも興味が、始めから無いのだ。
優れた小説は、興味がない人たちを、物語の世界に巻き込む。結果、無色だった世界にほんのり彩りをつける。

内容は、芯が強く、非社交的な主人公の青年が、調律師に導かれて、成長する過程が描かれている。すごい展開があるわけではなく、どちらかといえば、静かな展開である。
しかし、ピアノの調律というものがどういうものか、しっかりと描かれていて、とても興味をそそられた。
小説を読了した後に、ピアノを聞く機会があれば、高い確率で、以前と異なる風景を読者は見ることだろう。
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No.267:
(4pt)

羊と鋼の森

読み始めたら一気に読み上げてしまった。
見えない道、迷い 全てにおいてこれでよかったと思える瞬間。
何か自分にも当てはまる事がある。
前に進もうと思った。
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No.266:
(5pt)

世界の見え方が変わります

新しい情報が情報としてではなく、楽しめ読みながらスーっと入ってきます

ピアノ、調律の知識がなくても楽しめます。ない方が楽しめるかも

絶対に読むべき一冊です
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No.265:
(5pt)

とても良かったです。

主人公が選んだ仕事への取り組む姿勢や心の機微が描かれていて楽しく読めました。
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No.264:
(5pt)

心が解放される

クラシックに興味がなくても、自然と音楽の世界に引き込まれる美しい作品でした。
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No.263:
(5pt)

真摯な人々の端正な物語

簡潔でありながら丁寧な描写と、ほどよく抑制のきいた端正な文章のおかげで、
調律という一般には馴染みの薄い世界に題を取りながら、ひっかかることもなく
スムーズにとても心地よく読み進めることができますした。

物語の展開も地に足がついていて無理がなく、読んでいて清々しい気持ちになれました。

一人の少年(~青年)の成長物語としても、調律という仕事にまつわるお仕事小説としても、
ピアノにかかわる人たちの群像劇としても、また音楽というもの・芸術というものについての
小説としても、いろんな読み方ができる一作です。
読み終えてすぐもう一度読み返したくなりました
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