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永劫
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永劫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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グレッグベアの逝去を知り、ようやくの電子化と早川のセールを期に読み返して、30年ぶりの体験に酔いしれています。 まず鏖戦/凍月を読み終えてから、この久遠/永劫を読み、その次は天空の劫火と天界の殺戮で、それが済んだら量子倫理シリーズをこなしていこうと思います。 青背をはじめ多くの表紙イラストが今風に改訂されていますが、これは加藤先生のままでホッと安心しました。 | ||||
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20世紀に文庫で読んでいましたが、作者の死去を受け、よみなおしています。電子化おそすぎます。 | ||||
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20世紀に文庫で読んでいましたが、作者の死去を受け、よみなおしています。電子化おそすぎます。 | ||||
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上・下巻トータルでの評価です。 上巻を読み終えた時点では、これは凄い、星5つで決まり! と思っていたのですが… もちろん下巻を読む間も、う~ん、この人ホントに凄いなあ、頭の中にはどれだけ広くて深くて複雑な宇宙が広がってるんだろう…と、感心していたのも確かです。 でも、せっかく異次元の、それも未来の地球人を訪ねて行ったのに、もっとゆっくり出来なかったの? そんなに慌ててこちら側の地球に戻って来る必要あったの? と、物足りなくも感じてしまいましたし、バタバタした雰囲気のまま終わってしまったようなところが、ちょっと残念でした。 | ||||
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まず、本書が『ブラッド・ミュージック』と同じ年に出版されていることに驚く。2作共に傑作であるにもかかわらず、まったく違ったタイプのSFだからだ。若手の作家が波に乗るということが本当にあるのだ。 まだ上巻を読んだだけなので、傑作と言い切るには早いかもしれないが、この面白さであれば間違いないのではないか。下巻を読む前から期待が持てる。 30年前の出版時に購入後、あちこちでストーリーの紹介や評価を読んでいる筈だけれども完全に忘れてしまっていて、まったく白紙の状態で読み始める。 裏表紙に書かれているあらすじは驚異的。地球上空に出現した直径100キロ、長さ300キロの小惑星は、実は巨大な宇宙船であり、しかもそれは未来の地球人によって作られたものらしい。その内部からは近未来に起こる核戦争の結果がしるされた文書が発見されたという。 これってネタバレじゃないの? 70年代であれば、ここまでのネタで長編一冊が成り立つだろう。しかし、本書の本当の物語はそこから始まる。 〈ストーン〉と名付けられたその小惑星宇宙船の内部に高等生命は発見されない。彼らはどこに行ったのか。内部の図書館と思われる場所には、各種の人類の言語で印刷された過去から未来までの書籍が収納されていたが、本当に未来で作られたものなのか。そしてまた、なぜ、このタイミングで出現したのか。 その謎を探るために一人の若い天才女性物理学者が〈ストーン〉調査団に送り込まれる。 しかし、発見された衝撃的な事実は隠蔽され、調査団の中でも疑心暗鬼が広まっている。一方、調査団から疎外されたソ連ではアメリカとの知識格差が広がることを恐れて軍部が圧力を高めていた。 かくして〈ストーン〉の内部と外部でサスペンスが盛り上がっていく。核戦争を避けることはできるのか? (上巻)の終盤で一つの危機が結末を迎えるが、その裏側で重大な事件が発生する。それこそが本書の本当の物語だった。というところで(上巻)は終わる。 一点だけ、文系の評者だけど、181ページに書かれている土の総量はどう考えてもおかしいと思う。 | ||||
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下巻に入った途端に、急にわかりりにくくなる。 理由の一つは、物語の行く先が見えなくなること。(上巻)では各集団の目的がわかり易かった。調査団の目的は小惑星=宇宙船の謎を探ること、ソ連軍の目的は米国が独占している秘密を奪うこと、謎の集団の目的は調査団の偵察と接触の機会をうかがうこと。 しかし、(下巻)に入るのとほぼ同時に、それぞれの集団の目的が半ば意味を失くしてしまう。さらに、それぞれの集団が細分化され、それぞれ目指すものが多様化するため、ストーリーの流れが見えにくくなる。 また、(下巻)ではストーリーの中心が小惑星=宇宙船中の世界の謎に移るのだけれど、その社会が地球人の未来の社会といいながら、あまりにも異質である上に説明が間接的かつ場当たり的なため、基本的なことや全体像がさっぱりわからない。 描かれている世界は相当凄いのだけれども、視覚的にも構造的にも具体的に理解できないのでイライラがつのる。 大勢の登場人物が作品世界を彩るが、多様性の象徴以上の存在意義はあるのだろうか。 特にソ連軍のパートは断片化され過ぎ。ミルスキイは象徴的なキャラクターだが、中盤での印象が散漫になってしまった。ただ、政治将校とゲッシェルの対話シーンは見てみたかった。 〈道〉、〈井戸〉、ジャルトの侵攻など、料理のネタは上物なのだけれど、〈冠毛〉=無限ヘクサモン・ネクサス(?)の内部対立という状況と組み合わせられた時、調理方法がごたごたし過ぎているように思う。 クライマックスのイメージも凄いが、何が起こったのかちんぷんかんぷん。当方の理解力不足? でも、ワイド・スクリーン・バロック的な幻惑感を感じる。 エピローグはわかり易く、そこまで読んでやっと全体の話が見えてくる。 壮大な設定も登場人物も、大学院を出たばかりの地味な天才物理学者パトリシアの引き立て役に過ぎなかったような感じ。 読了後に読んだ本書と「SFベスト201」の山岸真氏の解説は本書を理解する上で凄く参考になる。特に宇宙論的ヴィジョンへの挑戦という評価は納得するところもある。 | ||||
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この作品、取っつき難い事は事実だけれど結構面白いよ 何たってあの道が良い、あの道は上手く利用すればどこへでも 行けるから、道を動いて行けば宇宙が消滅した後も見られるし メカも非常に魅力的 しかし、何と言っても有体人類と無体人類をあそこまで書ききる 補助脳も具体的に使用している、これがクラークの言いたかった 事だよ「2001年」での人類進化の過程をより具体的に書いて 現存人類との比較をしている。 そして続編での「久遠」ではいよいよ進化をする部分も有れば 進化より現状を選び、それを実行するが逆にパラレル・ワールドへ 行ってしまったパトリシアの子孫も出て来る 私は「ブラッド・ミュージック」よりも此方の方が好きだな。 | ||||
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上下巻とも読了 上巻は話の始まりの始まりに過ぎず、説明不足なのもあり話についていける人はかなり少ないだろう あとがきにあるように、確かにギミックは壮大だと思うが、情景描写が非常にわかりづらいので話の中に入り込めなかった。 また、明確な誤訳(APL=対人レーザーをアップル)、変換ミス(立法隊形など)が幾つかあり度々興をそがれた グレッグ・ベア作品をひと通り読もうと思ったために読んだだけなので、かろうじて最後まで読んだに過ぎず、人にはおすすめしない。 | ||||
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内容の割りにページ数が多いためダラダラと続く印象でした。 半分くらいのページ数ならばもう少し話の展開のスピード感 があったかもしれません。 色々なものが登場しますが、登場するものの中に登場の必然性 を感じないものが多くありました。 | ||||
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