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(短編集)
最後にして最初のアイドル
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最後にして最初のアイドルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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流石プロ。すんなりと文字を読ませてくるスキルは見習いたい。キャラ設定も秀逸だし舞台設定も秀逸だし、何より展開がぶっ飛んでいる。これは凄い。本当に凄い。 | ||||
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これは凄い。表題作は「ラブライブ」二次創作だったそうだけど、陳腐なあの話をハードSFにするなんて考え付く事自体キチガイの発想。が、それを徹底して作り込むとこうなってしまうとは。私は軟弱なSFファンなので科学的な裏付けがどこまであるかなんてそもそも気にしないけど、何となくウソ八百でない感じはするのでそれで十分。キチガイと紙一重の才能を感じた。他2作も似たような作風だが、とにかく希有壮大なバカSFで、極めてSFマインドに溢れている。ただ残念なのはいわゆる「オタク」文化が濃厚な題材のため、それだけで黙殺されたり、面白さが十分に伝わらない危険性がある事。実際私は50歳代のオタク人間で「ラブライブ」は良くわかるんだけど、ソシャゲとかガチャ、課金などについてはニュースで字面を見た事があるだけなので、2作目は辛かった。又ギャップ萌えの狙いもあるのだろうけど、グロテスクさやカニバリズムの要素などが容赦なく、とても万人向けとは思えない。 まとめれば、読む人を選ぶ猛毒要注意の凄まじい怪作と言う評価。この作家が今後どのように進化していくのか要注目と思った。 | ||||
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百合って付いていたので紙版になったタイミングで読んでみた この作品がどうのような物かと言えば 3作品とも短編ながら濃厚なSFに隠し味的に百合を混ぜてみたといえる、異質で毒気も多く表紙だけで飛びついたら危険 百合が隠し味なのは短編であることもあるでしょうがSFの部分にページが多く使われているためにそちらに焦点はあたりにくいこと そして百合とは人型(女性)に女性の精神が宿されたものから生まれたものであるから、そこからあまりにも離れていくとあまり感じ取れなくなること ちなみに3作品のうちで一番百合かなと思ったのはエヴォリューションがーるずでした SFとしてよくあのページ数でこれだけのものが書けたものだと驚く、奇才と言いましょうか この才能で長編を書いたらどんな作品がうまれることになるか | ||||
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現代オタクの三種の神器、「アイドル、声優、ソシャゲ」をBLAME×ラブライブのエッセンスを 入れてごった鍋にぶち込み、ハードSFのダシで約一週間煮込んでみたら、こんなん出来ました!という感じの作品です。 いわゆる伊藤計劃以後と括られている中では今のところ一番飛びぬけた才能を感じます。 残念なのは伊藤計劃伊藤計劃ほどメッセージ性が無い事でしょうか… 伊藤計劃がジョージルーカスなら、この人はクリストファーノーランって感じでしょうか 上手いし、面白いんだけど今一歩、メジャーになれないというか…。 初作品でこれだけの才能なので、期待しています。このままB級路線でいくのかどうか、気になる所です。 | ||||
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※ネタバレ有り 夢に破れて挫折した女の子が自殺する。後に地球が滅んだ頃に肉体を捨ててよみがえり、様々に姿形を変えながら、本当の「アイドル」を探求する話。 この本は見ての通りたったの52ページしか無く、人物の描写等を楽しむ小説ではない。発想を楽しむものだと思う。 | ||||
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感想がそれしか出て来ない アイドルに巻き込まれて、アイドルに飲まれて、アイドルにひたって、アイドルに溺れて、やがてアイドルになる そんな話 | ||||
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ああ、なるほど確かにアイドルだ。 自分の中で一度読んで終わる作品になると思う。 この作品に出会えて良かった。一期一会の作品だ。 『あぁこんな作品あったなぁ』とふと思い出させる力をもっている気がする。 決して二度と読まない。一度しか読まないからこそ、この作品を読んだことを覚えてやる。 | ||||
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私は本作がとても好きなのですが、初めての読者は、ただのアイドルもののラノベを期待して読むと後悔します。 本作は、タガは外れていて、ネジもぶっ飛んでいるし、ヒューズはぶち切れているんです!!! ラブライブのようなキレイな青春群像劇(偶像?)ではなく、グロと絶望に溢れたサイエンス・ストーリーであり、絶望の果てに見つけたほんの少しの希望の物語なのです。 | ||||
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これを一般的な小説と思わないでください。作者が魂を込めまくって描いた芸術作品だと思って堪能してください。凡人にはただの落書、子供の描いた絵しか見えない有名画家の絵でも、それなりの人が見れば衝撃的な作品に見えるように……。趣味で小説を書いていますが、やはり大切なのはテクニックではなく、熱い情熱なんだなと実感しました。 | ||||
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アイドルを目指していたものの志半ばで夢破れて自殺したヒロインの脳を親友に取り出され、人間同士が争い殺して相手を食料としている荒廃後の地球で新たな身体でアイドルとして再生され、親友の死後も人類滅亡後もファンと成る生命体を創造しながらアイドルを続け、太陽系の消滅後も宇宙へ出て様々な生命体の間でアイドルを続け最終的には・・・と云うトンデモ話。 もはやそこには我々の知るアイドルの姿は無く、そもそもヒロインは再生後にアイドルに成ったと云っても自称アイドルでしかない。筒井康隆先生があと50年お若ければ書かれたかも知れない様な作品だが、筒井先生との決定的な違いは、筒井先生ならばアイドルであるヒロイン自体ガジェットの一つで、あくまで彼女に依ってもたらされる事象が中心に成ったと想われ、一方、この作者はアイドルと云うものを突き詰める為に本作を書いた様な感じで、宇宙や宇宙で起きている事象ですらガジェットに成ってしまっている。そう云う点では本作は凄い作品であり、又、この作者の「まともでなさ」加減は美事としか云い様が無い。わたしは作品を通してその向こうの作者の人格などを探るのが好きだが、正直、本作については作者の人格を知りたくは無い。こんな日本SF史に残りそうな物凄い作品を発表する程の狂いっぷりなのだから。 | ||||
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途中グロくなってくるので正直放り出そうかと思ったが、絶妙なさじ加減で読み進めさせる。アイドルに新しい光をあてるSF快作だ。 | ||||
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SFは普段読まないのですが、友人から「かつてない読書体験ができる」と勧められて読みました。読み終わってみて、この本を勧めてくれた友人に感謝しています。かつてない衝撃でした。予想を超えて転がっていくストーリーと、衝撃的な描写、そしてタイトルの回収! かなり好みは分かれると思いますが、素晴らしい作品でした。マンネリ化していた読書に風が吹き抜けたようでした。 | ||||
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最初は元となった同人誌への興味からと価格の安さから購入してみたが、すぐ忘れてしばらく放置していた。 だが、読み始めると日常からの逸脱の仕方が、描写のエスカレートの仕方が、スケール感の暴走具合が、まぎれもなくSFだった。それでいて、主人公は最後まで確かに<アイドル>しているところは、徹底していてアッパレとしか言えない。 なるほど、賛否両論になる作品でした。 面白かった。 | ||||
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この作品は「内容」を知っていると面白さが半減するので、 購入予定の方は「バカSF」ということだけ知っていれば十分だと思います。 安いし。 ※ネタバレします 「内容」……というか、この作品は骨組みだけで ほとんどプロットのような描写ばかりです。 ですが、熱量が半端ない。 アイドルもSFも半端にしか齧っていない自分ですが、 大変面白く読み終えました。 「アイドル」……何かに置き換えてみましょう。 子供の頃憧れていたヒーロー、 大好きなミュージシャン、なんでもいいです。 そういうものに「なりたかった自分」がいる人には 心臓を鷲掴みにされるような内容です。 これは紛れもなく青春小説だ! ちなみに所々の描写では小林泰三や牧野修を連想させる、 奇想と偏執がとても好みでした。 | ||||
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読み終わった後の謎の疾走感。思い通りにならないことがあったから3キロぐらい全力疾走してみたらこんな疾走感とそう快感を味わえるのかもしれない。と思わせてくれる作品。もっとも普通の人は、私もだが3キロも全力疾走はできない。あくまでイメージである。なぜ読んでしまったんだろうな。この作品。謎だ。 | ||||
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悪趣味でトンデモナイ小説です。5点。読め。 | ||||
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この本の読了後、どっと疲れたw 読むのに大体2時間はかかったが、短い方であると思う。 しかし描かれたストーリーは壮大だ。常に「アイドル」を軸に、思考の飛躍が楽しい。 膨大に膨らんだ物語が、冒頭の文によって集約され、飛躍を重ねた結果、手元に収まる。 読者も巻き込み、現実(三次元二次元問わず)のアイドルとファンに見られる関係を擬似的に体感させられたような気がした。 もう一度読みたいな。 | ||||
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塩澤編集長が「前半3分の1は文芸として最低レベル」と書いていたように、序盤の記述は正直下手である。しかし、この作品には哲学がある。はっきり言って荒唐無稽だし、いわゆる典型的なバカSFなのだけど、妙にすっきり読めてしまう。ちなみに二次創作版(矢澤)の方も読みましたが、矢澤のほうが少しだけ好みです。 | ||||
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一気に読了しました うわあこれどうしようどうしよう | ||||
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いや、完全に油断していた。アイドルというから違う意味で期待していたが これじゃない感たっぷりでしたが、面白い作品でした。 心臓の弱い人というか衝撃に強くない人は注意した方が良いかも・・・・・・もう、ビックリして固まってしまった笑 | ||||
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