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総理の夫
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総理の夫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 21~40 2/4ページ
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日本初の女性総理大臣を妻に持った男性が、新しい世界に放り出される。妻を愛しながらも戸惑っ ている姿が痛々しい。女性であっても政治家になるタイプは押しが強く、辟易する。何だか男のプラ イドがボロボロになりそうだ。 あまりにもハッピーエンドなので、ファンタジー作品にも思える。どんなに清廉潔白な政治家でも いずれは泥まみれになる。例えそれが相馬凛子であろうとも。また、登場人物の原久郎はあくまでも 陰に回り、権謀術数を駆使して政界を牛耳るタイプだ。決して(総理大臣などになって)矢面に立つ ことなどはしない。 ポリティカルフィクションというより、坊ちゃん旦那の奮戦記! めでたしめでたし。 | ||||
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ネタバレを含みます。 原田マハさんの作品は、なぜか人に好かれる一生懸命な主人公+とてもステキな大人の女性という組み合わせが多く、その二人を中心にハッピーエンドに向かうため、安心して読めます。それが原田マハさんの長所でもあり短所でもあると思いますが、本作品では短所に感じました。 例えば、総理の夫が同僚との意味ありげな写真(実際には何もしていない)は総理の政治家生命を左右するものとして描かれるのに、総理の腹心の部下が自らの意思で妻子のある男性と不倫して妊娠までしたら「辛かったね、これからも一緒に頑張ろうね」と美談になるのは都合が良すぎると感じました。 また、後半、総理が家庭も顧みるようになったのはとても良いことだと思いますが、その結果が内閣総理大臣の妊娠…?「総理である妻をあらゆる面で支えること」が主人公の全てなのに、避妊という男性としての基本的な気遣いはしない、そして総理もそれをOKするというのは「いやいや何やってんの」と思いました。夫婦・部下揃って悩んでいましたが、悩むくらいなら最初から避妊すればいいのに。女性の社会参画とかがテーマなのでしょうが、専業主婦であれ内閣総理大臣であれ、タイミングを考えて夫婦生活を営むのは社会参画以前の夫婦としての責任だと思います。しかし、そういった議論はなく、やはり美談でハッピーエンドになってしまい、若干興醒めでした。 こんな「清く正しく美しく」な総理が性別関わらずいてほしいとは思いますし、そういった意味では読んでいて爽快ですが、せっかく初の女性総理を描くなら、マーガレットサッチャーとまではいかずとも、もっと清濁併せ呑むようなしたたかな女性総理を見てみたかったです。 | ||||
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思っていた以上に加速度的にどんどん面白くなり、二日で読了。 原田マハの小説に登場する女性はとかくスーパーウーマンであること多し。 涼しげな顔で、なんでもやってのける。こんなこと現実では到底無理と思いながら、時折胸を熱くし、涙ぐみながらニュージーランドや台湾の女性リーダーを思い描きながら、読んでいた。鼠色の背広集団ではなく、しなやかに、軽やかに発揮される新しいリーダーシップのあり方。女性に政治が向かないなんて、既得権益にしがみつく老いた政治家の詭弁である。 凛子のような新しいリーダーが登場すれば、国民の政治への信頼も変わるはず。今までのやり方ではダメなんだ。 候補者均等法の改正があったが、いつか近い将来、実現することを夢見て。でなければこの国は本当にズブズブと沈んでいくしかないのではないか。 | ||||
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主人公の主要政策が消費税率見直しで、これでもかと増税をプッシュするのは、違和感がある。本来、消費税率見直しは、立法府である党首の立場で行うもの。初の女性総理大臣と言う話題性を利用して、弱小野党の党首を連立与党の党首にするストーリーは、まるで小池都知事をモデルとしているようにも思える。行政府の長である総理大臣を主人公とするなら、もっと他に適切なテーマはなかったのか。 消費税アップを目論む勢力の後押しがあるのではと、穿った見方もしたくなる。 | ||||
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日本では考えられないシチュエーションで楽しく読みました、いつの日かそういう日が来ればいいですね。 | ||||
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もっと女性総理という設定ならでわのストーリーが読みたかったなぁという気がします。解散総選挙や妊娠のストーリーも正直、予想がつく内容かなぁと。中盤から後半にかけて少々息切れ感がありました。 | ||||
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「総理」が美人で聡明、性格が良く完璧な人間で全く共感が持てない。リアルな人間としての人物像が伝わってこない。加えて主人公の「夫」やそのお金持ちの母親、総理のブレーン、大物政治家などのサブキャラクターもびっくりするくらいのステレオタイプ。政治の話も実に都合が良く展開していく。痛快、といえば痛快なんだろうけどあまりにも子供だましでした。もっと取材して政治の世界をちゃんと描いてほしかった。文章力もなく表現も稚拙で読んでいて辛かったです。悪いことばかり書いてしまいましたが、あまりに内容がなくあっという間に読めてしまったので、無駄にした時間が最小限で済んだのが不幸中の幸いです。 | ||||
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フィクションだとはわかっていながらも、そう遠くない未来に、本当に国のことを考えるこんな総理が現れてくれるんじゃないかと希望を持たせてくれる、爽快で胸が熱くなる一冊でした。 そして、こんなふうにいつも側にいて、一番大切な事を見極め、静かに大らかに支えてくれる男性がいたらー。 多くの男性が、そういう男性性をも発揮してくれる社会であったなら、どんなに住みやすく、バランの取れた社会になるだろうと想像しました。 マハさんの“予言”が実現することを、願ってやみません。^_^ | ||||
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以前より原田マハさんの作品は面白くて読みやすいので気に入っています。この作品も読んだことがありますが、秋に映画化決定したので、新刊で数冊購入し知人に送りました。中々図書館に出かけたり書店で探すのも大変ですし、面白いから読んだらと勧められても中々読めないものですが、送った方には面白かったと好評でした。映画も楽しみですが、これは本で感動して欲しいです。 | ||||
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新鮮な視点、読んでいて楽しい。 | ||||
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先が読めてしまってつまらない 「でしょうね」という展開 読む価値なし 原田さんは自民党からお金でも貰ってるのではないですか? 政治についてちゃんと調べたのでしょうか? 日本の資産がいくらあるのかという視点なく、増税を掲げる政治家は無能だと思いますが。 | ||||
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日本に対して、社会に対して、ひいては自分を取り巻く職場や環境、全てにながれる日本特有の諦め、妥協、忖度を一掃させてくれる気分になる本です。 こんな政治家がいて、こんな日本であったら、もっと前を真っ直ぐみつめて、将来に向かって行けるのに。世界に誇れる日本になるのに。読んだ後、そんな想いに溢れました。 こんな理想の総理大臣が就任して、こんな理想の日本になるといいなと思うだけでなく、微力でも私自身が出来ることはないのか…などとも思いました。身近な出来ることとしては、もう一度中学の時に学んだ政治・経済関連の本を読み返して、政治を知り、しっかり選挙権を生かすことだけはしようと思います。 | ||||
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原田マハという作家は、魅力的な人物を描かせると右に出るものがいないくらい抜群の才能を発揮する。才色兼備で信念と誠実さと情熱の持ち主で日本初の女性首相となる相馬凜子、相馬財閥の次男として生まれながらも、鳥類研究に夢中で涙脆い夫の日和、日和の付き人で有能な富士宮さん、息子や嫁の凜子をバックでそっと応援する母、政界を影で操ろうとするハラグロこと原久郎どれも皆効果的に描かれている。利権と既得権益にこだわり一向に変わろうとしない日本の政治を凜子は、次々と変革していく。消費増税、脱原発、社会福祉の充実など読者も応援したくなるような政策を打ちだし、国民の熱い信頼を得ていく。読んでいると凜子はマハの分身ではないかと思えてくる。これほど明確に日本の政治の現状と解決のための打開策を描ききっているところが並みの作家と違うところである。「本日はお日柄もよろしく」で活躍する伝説のスピーチライター久遠久美をここでも登場させ、国民に向かって所信表明するところなど原田ワールド全開の作品といえるだろう。最後に凜子自身が子育てしながら総理を続ける決断をし、女性が安心して子育てをできる国を目指すところなど、心憎いまでの原田マハの構想力に完全に脱帽である。 | ||||
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人を愛すること、信念を貫くことを感じさせる一冊です。 本日はお日柄もよくと同じ作家(原田マハ)で、私のの好きな作家の一人。 | ||||
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もうファーストレディじゃないけれど、私はファンでした。昭恵夫人は人類永遠の大難問嫁姑戦争打開への切り札・最終秘密兵器です。安倍家の跡取りを産めなかっただけでも姑は怒り狂ってるだろうに、どこ吹く風とほとんど毎日飲み歩いてるそうじゃないですか。凄すぎる。姑に泣かされているお嫁さんたち、昭恵夫人の門下生になりなさい。 | ||||
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「こんな総理大臣が誕生してくれれば」と誰もが思いたくなる内容。 才色兼備を形にしたような日本初の総理大臣と彼女を支える影のヒロイン「総理の夫」の姿が日記形式で綴られる。 コミカルな文体かと思えば、とろけるような恋愛シーン、そして重い政治の話が重なり、緩急がとにかく上手い。 テンポが良く、ガンガン読み進められる。 著者のファンとしては、久遠久美の登場など、人物の背景が分かるからこそ余計に惹きつけられる。 | ||||
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大好きなマハさんのホント面白い本!一気に読みました | ||||
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迅速かつご丁寧に配送戴きました。ありがとうございました。 自分の興味で購入し、一気に読み終えました。 | ||||
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初めて、原田マハの美術系以外を読んだ。テレビドラマ化して欲しいな。 | ||||
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日本初の女性総理大臣となった相馬凛子の夫・日和が書いた日記という形式で書かれた小説。 妻が総理となったため、ファーストレディならぬファーストジェントルマンとして生活が一変してしまった日和の戸惑いと、現職総理として多忙を極める妻を優しく労わる姿が刻まれている。 いつの日か、日本にも女性総理が誕生しないとも限らない。そんなことを思いながら読んでいると、日和の苦悩と迷いがひしひしと伝わってくる。 非情な政治の世界で女性が華々しく活躍するのは、実際のところ困難なことは一般論として理解できる。故にこの小説は、日本の近未来を想定した画期的な物語のような気がする。 激動の政局を、この総理夫婦はどのように乗り越えるのか。是非一読して確かめていただきたい。 | ||||
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