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サハラの薔薇
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サハラの薔薇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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笹本凌平のような文章で読後のスッキリ感はありますがイマイチプロットの複雑感がなくさっぱりしすぎかも 期待しすぎてた面もあって少し残念でした | ||||
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主人公の峰は、エジプト考古学が専門の大学准教授。エジプトの発掘現場で石棺を発掘するも、入っていたのは古代のミイラではなく、ミイラ化した現代の死体でした。その後、パリに向けて旅立つのですが、なぜか飛行機が航路を変えてサハラ砂漠に墜落します。わずかに生き残った人々と、オアシスを目指して決死の脱出を図りますが、灼熱の昼と酷寒の夜、次々と起こる砂嵐、そしてそれぞれ腹に一物を抱えたような謎の同行者達‥‥。美人のベリーダンサーも登場して、まさにインディ・ジョーンズの世界です。おまけに謎の武装集団にも襲われ、銃撃戦にも巻き込まれ‥‥と話はテンポ良く進み、一気に読了しました。 結局、ここまでの大騒動になった原因は、極めて国際的かつ現代的な事情が絡んでいたのですが、砂漠での脱出行の迫力と、それに割いたページ数に比べたら、あっさりとオチがついてしまった感があります。少々尻すぼまりだったのが残念です。 | ||||
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カイロ発のパリ行き飛行機がサハラ砂漠に墜落し、生き残った乗客のうち6人が、救援を求めるためオアシスを目指し砂漠を歩く。 過酷な自然環境のもと、半ば賭けのような命懸けの行動に出る6人には、それぞれ事情や思惑がある様子。徐々にお互いが疑心暗鬼になっていく様は、まさに上質な心理サスペンスのようですが、物語は意外な展開を見せます。 物語の冒頭のミイラの強奪事件から、6人のサハラ砂漠行に至るまでの設定は抜群の興味深さでしたが、ただそれ故にもっとヒリヒリした人間関係のドラマを期待してしまう読者には物足りないかもしれません。 但し、背景にはもっと大きな大義や意図、社会問題が潜んでおり、それをこのようなエンターテインメントに仕上げてしまう作者は上手いと感じました。 | ||||
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