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裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル
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裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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評判はイマイチだったアニメから入ったのですが、自分にはやけに刺さったのでアニメ→漫画→小説とまで買いそろえました。 ヒロイン二人の性格に若干クセがあり、間違いなく人を選ぶ作品だとは思いますが、自分は頭までどっぷりハマりました。 ボッチで根暗でそのくせ気を許した相手には全力で依存する、主人公の空魚。 美人で賢くて人当たりが良く銃器の扱いにまで長けた、でも実は人見知りな鳥子。なお二人とも頭のネジは2~3本ぶっ飛んます。 そんな二人が『裏世界』と呼んでいるネットロアが具現化した(?)世界を楽しくピクニック(ワンミスで死ぬ)し、謎を解き明かし友情を育んでいく…そんな物語です。 くねくねだの八尺様だのきさらぎ駅だの。一昔前なら口裂け女だの人面犬といったネットで噂の怖い話……というにはやたらチープに聴こえる失笑もののホラーに立ち向かう……と書くと実に安っぽい印象を受けてしまいますが。実際自分も「百合百合しながら銃ぶっ放して可愛いヒロインが俺TUEEEするだけの話やろ」と軽い気持ちで見始めたのですが(当時はアニメを)……ガチ で 重い です。シャレになりません。 普通にホラーだしバリバリ銃ぶっ放すし、ガンガン人死ぬし狂うし。『ネットロアに似た”ナニか”』の謎を解き明かしてゆく……そんな作品です。 アニメの感想とかではヒロイン二人の性格に実際問題があるので、そこで拒否反応を起こした人が多いと思いますが、現在二巻まで読んだ感想としては、この二人くらいイカれてなけりゃ絶対こんな狂った世界に何度も来ないだろうな、という妙な説得力というか……手放しで人にはお勧めし辛い作品ですが、今までとは毛色の違う作品に出会いたいと思っている方には是非お勧めしたい一冊です。 | ||||
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宮澤伊織「裏世界ピクニック」読了。地味だけど実は真の強い空魚と綺麗な見た目とは裏腹にナイーブなところがある鳥子のコンビが異世界でオカルトな怪物を倒していく様は痛快だった。異世界ものは初めてだったけど、巧みなストーリーが展開され読んでいてあっという間に引き込まれた。 | ||||
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参考文献に、恐怖についての書籍2冊と、2ちゃんねる掲示板のオカルト超常現象板にあるネットロアが挙げられているように恐怖をテーマにした小説である。 2人の女の子が裏世界を探検する(ピクニックというにはさすがに生ぬるい)というライトな感じもありつつ、文体は思ったよりライトではないように感じた(私にとっては良かった)。 面白かったので、今第2巻を読んでいる。 | ||||
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アニメが面白かったので読みました。テレビのミステリー特番で「きさらぎ駅」を知り 都市伝説って面白いなぁと思ってたころアニメが始まりクネクネ 八尺さま 猫の忍者 なども知りますます面白いジャンルだなと感銘受けました。この作品ではこれらの都市伝説を実在の物とし 独自の解釈で説明付けして それらの謎と主人公達が関わり 事件解決や冒険をして行きます。主人公が女子大生の二人(一人は美人のハーフ もう一人は根暗の地味女)と言うのも良いし 百合要素もあるのがまた良いです。 誰しも廃墟願望や自分や親友のみ知る秘密基地とか秘密の場所 と言う願望 そういう物も刺激されます。 | ||||
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個人的に、伝奇や都市伝説などの使いかたには不満がないわけではないのだが、文章がとにかく上手く、読ませる力ですんなり楽しまされてしまった。状況の書き方などがとにかく巧みで、少しゾッとして、全体的にワクワクする。裏世界、というものを考えただけでも評価には値すると思うが、更にエンタメ性が高かった。シリーズを通してオススメしたい | ||||
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アニメが先で、原作が後と言う大昔の中学生のは入方みたいな読書体験だった。2ちゃんねるのオカルトのスレッドから、現代怪異譚が描かれた事にちょっと、驚いた。現代の不可思議はネットに眠っているんだ。 | ||||
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百合好きの間で評判ということでそれを目当てに読み始めたのですが、思いのほかSF冒険小説としても楽しめました。 得体の知れない何かが蔓延る領域での冒険はまんま『S.T.A.L.K.E.R.』や『メイドインアビス』で見た感じがしますし、現実にある都市伝説を作中の理屈に還元する、というやり方も『Steins;Gate』を始めとする科学ADVが好きな人には馴染み深いんじゃないかと思います。 「これ見たことあんな」と思うことが結構ありますが、それをまとめるところの「作中の理屈」がちゃんとSFしていてかなり興味深いです。それらを登場人物がガツガツ早口で説明していくのもSFっぽい。SFガチ勢の方がどう思うかはわかりませんが。 そんなこんなで「精緻な文体と洗練された物語構造を持つ上品な小説」ってわけじゃありませんが、既存の面白いもんと独自の面白いもんがごちゃ混ぜになった楽しい小説です。 異世界!怪物!認識災害!百合!最高! | ||||
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この「裏世界ピクニック」シリーズの第2巻から第6巻まで読んだあとに、これはどうしたってはじまりの第1巻も読んでおかねばなと、そういう気持ちから本文庫を手にとりました。いやあ、色々懐かしかったなあ。 で、第2巻以降に新キャラが何人か登場するとはいえ、本シリーズの基本的な路線の種子(たね)は、この第1巻で大部分、蒔かれていると感じました。当たり前といえばそうなのですが、この「裏世界ピクニック」シリーズをより良く、より深く味わうためには、極力読まんとあかん第1巻ですね。 百合の味わいが強い本シリーズの肝(キモ)は、語り手視点の紙越空魚(かみこし そらを)と、二人といない良きパートナーである仁科鳥子(にしな とりこ)が、《この世で最も親密な関係》になるべく、〈裏世界〉でヤバい冒険をしたり、空魚の右目と鳥子の左手の力で危難を乗り越えたりしていくところにあると思っています。 なので、出会った瞬間から、ほかの誰とも取り換えのきかない、かけがえのない二人となる、そんな旅路の第一歩を踏み出す本書は、実に重要な、読み逃すことのできない一冊であるわけで。 「くねくねハンティング」「八尺様サバイバル」「ステーション・フェブラリー」「時間、空間、おっさん」の四つのファイルを収めた第1巻。すでに本シリーズにずっぽり浸かっているファンの一人として、やはりこれは、読まなあかん一冊でした。読み終えて、この世の果てまで、それこそ、ウルトラブルーな〈裏世界〉の奥の奥までついてっちゃるぞおと、そんな気に駆られましたです。 | ||||
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最近公開されているアニメをみて興味を持ち、小説を購入しました。 アニメとの大きな内容差もなく楽しめました。 ラノベ全品に言えることですが、アニメでは見逃している心理描写が分かりやすく表されており、アニメと合わせて見るのが、個人的にはたのしいです。 | ||||
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まあ好みで評価別れそうですが。 タイトルからもっと別世界をほのぼの百合ピクニックする話かと思っていたら、ジャンルはSFホラーじゃないですか。 ホラーとしては「対処」できている分、怖くはないですが。 極端に激しい冒険というよりは、スペック的には普通の人間の女子大生二人の怪異遭遇の話で、淡々としているので、評価の好みが別れそうです。 前から面白そうだと購入して積んでいたのですが、アニメになったので崩して読みました。 短編の連なりでできているので、読みやすいです。 どこかで聞いたこともあるような都市伝説を使いながら、現実でうまく馴染めなかった少女二人が主人公で危険な異世界を日帰りで行き来する物語です。 同性の微妙な距離感やモンスターのいる異境をさまようなど、どちらかというとアメリカのドラマぽさがただよう話です。 ホラーとしてはどうしようもない存在に翻弄される話ではないので、そこまで怖くはありません。 危険なエリアをともにすごすことで変化していく少女たちを描いている部分が大事でライトノベル風味でしょう。 この二人て、危険なドリームランドを旅する探索者みたいなものでしょう。クトゥルフTRPGあたりで再現できそう。 作品の中で、サブヒロインの小桜が主人公たち二人を「おかしい」と言っていますが、危険なドリームランドに何度も自ら足を踏み入れたがる心境はわからない感じで、なにげに正気が実はおかしいというか、そこに居場所を見いだす欠落を主人公が抱えているのがわかります。 あとこの作品、主人公たちが大学生で、ビールやらつまみやらを美味しく食べる描写が多くて、読んでいて呑みたくなり、つい飲みながら読んでしまいます。 | ||||
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感動した。世界観の作り込みがすごいし、読んでいて脳を犯されるような臨場感があった。作中で心霊現象に対する解釈が行われるが、好奇心を刺激する興味深い解釈だった。レビューのなかに作者の文章力に関するネガティブな指摘があったが、その指摘はあまり当たらないと思う。私には読者の感情を揺さぶる揺さぶる効果的な文章力だと感じられた。巻末に作中に出てきた話の出典が明記してあり、怪談に対する作者のリスペクト気持ちが伺える。 完全にファンになりました。応援します。 アニメでこの作品を知りましたが、アニメでは表現しきれていない良さがあるので、ぜったい原作を読むべきです。アニメだけではもったいないです。買って良かった。 | ||||
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最初ちょっと苦痛もあるが、キャラがすごいいい! 面白い! | ||||
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読み初めはラノベに毛が生えた程度の読み物かな、と思ったのですが、 1/3読んだぐらいから面白くなり、一気に読了してしまいました。 オカルト、都市伝説、ネットの書込み、民俗学(民間伝承)、そんな物を 《裏世界》という異世界へブチ込んで女の子2人に冒険させる話です。 文章は並みのラノベレベルだと思いますが、ストーリーの展開や場面の転換が上手いですね。 こちらの予想や読みのテンポを置き去りにして気持ち良く話が進んでいきます。 西尾維新の『化物語』を初めて読んだ時のような小気味よさを感じました。 この作品もアニメにしたら面白い物が出来るんじゃないかな。 | ||||
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マンガやゲームっぽい表紙から気軽なSFホラーだと思って読み始めて、いきなり目の前が暗転した感じ。ピクニックが命がけのサバイバルだなんて、マジでだまされました。 文章的にも感覚的にもわからない、伝わらない部分もたまにあるけれど、物理的にハッキリしない恐怖、人が感じる共通の違和感を上手く操ってるな…と、もやもやしながら一気読みさせられました。 怨霊や霊魂のようなJホラー系ではない、新しくも懐かしい恐怖。主人公達と一緒にもみくちゃにされながら強制的に道連れにされてしまう、ちょっとくせになるところが魅力かな。 | ||||
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女子大生の空魚(そらを)と鳥子(とりこ)が、裏世界で消息をたった鳥子の親友である冴月(さつき)を探す物語。世の中の怪談をベースにしており、うまく説明できないが、ラノベのような軽い展開なのに、人間として恐怖を自然に感じる物語である。メインの登場人物が若い女性であり、ジャンルは百合SFである。個人的には、このように女性が苦難に立ち向かう話は好きだ。アイドルを愛でる感覚に近いのかもしれない。もしくは、自分が単にサドなだけかもしれないが。さて、本書はシリーズの第1作。続きも読む。 | ||||
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裏世界が異世界だと勘違いして購入したけど、こういうのも有りだと思った。怪談とか知らないがそれでもテンポよく読める。 | ||||
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「ピクニック」といいつつ結構ハードでギリギリな異世界探検。 廃墟+日常の裏に潜む異次元+得体の知れない怪異+女の子2人のカップリング⋯ とまさに俺得なツボを押されまくりました。 特に謎は謎のまま、というのが良い。 恐怖体験を分析し一定の法則を割り出しつつも、本当は何なのか分からない⋯ ネットに流布する都市伝説もここではあくまで(仮称)であって、 その正体は決して明かされない。 恐怖ってそういうわけのわからなさだと思います。殺人鬼が追っ掛けくるとか 呪いだとか、分かってしまうと魅力が半減するような。 二人の関係が「百合」といっても甘くない辛さがあるのもいい。 甘々イチャイチャはこの世界に似合わない気がします。 最近ホラー物を見ても読んでも「これじゃない感」がありましたが、 これはど真ん中を射抜かれました。コレコレ、こういうの!って感じ。 | ||||
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ひょんなことから裏世界と日常を行き来する、ふたりの女の子のお話。裏世界での恐怖体験は、ネットでは有名なくねくねや八尺様をはじめ、様々な得体の知れないものがふたりに襲い掛かります。 少しでも失敗すれば命を落とす状況に陥り、何度も何度も死にかけたり狂いかけたりします。すぐそこまで迫る死の気配、ビリビリくる緊張感が素晴らしいです。一歩歩くだけでも危険な裏世界に凄く惹き込まれました。 不気味さや怖さも相まり、不安を覚えながら読み進めていくのがたまらないです。止まらずに一気に読んでしまいました。 文章は読みやすくシンプルで、人によっては評価が分かれるところですが、わかりやすくていいと思いました。 | ||||
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やたらと話題になっているので、読んでみた。 異世界だの転生だのは手を出さない主義だ。抵抗があったが、本書はぬるい願望充足ラノベとはまるで別物だ。 裏世界は悪意に満ちている。荒涼とした景色が広がり、人を死や発狂に追い込む罠と化け物がそこら中に潜んでいる。 女子大生・空魚は裏世界で出会った鳥子と共に、探索に出かける。二人の主要キャラの造形は良く出来ている。 嫌味にならない程度に変人で、魅力的だ。 バックアップの小桜は、いかにもという感じのインドア少女で、なかなかいい。 私はネット怪談は読んだことがないし、別に興味はない。 でも、ここまで気色の悪い世界として再構築されては、のめり込まずにいられない。 襲ってくる怪異は謎に包まれていて、基本的には何もわかっていない。 冒頭で手に入れた二人の「能力」が唯一の頼りだ。 緊迫感と百合っぽい友情に魅了されて、あっという間に読み終えた。 「ファイル3 ステーション・フェブラリー」が白眉の出来だ。 線路と電車でこれだけの恐怖を演出するとは、たいしたものだ。続けて読もう。 | ||||
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この方もそう。この方の作品を読むのは、この本が初めて。 作品タイトルに、なんかそそられるし、表紙の二人の女の子も、なんかいい感じ。 ※この段階では、モンスター相手のライトなサバゲみたいな小説かな?って印象。 3巻まで続いている人気作品のようだし、コミカライズもされているようだし、なによりハヤカワだから外れはないだろう。 と思い、Kindle本がやや安くなっていた時に購入→積読→読了・一気読み。 期待以上に良かった。というのが感想。いやむしろ、物語世界に圧倒されました。 正直、ほかの方が書いたレビューに微妙な印象を抱きもしていたのだけど、それはまったくの杞憂でした。 読み応えのある本を探している人で以下のような人は、この本を買って損はない。 ・くねくねを知っている。(2ちゃんやまとめでくねくねを読んだことがある。) ・ラノベの文体に抵抗がない。(とはいえ、この本は決してラノベとは思えない。) ・クトゥルフや栗本薫の魔界水滸伝やゴシックホラー系が好きな人。(この本のテーマは恐怖です。) トルストイのような重厚な文学ではもちろん当然ありませんが、決して文章も物語も主人公もお茶らけてはいません。 むしろシリアスです。一人の少女視点の一人称小説です。 そして二人の少女はラノベ・テンプレな人物像ではありません。 ※表紙には描かれていませんが、もう一人出てくる3人目の少女はテンプレ・キャラです。 また百合ではないです。 テーマの一つは純粋に友情です。相手のことをおもんばかることの素晴らしさが描かれています。 相手のことを大事にすることは、自分のことを大事にすることにつながることがしっかりと描かれています。 重要なテーマは恐怖の克服です。 二人の少女は恐怖に襲われ、パニックに陥りながらも、お互いを支えあって、決意をもって恐怖を克服し、困難に打ち勝ち、状況を打開していきます。 彼女たちは常に危機にさらされます。 ホラー映画の登場人物は“なぜ、そっちに行く?なぜ、そうする?”と首をかしげるストーリー・ご都合主義的な行動をとりがちですが、彼女たちは常にリスクを承知し、リスクを計算し、必然性をもって流されることなく、常に決意の下に行動します。 しかしながら、計算外のことが起こるからこそ物語は面白く、少女たちが少女たちの想定外の危機にさらされ狼狽するさまは、読んでいてとても面白いです。ええ、変態ですよ?それが何か? 少女たちは重火器を含めた完全装備で危機に備える一方で、サンダル履きの普段着のまま裏世界に放り出されたりもします。 美しくもかわいらしい少女たちが思いもしなかった危機・化け物・人間に襲われ、恐怖し、パニックに囚われつつも、勇気と機転と友情とで乗り切る冒険物語! おっかけさせていただきます^^ 追記: “百合ではない”と上で書きましたが、私の認識する“百合”に合致しないだけで、作者は“百合”に関しては一家言があるようですので、“百合”なのかもしれません。 以下は、ネットで見つけた、この作品の発表に合わせて行われた著者インタビューからの抜粋です。 ──キャラクター同士の関係がいわゆる百合っぽいのですが、これは意識的なものですか。 宮澤 はい。これが俺の考える百合だ、読んでくれという気持ちです。とはいえこれを言うのはなかなか勇気の要ることで、まず読者に先入観を与えることになりますし、もうひとつは……いま百合を取り巻く環境はものすごく豊穣で、完全に制空権を取った空域を、AC‐130みたいなガンシップじみた百合の達人が旋回しているような状況です。そこに出て行くわけですからめっちゃ怖い。うまく飛べているかどうかドキドキしています。 | ||||
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