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総理の夫
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総理の夫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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総理の夫、このタイトルですでに書きあがってしまったような出来。政治に関してはその辺のニュースや出来事を寄せ集めで飛ばして読んでもなんら支障ない、そんなものが450頁も膨らむ。総理の夫、と言うタイトルにも関わらず夫のキャラが全く立っていない。もっと言えば夫婦なんだから多少の支えになってはいるんだろうが、まあ、いてもいなくてもいい存在で、タイトル負けもいいところ。土壇場で頼りになったのは総理の夫ではなく義母だったと言う落ち。そして夫婦であるべき形が最後の最後に出てくる。総理の懐妊。果たして女性が総理になった場合、この当然ありうるべき事態にどう対処するのかと思いきや、完全にスルー。最後に改めて、タイトルだけに寄りかかった政治小説まがいで、他の原田マハに通じる部分が無いわけではないが、やはり政治に切り込むには無理があった、と言う事だろう。 | ||||
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総理が女性であることによって何が変わるのか。美人で聡明らしいが、特に女性が総理になったからと言って何が変わるわけではない。それは原田マハが、政治の世界に疎く、また女性の政治家などへの取材が少ないせいだろう。そして総理の夫と言うタイトルにも関わらず、まったく夫のキャラが立っていない。最後の最後で女性の総理らしく懐妊する。おっと、これは新展開、どうなるどうなる、あれっ場面が変わって完全にスルー。450頁もかけて何を書きたかったんだ、時間返せ。 | ||||
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初の女性総理大臣(妻)を主人公としないで、その夫を『総理の夫』としてスポットライトを当てて、その人情劇場を描いたところが良かったと思います。特に面白かった点は、今まで一般人であった人が総理の夫(公人)となった場合、日常生活がどのように変化するのか?とても楽しく表現出来ていると思います。なかなか読み応えがあります。 しかし、後半からの総理大臣(妻)のサクセスストーリーに物語が進んで行くと、在り来たりの展開なのであまり面白味が感じられなかった。もう少し意外性が欲しかった。 全体を通してはまずまずといったところです。 | ||||
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タイトルや書き方はとても魅力的なのだが、肝心の中身が女性が活躍出来る世の中に、というのが全面に出過ぎている気がする。 政治という世界は男性優位でこのぐらい書かないといけないのだろうが、女性のリーダーは当たり前にいる時代にしては価値観が古い感じがする。 | ||||
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主人公の主要政策が消費税率見直しで、これでもかと増税をプッシュするのは、違和感がある。本来、消費税率見直しは、立法府である党首の立場で行うもの。初の女性総理大臣と言う話題性を利用して、弱小野党の党首を連立与党の党首にするストーリーは、まるで小池都知事をモデルとしているようにも思える。行政府の長である総理大臣を主人公とするなら、もっと他に適切なテーマはなかったのか。 消費税アップを目論む勢力の後押しがあるのではと、穿った見方もしたくなる。 | ||||
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もっと女性総理という設定ならでわのストーリーが読みたかったなぁという気がします。解散総選挙や妊娠のストーリーも正直、予想がつく内容かなぁと。中盤から後半にかけて少々息切れ感がありました。 | ||||
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「総理」が美人で聡明、性格が良く完璧な人間で全く共感が持てない。リアルな人間としての人物像が伝わってこない。加えて主人公の「夫」やそのお金持ちの母親、総理のブレーン、大物政治家などのサブキャラクターもびっくりするくらいのステレオタイプ。政治の話も実に都合が良く展開していく。痛快、といえば痛快なんだろうけどあまりにも子供だましでした。もっと取材して政治の世界をちゃんと描いてほしかった。文章力もなく表現も稚拙で読んでいて辛かったです。悪いことばかり書いてしまいましたが、あまりに内容がなくあっという間に読めてしまったので、無駄にした時間が最小限で済んだのが不幸中の幸いです。 | ||||
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先が読めてしまってつまらない 「でしょうね」という展開 読む価値なし 原田さんは自民党からお金でも貰ってるのではないですか? 政治についてちゃんと調べたのでしょうか? 日本の資産がいくらあるのかという視点なく、増税を掲げる政治家は無能だと思いますが。 | ||||
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まず、私は原田マハのファンで、彼女の作品をたくさん読んでいます。本作も一般的には面白い作品だといえますが、彼女の作品の中では★2つかな、という評価です。その理由は、キャラクター設定と結末にがっかりしたからです。作者はインタビューで「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか? それをフィクションで覆してみたかった。」と述べていますが、それなのに、主人公の凛子が美人・聡明・玉の輿という「当たり前の理想像」として設定されていることが残念でした。また、結末はネタバレになるので書きませんが、「女の幸せ」のステレオタイプに終わっていると思いました。 | ||||
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