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(短編集)
閻魔堂沙羅の推理奇譚
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閻魔堂沙羅の推理奇譚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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「一作家、一ジャンル」のメフィスト賞ということで読んだのに期待外れ。よくできてるけどこういう本は他にもいくらでもあるはず。 | ||||
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小学5年生の娘に、購入しました。 最近、推理物などに興味が出てきたので、すごくおもしろかったそうです。 | ||||
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NHKのドラマを見て、原作に興味を持ち、購入しました。 作中のセリフや情景説明が、今一つに感じられて興醒めでした。 謎解きのトリックも今一つで、ドラマの方が面白かった作品でした。 | ||||
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ドラマの番宣を見て(ドラマ自身は見ていない)、本作の存在を知った。設定に工夫を凝らしたロジカル・ミステリかと思いきや、映画「天国は待ってくれる」及び「素晴らしき哉、人生!」(沙羅が閻魔大王の娘という設定は前者に似ている)風の人生賛歌の連作短編集である。 各編は、やる気の無い女子高生の恋愛・受験事情と盗撮魔、20代の会社員を扱った荻原治氏「神様からひと言」風の企業小説、衰弱死した老婆に依る失踪した息子の行方探し、武闘派の不良上がりのフリーターの義侠心と兄弟愛(+幼馴染みの初恋相手への愛情)と多種多様で、特に、最終編は良く練れている。リーダビリティも良い。 オレオレ詐欺、東日本大震災といったトピックスを各編にさりげなく散りばめている点も好感が持てる。全編に漂う軽妙なタッチも秀逸。美少女の沙羅の造形もエキセントリック性と優しさを兼ね備えていてチャーミング。ミステリという点に拘なければ(第一、沙羅が推理の手助けをしている)充分に楽しめる秀作だと思った。 | ||||
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推理小説好きには物足りない本です、NHK総合で放送されるとのことで購入してみました。 | ||||
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文章があまり上手ではないですね。特にセリフが不自然。作者の方は随分若い方なんでしょうか? あと、「中国とタイの国境」という文章がありましたが、中国とタイは国境を接していません。編集者・校正者の手抜きですね。 | ||||
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全4話を収める短篇集だ。 閻魔様の娘が狂言回しになるというトンデモな設定のミステリだ。しかも、殺された被害者自身が犯人を推理させられる。これは新しい! 物語としてよくできている。謎解きとしては正直なところ、さほどでもないと思うのだが、意外性があり、スリリングで、なおかつハートフル。 すれっからしのミステリ好きでも、手を出す価値があるだろう。 ただ、いずれも「いい話」に着地する点には違和感を覚えた。幸せで前向きな結末は、メフィスト賞らしからぬ味付け。 | ||||
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主人公の少女が閻魔大王の娘というファンタジーな設定を持つミステリー。 犯人を当てれば復活、外せば地獄かそのまま天国行きといったゲームな展開が、ライトノベル的で少し安易な気もする。 しかし、ゲームをする嵌めになる横死したキャラはバラエティーに富んでおり、キャラ1人1人の描写も優れている。 1話読み切り形で、1話当たりの分量も適度なので、隙間時間に読むのに適している。 | ||||
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訳も分からず死んで、答えが分かれば生き返れます。10分あげるからどうぞ。なる程~。一話完結なので、読みやすいです。でも一巻でいいかなー。『恋と禁忌の述語論理』の方がお勧めです(作者違うけど | ||||
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シリーズ化されているし、評判も良さそうなので表紙買い。 子供の作文のような文章を読むのが苦痛で、序盤でギブアップしました。 内容はわかりません。そこまで読めませんでした。 同じような感想を持つ人もいると思う。だからレビューを書いた。 このレビューのような文体です。そこに台詞が挟まっている。 後は想像できると思う。 | ||||
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推理のトリックよりも話を楽しむ系の小説だと思いました。 とても面白くて一気に読めますし、ちょっと涙腺に来るような話もありで非常にオススメです。 ただ、kindleだとどうも表紙のイラストがちゃんと見ることが出来ないみたいなので、表紙のイラストが気になってる人は紙の本を買った方が良いのかなと思います。 | ||||
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読書初心者です。 今年に入り、文庫本買いあさって読書始めました。 一番は非常に読みやすかったという印象です。 設定はおもしろいですね。 推理としてはたいした物は無く、簡単なもの。 でも爽やかに後味良く読めて、個人的には好きでした。 続編も早速読もうと思っています。 | ||||
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短編4作品と言う事も有り、推理小説としてはかなり薄味! もう少し伏線を上手く張らないと、マンネリ化しそう… 2冊目に期待です。 | ||||
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この作品には良くありがちなホームズ的存在は登場しません。ありそうで中々なかった「死んだ被害者が推理役」という作品です。 タイトルに見える閻魔の沙羅や被害者たちのキャラクターと、軽妙なセリフ作りが、すらすら読み進められられるミステリ読本としての良さを作り出しています。 ただ、その裏には「探偵でもない、ただの一般人なのに死んでしまった人々」の目線を通じて、「われわれ素人は、自分の才能や可能性をどう捉えれば良いか」「人生で一度しかない挑戦に、一般人はどう向き合えば良いか」といったテーマがある気がします。そこが時間つぶしの読み物としてのレベルを超えているように感じました。 推理のロジックのクオリティは無理がないけど無難といった位のものですが、生死や人生というテーマを面白くも味わいある形で料理されていて、総じて良作と思います。とくに第3話のおばあちゃんはラストでついつい笑い泣きを……。 | ||||
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全四話,全てが四つのパートで構成され,その流れもしっかりパターン化されており, 一つ目のパートで中心人物を細かく描くため,物語として読みやすく,また入りやすく, その掘り下げが最後の後日談にきれいに繋がり,うまくまとめられているように映ります. ただ,『メフィスト賞』作品にしては,良くも悪くもアク不足なのは否めないところで, ミステリとしても,『推理ゲーム』を謳い,論理を組み立るものの,もう一押しには欠け, 賞ではなく,レーベルの枠に押し込まれた,よくある小粒のライトミステリという印象です. これが別の賞,もしくはレーベルなら,もう少し違う感想になったのかもしれませんが, やはり『メフィスト賞』であるからには,何か一つでも抜けたものを期待してしまいます. | ||||
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自分を殺した犯人を推理する、という趣向を考えついた段階で、作者はなかば賭けに勝利したといえる。 そしてその斬新なアイデアに説得力と物語的な深みを与えるのが、閻魔の娘である沙羅。 このキャラクターがとにかく卓抜している。 新しいミステリとしても、キャラクター小説としても超一級の作品でした。おもしろかった。 | ||||
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