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あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続



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【この小説が収録されている参考書籍】
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続の評価: 4.59/5点 レビュー 88件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 1~20 1/5ページ
No.81:
(5pt)

大好きシリーズ

探していたし自宅で受け取ってすぐ読めて、すごく良かった。ありがとうございます
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
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No.80:
(5pt)

やっと文庫化!

やっと文庫化され、大喜びで購入したが、余裕が無くて未読である。よって、レビューは書けないのであるが…宮部みゆき先生のライフワーク…期待はずれ何ぞあるものか!
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
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No.79:
(5pt)

宮部さんの時代小説は楽しい

宮部さんの時代小説はほとんど読みました。ゾワッっとするところあり、ほっこりするところあり、ホッとするやらで現代小説にないゆったり感が安心できます。
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No.78:
(5pt)

おちかさんが幸せになって良かった

この巻だけ、なぜか読み逃して先の巻に行ってしまい、ようやくおちかさんが三島屋からお嫁入りした事情がわかりました。
どの巻もぬくもりがあって、人間って、こうだよね、生きるのも悪くないね、と嬉しい気持ちにさせてくれます。
瓢箪古堂の旦那さんが、長生きしてくれることを祈ってます。
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No.77:
(5pt)

うふふふ、ってなる。

表紙を見て何となく予想はしていたものの、「おちか…!?」って思いながら読み進めていました。

今まで出てきた床の間に飾ってた絵などがちょっとずつ回収されてる気がするので、まだまだ続くであろう今後の話しも期待しながら、少しづつ追いかけていきたい。
昔から宮部みゆきさんの文章は、奥が深く想像を駆り立てられるから、世界に浸れるのが好きです。
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No.76:
(4pt)

おちかと取り巻く人々の来し方、行く末にも興味深い

妖の怨念か、人の強欲か−開けずの間に祀られた行き逢い神は、凶事に替えて願いを叶える!もんも呼ぶ声は災厄か、祝福か−だんまり姫と囚われの魂を救ったものは、真っ当に生きた彼女の証。災いは人の行い、魑魅の仕業−世の安寧を守る面の家、ナンの皮肉か番犬は悪人の勤め⁉おちかの転機、その決心−語られなかった物語の結末と、あやかし草紙に描かれないもう一つの物語が…。おちかの祝言、小旦那へのバトン−変調百物語の節目、金目の猫。ひとつひとつの物語の面白さにも増して、おちかと取り巻く人々の来し方、行く末にも興味深い物語が在る。
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No.75:
(5pt)

やっぱいい

おもしろいし
じーーーんとくるし
次が楽しみ
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No.74:
(5pt)

迅速丁寧

とても早く送って頂きました。
書籍もとても良い状態でした。
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No.73:
(5pt)

おちかから富次郎に引継ぎ

「だんまり姫」がいいお話でした。怖くない方のはなしで、語り手のおせいの人柄、ユーモア、出てくる人々も思いやりある人たちで、気持ちのいい話でした。この巻で、おちかから富次郎に聞き手が引き継がれます。
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No.72:
(4pt)

第一部フィナーレにふさわしい巻。

「三島屋変調百物語」の第一部が終わる。本巻は、おどろおどろしい「開けずの間」「面の家」、「くろすけ」と同じぐらいに可愛らしい物の怪の登場する「だんまり姫」とハイレベル。ヒロインの嫁ぎ先には、物語好き・愛書家の作者の思いが反映されていそうだ。
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No.71:
(5pt)

ハラハラ面白い。

家族で回し読みをします。
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No.70:
(5pt)

次回作以降も早くKindle化を!

三島屋シリーズ、第一期完結。面白くて、ちょっと怖くて、せつなくて、とびきり暖かい。登場人物に実際に逢いたくなる文句なしの名作。お願いだから角川さん、第六集以降も早くKindle化してください!
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No.69:
(5pt)

面白いです

仕事が終わった後の娯楽として良いですね。
内容は難しくない、文章は整っている。
つまり、読むのに疲れません
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No.68:
(5pt)

毎回 少しづつ違う

物語の内容は違うのに、登場人物への筆者の愛情がどんなに忌まわしい内容でも最後は浄化されている。
堅苦しくなく、楽しめる本です。
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No.67:
(5pt)

第一期の締めくくりに相応しい一冊

怖くて邪悪な苦味走った話の後に、切ないけれど心がほんわか温まる話があるのは、前の4冊も同じだが、今回はそれに加えて、主役を務めてきたおちかの人生が大きく前進する展開があったり、三島屋の長男伊一郎や、おちかの母親が登場するのも、ずっと読み進めて来た三島屋シリーズファンには面白い。更に、第二期の主役の富次郎を補助役として、伊一郎兄や、若女将になったおちかが登場するのではと、ファンには嬉しい予感も。
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No.66:
(4pt)

予定通りに到着しています

状態は良好でした。
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No.65:
(5pt)

母が一番喜ぶプレゼント

高齢でパートの仕事を辞めて寂しそうな母にプレゼント。
宮部みゆき様(私的には様とお呼びしたい)の本を毎月3,4冊ずつプレゼントしてます。
母は、足腰を悪くしているので、これまで「椅子タイプの一人用コタツ」とか「おしゃれなシルバーカー」とか、もちろん好物のお菓子とか・・・いろいろプレゼントして来たのですが、宮部みゆき様の小説が一番嬉しかったようです。1冊目を読み始めて、速攻ハマってました。「どう?面白い?」と聞くと「すっごく面白い!」と全力の笑顔。毎月届くたびに「嬉しい~。もうコレなんか泣いちゃったわ~」と大喜びです。
宮部みゆき様、心より感謝申し上げます!
勿論、私も主人も愛読させていただいております。
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4041067928
No.64:
(4pt)

日々、変化していく

今回も色々な方から、色々なお話が聞けます。いつか、お勝さんのお話を聞いてみたいです。
この方は何でもお見通しだなあ。どんな経験をしてきたんだろう。怖いお話もたくさん持っていそうなので、気になります。

そして、おちか。宮部さんが巻末で語られている通り、過去の出来事と向かい合い、変化しながら
生きていくんだろうなと思います。もしかしたら、おちかが語りに来る事もあるかもしれませんね。
そばには不思議な体験をしてきた人もいますし。

聞き手の変化も含め、このシリーズを楽しませてもらっています。季節ごとの風習や食べ物も豊かで
いいですね。
今は電子書籍で読んでいます。次の巻に進むのが楽しみです。
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No.63:
(4pt)

続き物は早く読みたい‼︎が叶いました。

迅速な対応ありがとうございました。
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No.62:
(5pt)

"おちか"シリーズへの感謝の念と富次朗シリーズへの期待感を抱かせると共に、前半二話で「百物語」の本領を発揮した珠玉の短編集

「百物語」シリーズの第五作で"おちか"を聞き手とした最終作。"おちか"の胸の痞えをほぐすために、"おちか"を怪異・因縁譚の聞き手として「百物語」を語ると共に全体を人情譚として纏め上げるという本シリーズのコンセプトを私は気に入って(遅ればせがら)初作から順に読み始めて本作で一段落(作者の作品の中では本シリーズが一番好きになった)。本作ではこれまでの経緯を説明した「序」を除けば、「開けずの間」、「だんまり姫」、「面の家」、「あやかし草紙」(表題作)及び「金目の猫」の5つの不思議話を収録している。

「開けずの間」では、まず、三島屋に戻って来た富次朗の能天気振りと江戸を去った青野への"おちか"の哀惜の念が綴られる。語り手は<どんぶり屋>という飯屋の若い店主で粗忽者で"塩断ち"を忌避する平吉。途中で富次朗が聞き手に加わってしまうというハプニングがある(のは次シリーズへの準備?)。語りの内容は平吉(当時は三好屋という金物屋の幼児)の姉で姑のために出戻りとなった"おゆう"に係わるもので、出戻りとなって一時錯乱した"おゆう"の座敷牢代りの納戸に棲む邪な女神(入れ逢い神)に纏わる不思議話。"おゆう"が子供を取り戻すために"塩断ち"するという点が巧妙な繋ぎ。そんな"おゆう"に女神が誘いの手を伸ばすのは自然な流れで、女神は願いの成就との残酷な交換条件を出す("入れ逢い神"なので)という趣向で、"我欲の怖さ"を巧みに表現していると共に、(結果としての)交換条件が悲惨過ぎる。そこへ、勘当されていた長兄の松吉が三好屋に戻って来て更なる悲劇が起こるという鬼気迫る怪異・因縁譚であると共に、(勘当は別として)富次朗の立場と重畳させている逸品(三島屋と三好屋の名前の類似性にも着目したい)。「だんまり姫」は、神無月の恵比寿講が舞台で"おちか"と富次朗の他に幹一も参加しているという趣向で3人共に仲が良さそうだし、数日後、富次朗が"入れ逢い神"が店から逃げ出す姿の絵を描くという清々しい出だし。語り手は紙問屋の婿入り息子に付き添って来た五十路の母親で若い頃は魚の卸売商の娘だった"おせい"で、語りの内容は遠州大黒家のお殿様と側室とお姫様に纏わるもので怪異の源泉は<もんも>。語りにお国訛りが混じっていてユーモア味を醸し出している。"おせい"の<もんも声>が<海亡者>を呼ぶと言う。更に、大声が出せなくて肩身の狭い"おせい"の前にカモメに化けた<もんも>が出現して耳が遠くて身振り手振りだけで済む青物問屋の老夫妻を紹介してくれ、"おせい"は目出度く店の女中として奉公するという、ここまでは昔話の様な人情譚。老夫妻が亡くなって以降は怪異譚が始まるかと思いきや、"おせい"がチョット大声を出すと<地震>を呼んでしまうというユーモア譚が続くが、"おせい"が大黒家の姫様付きの女中になる所からが本筋である。お姫様は喋らず、<だんまり姫>と呼ばれているのである。"おせい"はお姫様も<もんも声>の持ち主だと推察しながらも、お姫様とその母親の側室に"指文字"を教える。この後の、殿様の弟で今は亡き"一国様"が<亡者>となって"おせい"に姿を見せる等の大黒家に纏わる因果譚の出来が素晴らしい。特に、"<もんも>尽し"という趣向とラストの"おせい"の機知が光る逸品("おちか"は不思議話に係わる品を収集しているらしい)。「面の家」の季節は冬で火事を背景としており、語り手は通りがかりの喧嘩腰の小娘の"お種"だが、"お勝"に代って富次朗と幹一(相変わらず、仲が良い)が見守り番となるという趣向。だが、"お種"が途中で話を打ち切ってしまう(翌日、差配と共に再訪するが)という前代未聞の事が起こる上に、(一応、"明暦の大火"の原因となった<面>に纏わる話なのだが)火事に依って問題が解決してしまう程の物足りない不思議話。ただし、富次朗の画才が再度強調される点が気になる。

表題作の「あやかし草紙」は、"おちか"シリーズの終焉が近い事を感じさせ、語り手は幹一。語りの内容も幹一が貸本屋となった経緯で不思議話とは程遠いが、幹一(=作者)が真の本好きである事と幹一の爽やかで飄々とした性格が伝わって来て、これに依って"おちか"が幹一との結婚を決意するというお目出度い話。"お勝"の予言が当たったという訳。掉尾の「金目の猫」は"おちか"シリーズの総決算で、"おちか"の祝言、富次朗が"おちか"の後を継いで聞き手となる事、そして、あの不気味な商人が聞き手としての富次朗の能力を認めた事を中心に描いていて、富次朗シリーズへの期待を持たせる。終盤の二話が怪異・因縁譚と程遠くなっているのは止むを得ない事由で、その代りに前半二話に重量級を配したのであろう。"おちか"シリーズへの感謝の念と富次朗シリーズへの期待感を抱かせると共に、前半二話で「百物語」の本領を発揮した珠玉の短編集だと思った。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
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