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ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 21~40 2/5ページ
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表紙のイラストに惹かれて購入したが、いかにも外国人がイメージしそうな日本人像で、日本人にはない儒教的な残酷性が背景にあり、日本人が読むと違和感しか感じない。そもそも、何故大日本帝国が人型機動兵器を開発したのか理解不能。作者がそこに登場させたかっただけのような意図が明らかで面白さが感じられなかった。 | ||||
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もし第二次大戦で日本が勝利していたら、という歴史改変SF。フィリップ・K・ディック『高い城の男』のオマージュのようだが、なるほどと納得した。 著者は日本の文化に精通しているようで、違和感を感じることはなく、戦勝国となった日本の未来は書かれている通りかもと錯覚してしまった。 特筆すべきガジェットは見られないものの(スマホではなく電卓が日常のデバイスであるのはご愛敬)、ゲームやモビルスーツ的大型ロボットなど効果的に使われている。 パラレルワールドを幻視した本作品。面白く読ませていただいた。 | ||||
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表紙に惹かれて上下巻購入。世界観は悪くないが、いろいろ盛り込みすぎて全体的に駆け足な印象を受けた。なんともいえない不完全燃焼感。 | ||||
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オタク歴40年余のアラフィフです。 本作の作者がインスパイアされたというサブカルは大体知ってます。 「高い城の男」は小学生の時、ハヤカワの銀背で読みました。 ヌルいオシイストで、監督がサーと呼んで敬愛するリドリー・スコットをこよなく愛しています。 剽窃とオマージュの境目は難しいと思いますが、本作はオマージュと言っていいレベルまで昇華できてると思います。 ただ、虫フェチはともかく、スカトロ趣味はなあ。。。次はないかなー、と思っていたら、下巻のラストでヤられました! こんなの続きが読みたくなるに決まってるじゃないですか!(褒めてます) | ||||
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アメリカ人が書いた、第二次世界大戦に日本が勝利した世界。やはりアメリカ人から見ると日本人というのは無慈悲で残虐な民族であり、アメリカは自由と希望に満ちた国だということか、とやや不快にはなるものの、筆者の日本への造詣は深く、描き出された世界は緻密で感心する。加えて、日本文化や日本人の精神性が現実とギャップがあって、日本人の読者としてはアメリカ人の大いなる勘違いとして微笑ましくもある。ストーリーは練られているし、ロボットアニメ世代にはワクワクしながら一気に読めるのではないか。 | ||||
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面白い。日本とドイツが勝利した歴史改変物。日本が原爆を投下してUSAをUSJとして統治、って設定が燃える。科学の水準も1988年で既に現代を凌駕してるのが面白い。まだイマイチ主人公には感情移入できず、ただこの世界観を楽しむのみ。猟奇的な描写にはちょっと辟易。作者は韓国系アメリカ人だということだけど、日本文化について相当深い理解がある様子で興味深い。現代日本人の感覚からすると、戦後も続いた日本帝国のエクストリームすぎる描写が誇張にも皮肉にも思えるんだけども、冷静にもしあの戦争に負けてなかったらこうなってるかもな、と納得出来もする。これは日本のことよく知らないと書けないし、そこに脱帽。それと、訳の素晴らしさが特筆できるレベル。日本人名にどの漢字を当てるかとか、劇中の大阪弁の描写とか、これは訳者と著者が相当やり取りしてないと出来ないはず。下巻にも期待。 | ||||
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んー下巻は期待してたほどじゃなかった。なんかもっとこの世界観を上手に活かしてほしかったんだけど、ロボットバトルもそう盛り上がらないし主人公のスーパーハッカーとしての技術も活かされきってないし、不本意なラストだった。ここまで大風呂敷広げたならエンターテイメントに徹し切るべきだったんじゃないかな。エピローグ的な章もあのラストの後だと蛇足に過ぎないなと思った。しかし訳がとにかく秀逸なので、訳書だと意識せずに読めたのが本当に新鮮な体験だった。 このレビューをBooklogからTwitterに送ったところ、作者のピーター・トライアス氏から直接リプライをもらって感想を伝えられたのが面白かった。 | ||||
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情景描写がくどくどした感じで続く。もしかしたら日本語訳が悪いのかもしれない。伏線らしきものを準備するために、舞台に凝っている上巻の方が面白い。 | ||||
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MIPみたいなお約束アクションと同じレベルでなら面白いかも。意外性は全くなし。 | ||||
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反日本的な電卓ゲームの陰謀に巻き込まれた主人公たちが生き残るために首謀者の元上司を倒しに行く話。一応どんでん返し的なものはありますが中盤で上司の功績が実は主人公のものだったっていう話からなんとなく展開が察せるので意外性は薄いです。 グロナンセンス好きな人なら割と楽しめるかもしれないです。わたしはあまり面白いとは思えませんでした。 歴史IFものや表紙のロボットが戦闘するのを期待しているなら買わない方がいいです。 トンデモ日本描写なうえにアメリカレジスタンスも狂信者的な描かれ方でどちらにも現実感がありませんでした。別に第二次世界大戦で日本が勝った後のアメリカを舞台にしなくてもいい小説だったと思います。 | ||||
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拷問、処刑、また拷問の繰り返し。SF小説と言うよりSM小説。どうも近年、ハヤカワにはグロさえあれば満足なリョナラーが入社してしまったようだ。何が21世紀版『高い城の男』の呼び声高いロボットSFなのか。男だろうが女だろうがとにかく体を欠損させられて苦しんでいれば「ウッ……フゥ」と興奮できる、ある種の『1984』ファン向け。その性癖持ち以外にはおすすめ致しかねる。 パシフィック・リム期待ならまぁ…やめた方がいいと思う。ロボットバトルはほとんどない上、動きを逐次羅列する最悪のパターン。読者の知らない兵装で読者の知らない機体パーツを攻撃されても知らんよ。 致命的なのは日本文化を理解していない噴飯物の描写が目立つこと。日本人はホログラム御真影に線香を焚かないし、陛下が東京にお住まいですとも(現人神として崇敬する社会なら)表現しない。三光作戦という中国のプロパガンダ呼称が、日本が勝利し特高と憲兵の跋扈するディストピアUSJで使われるわけがない。ナチスドイツが大祖国戦争を戦ったと書かれたら誰だって「いやバルバロッサだろ」と突っ込むだろうに、テーマが日米戦の歴史改変にある本作でそのレベルの馬鹿な記述があるのは目を覆うばかり。 拷問も中国の拷問なので違和感しかない。日本の官憲による残虐シーンを描くなら、中国人が日本軍の残酷さを強調しようとして古代中国の残酷刑を適当に盛った南京演義書ではなく、731部隊や特高警察や火付盗賊改方に関する本を参考文献とすべきだ。不勉強極まる。 でたらめなアジア描写を「はいはいSF特有のインチキアジア」で面白がって済ませてきたツケが来た感じか。アメリカでは日本と中国の区別がつかなくても評価に影響しないだろうが、日本じゃ減点対象だ。 まあ、日本のタカ派が国内向けにどれだけ威勢のいい檄を飛ばそうが、海外では中国の史観が情報戦を制圧している結果……とも言える。その現実を思い知るために、普通の愛国的日本人様各位におかれましては目を通してみていいかも。 | ||||
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ストーリーはそれほど悪くないと思う。 ただ、描写がグロに偏り過ぎているわりに、展開にタメがなくてあっさりしていたり、 こだわっていると言っている割には、メカをはじめ兵器のスペックや開発史、戦時中、戦後の歴史展開や、世界情勢などへの言及が少なく。世界観の設定が薄っぺらく感じられた。 結局、単なる舞台設定にすぎないのだろう。 他のレビューで、韓国人の反日プロパガンダだという批判が多いけれど、南京事件のくだりといい、単純にアメリカで事実と信じられている事なのだろう。 いい日本人も悪い日本人もいるというセリフもあったけれど、作者はことさら反日意識があるわけではなく、自然体の言動が我々から見ると反日ということか。 特高や憲兵に関してはさもありなん。押井守からの影響がかなり大きいと思った。 | ||||
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「高い城の男」を読んで、個人的にはトンデモ日本描写でも作者に愛や熱意があれば、それ自体に面白さがあって受け入れられるのです。 この本の宣伝文句に「高い城の男」の話が載っていたので、おお、21世紀の高い城の男ならもっと面白いはずだと手に取りました。 しかし、この作品については、単に日本を貶めたいという歪んだ作者の感性が働いているせいか、酷く不愉快に感じました。 作者名から高い城の男のフィリップ・K・ディックのようなアメリカ人かと思いきや、韓国系アメリカ人であると知ってなんともいえない気持ちに。 作品の中の日本人の描写がこれがもう酷い。 日本軍が英雄として宣伝している日本兵の逸話が 「戦場で腸チフスに罹患し、アメリカ人を道連れにしてやろうと貯水池に身を投げて疫病を流行させた」 とか「料理の栗に毒物を混ぜてアメリカ人を無差別殺戮」といった、およそ日本兵らしくない行為ばかり。 自己犠牲や特攻精神を美化していて、それが薄ら寒い怖さがあるとか、日本精神を無二のものと盲信している愚かさとか、 そういうのとは全く別次元の歪曲ぶりで、いかにも中国人や韓国人の偏見で描いた日本軍人の姿なのである。 それだけで興ざめもいいとろです。 他の方も書いてますが「高い城の男」を参考に韓国人が書いた反日小説です。 別に私はトンデモ日本描写は愛があれば全く問題なく、そういうのにケチをつける日本人に心の狭い人だなあと思うくらいなのですが、 これは本気で不愉快になった。 これを宣伝している出版社、恥ずかしくないのだろうかこんなものを翻訳出版してロボットものみたいな売り文句をつけて・・・ | ||||
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上下読みましたが 尻切れとんぼな感じが否めません 世界観は好きです。 | ||||
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各書店で平積みになっており、帯にも「本屋大賞2位」だの、「年間ベスト級以上」だのといった煽り文句につられて買ってみましたが。 金と時間の無駄でした。 購入前にここのレビューを確認すべきでした。 どなたがコメントしていたように、評価できるのはタイトルと表紙絵のみです | ||||
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まぁ、一応、読めたんだけど。 残忍さを出すための小道具とか、表紙に出てくる巨大ロボとか、全体の流れにはあまり影響しない。 ロボットがガガーーン!光線銃びびびーーっ!とかってのを期待してたからかなぁ。 表紙買いで失敗。 | ||||
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作者は日本に影響を受けていると紹介されているけど、この内容だったら俄も良いところ。 「サムライ、ハラキリ、スシ、ゲイシャ」しか知らない外国人と大差ない。 if物としての予測も(SF部分を除いても)リアリティーがないし、逆説的に実際の歴史の風刺をしているかと言えば、そういうわけでも無さそうだし。 SF部分には一瞬面白味を感じたので星2つ。 自分で買った小説の殆どは読み返すけど、これはそういう気にもならないだろうなぁ。 | ||||
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表紙と帯から「仮想戦記+ドイツと日本によるロボの組み合わせ」による架空史の思考実験モノかと思って期待しながら手に取りましたが、単なる架空史分+嫌日+ゴア表現という内容でがっかりしました。 作者的には「日本人が知らない"本当の史実"をSFフィクションを舞台にして鼻先に突きつけてやった!」としたり顔なのでしょうかね? 著者は来年のSFイベントで来日されるそうですが、この作品が日本でウケていると思われるのは癪です。表紙や帯で買わせようとするなんてハヤカワはそんなことしないだろうと信じてたのに失望しました。 | ||||
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まず、他の方々も書いているとおりこの作品は日本がナチスと同じ悪役となっています。が、“強大な悪役”であるため寧ろ私はこの点は満足していました。世界大戦の流れに関する改変も、眉をひそめる強引さもありましたがまぁまぁよかったと思います。 で、当然日本が悪役である以上嫌日・反日的な表現は必須です。なので、私は別段南京虐殺やら日本の苛烈な占領地統治やらには特に何も思いません。そういうものだと割り切れるので。 問題は、その嫌日をストーリーの根幹には関係ない部分にも盛り込んできている点。 全て上げるとキリがありませんが、例えば日本合衆国が「チンギスハーンが日本人であると改変している」点。 はっきり言って、日本合衆国上層部の意図がまるで読めません。日本の東亜支配を正当化するためだとすれば人物が古すぎますし、単にヘイトを溜めるための描写だとしても「何でそんな微妙なところを改変したの?」と首をかしげてしまい感情移入が削がれます。 というかぶっちゃけ、よくネットでネタにされる「万物韓国起源説」に対する腹いせで日本人はねつ造民族だと作者が主張しているようにしか見えなかったです。 この描写をはじめとして、作者の「日本sage」が「やりすぎている」のは非常に興を削がれました。 内容全てにけちを付けるつもりはありませんが、感情移入して読めたかと言われれば答えはNOです | ||||
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高い塔の男 は未読です。 かっこいいロボの表紙に釣られ購入しました。 第二次世界大戦において日本がアメリカに勝利し支配しているという架空の設定なのですが、描写がとにかくいかにもという感じの勘違い日本です。 海外のSF作品ではままあることですし、文自体はライトノベルのようで読みやすかったのでロボ描写を期待して読み続けましたが登場ページは殆どありません。 約300ページ中でロボが主体となるのはわずか20ページ足らずです。 まさに表紙詐欺ですし、日本帝国が勝利したとあるのにやっている事は米軍と変わりません。 そして最後に作者の生まれを見て納得がいきました。 | ||||
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