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粘膜探偵
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粘膜探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「粘膜」シリーズの待望の新作だが、やや異色作という印象を受けた。時局もナムール人が出て来る所もこれまでと同一だが、読者に耐え切れない程の"生理的嫌悪感"を抱かせる作者の特徴がやや影を潜めた感がある。 それもその筈、本作の主人公は"特別少年警邏隊"に所属する少年で、前半は、作者らしい描写こそあるものの物足りなく、何か「少年探偵団」の様な趣きで、むしろ、ユーモアやパロディを意識している感さえある。 後半、少年を取り巻く大人達の醜悪な思惑の暴露やナムールの神話を用いて、禍々しさや呪術風味を出してはいるが、やはり物足りない。作者としては作風の進化を目論んだのかも知れないが、作者独特の"生理的嫌悪感"を味わいたい私の様な読者にとっては淡泊な出来に映った。 | ||||
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