■スポンサードリンク


御子柴くんと遠距離バディ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)

御子柴くんと遠距離バディの評価: 4.30/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

嫌な人が出てこないから良い

長野に戻った御子柴くんと警視庁の元相棒の竹花くんがそれぞれの場所で関連事件を追っていくという物語です。
前作に比べてスイーツの登場は減っているような気がしましたが、その分、周りのユニークなキャラは相変わらず健在で楽しめました。

事件もなかなか読みごたえがあり、引き込まれます。
『続報ってのは五日も続くと、とたんに話が嘘くさくなるんだよな。』
冷静に物事を見ようと思います。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.7:
(4pt)

第三弾も出るといいな

メイン舞台が長野となり、不思議なことに「信濃のコロンブス」ぽさが消えた。
「スイーツ&ビターなミステリー第二弾」(裏表紙より)とのことだが、チョコに喩えるとカカオ分95%くらいか…
御子柴くんに大きな試練が訪れる。筆者曰く「どうやらわたしには、自分の生み出したキャラクターを千尋の谷に突き落とす癖があるらしい。思い返すと、我ながら実にひどいのである」(あとがきより)。確かにひどい。単なるSっ気と思えなくもないが、「可愛い子には旅をさせろ」的な親心と思うことにしよう。
それというのも、非常時にその人となりが表れるから。本編最初から御子柴くんはとんだ災難に見舞われるが、多少落ち込んでも、自暴自棄にならず、粛々と事件に向き合う。彼のバディも同様。
また、前作から年を重ね、主人公はミドルエイジクライシスを迎える(まだ若いけど)。そこら辺の心理描写はくどくど書かれていないが、よくわかる。
尚、今作はタイトルがトリッキー。まず“遠距離バディ”とは…この人前作に出ていた?読み直すとしよう。それからエピソード名「御子柴くんと春の訪れ」。短編の場合、意外な結末でもどんでん返しよりオチという言い方が近いように感じるのだが、この話は題名から始まって、いっぱい食わされた感。
とはいえ、前作と今作、どちらがお薦めかといえば、こちらの方。勿論、前作も読んだ方が断然楽しめる。さらなる続編を期待。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.6:
(5pt)

続編期待

前作と比べて、怒涛の展開に驚き‼️です。すべて面白いですが、特に第1話が面白い。
最後の一行から、今後話がどう展開するかを楽しみにしています。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.5:
(4pt)

コージー、じゃない

著者はコージーミステリ、つまり心地良い推理小説のパイオニアとして知られる。
しかし、その実は直視しがたい人の心の暗部をすっと覗かせる手腕に長けている。

本作はどちらかというと後者。
葉村晶シリーズもそうであるが、妙にクセになるんだよなあ。
泡坂妻夫にもその手の短編がありますね。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.4:
(4pt)

次々に起こる事件に翻弄される御子柴くんと竹花刑事の物語

御子柴君シリーズの2弾と言うことで、スイーツ色の強い物語の展開かと思えば・・・・。今回は、あとがきで若竹氏が書かれているように千尋の谷に突き落とすような展開で、なかなかにスイーツとは程遠い内容でした。読み手からすると、この事件が、この展開のどこで結実するのか、とにかくページをめくるしかない!といった展開でした。表題の「遠距離バディ」は、特にそう思いました。っていうか、つながるまでのうさんくさい登場人物が多すぎるような・・・。まぁとにかく、読み応えのある作品かと思います。若竹氏の作品、やはり安定的に面白いです。個人的満足度は100点満点中83点というところです(^_^)>続編も引き続き読みたいです!
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.3:
(5pt)

長野の甘味が食べたくなる

若竹さんの葉崎シリーズも大好きですが、御子柴君シリーズも期待に違わぬオモシロさ。あんず菓子、食べたい!
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.2:
(5pt)

なんでこんなにレビューが少ないのだ!

と思うくらいの、ミステリーの名作短編集です。
シリーズ前作では、小林警部補が探偵役という感じでしたが、数年たって、御子柴くんがすっかり成長して、東京に残してきたバディといっしょに思いもよらない方向に転がりだす事件を見事に解決していきます。
御子柴くんの人柄から、ソフトな印象ですが、扱っている事件や結末は救いがないものも前作よりも増えていて、ちょっと背筋が冷たくなるようなお話もありました。ドラマ化したら面白いだろうなぁ、と思いつつ、レビューが少ないのが本当に謎。文庫オリジナルで出ているのも、読者としてはうれしいけど、やっぱり謎。ミステリー。ぜひいろんな人に読んでほしいです。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929
No.1:
(5pt)

甘党のミコシバ君に飴と鞭

作者が後ガキに主人公御偉人るくせがあるとかなんとか。
前作のラストで左遷されてしまった御子柴刑事は、それでもスイーつの開拓に余念がないのであった。
本庁に残していたバディと、御子柴の味方の元バディと遠距離で、次から次へ怒る事件を解決するのでした。
シリーズ化を願っていただけに』この新刊は嬉しいです。
御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御子柴くんと遠距離バディ (中公文庫)より
4122064929

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!