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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全212件 161~180 9/11ページ
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この作品について何がネタバレになるのか、よく気にしすぎて○○○がと表現されてますが、そこでは無いと思いますが…。 以下内容について触れますよ! ↓ これだけ、100件以上もレビューがついて星一つから星五つまで均等くらいに分かれてますね。 私の評価の基準は、映画もそうですが、その世界に浸れるかどうか、そこだけです。 今作品についてはヌルいんでは無いかという人が評価を低めにしてるようですが、 そういう人たちはロメロ監督のゾンビを視たことがあるんでしょうか? あのラスト、自殺を決意した黒人SWATが「いや、やっぱ逃げよう!」と、なんかヒーローぽいチャーッチャラチャ~と言うテーマとともに ゾンビをなぎ倒して脱出するあのラストアクション。 あのヌルいのもなんでもOKのゾンビの世界に本格を持ち込んだらという今回のお話、私は大変楽しめました。 だけど、ゾンビファンからは、ゾンビは適当かよとか、本格推理ファンからはなんかヌルすぎじゃね?てことで三冠ながらも低評価もいっぱいという事に。 第一の殺人について主人公らが丁寧に謎解きしてるにも関わらず、私の頭の中は混乱したままで、このトリックは良い発想だったと思います。 好みでない所をあげるとすれば、推理のポイントとなるアイテム関連のお話が、これはキーアイテムやなとか分かり過ぎるところ。かな。 そして、第二の殺人の場面、読み返してみると、明らかに地の文がおかしいだろ、真相とかみ合ってないだろ、と思われるところ。 でも、このコンビで別の事件に出くわすとどうなるかという期待を込めて星5つ。ヌルいのでいいです!!! | ||||
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レビューの☆が割りと均等ですね。 この小説の肝である○○○の存在を受け入れられるか否かによって評価が割れるのかなと思います。 正直私も購入前にぺらぺらと捲っていて目に飛び込んできた○○○に、え?大丈夫なのか?それで本格ミステリーいっちゃう?と思ったものです。 ただ、読み終えた時点で素直に面白かったと。クローズドサークルに傾倒しているのでやや甘めのフィルターは正直ありますが。 しかし当作品を本格ミステリーと呼ぶと賛否両論別れるのはわかる気がします。 荒唐無稽過ぎるんですね。これを新しいと捉えるかはたまたふざけてると捉えるか。 別に本格ミステリーなんて冠は要らなかったのに。個人的にはパニックミステリー的な売り出し文句の方がしっくりきますね。 | ||||
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パニックホラー的な要素がある、ということでホラーが苦手な私は耐えられるのか、と思いましたが全く問題在りませんでした。 特筆すべきはこれがデビュー作だということ。 ミステリーとしての出来映え、キャラクターの構築、会話とモノローグのバランスとクスッと笑える文章センス。 これは、初めての作品としてのクオリティを考えるとすごいことでは? 始まりから終わりまでの流れもとてもスムーズで、物語としてとても面白く読みました。 もはやクローズドサークルものは古今東西ネタが尽きかけた感がありますが、密室になった原因がアレとか攻め方が斜め上過ぎて斬新です。 惜しむらくは、その斜め上から放った矢の落としどころが甘かったこと。ミステリーの部分はきちんと回収しましたが、アレを何故このタイミングで放たなければならなかったのか等そっち方面を投げっぱなしにしたことが残念でしたね。 とはいえ、その部分を曖昧にしてもなお面白かった事にはかわりありません。こんな風に書ける新人作家さんてきちんと出てくるものですね。次回作が楽しみです。 | ||||
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読もうかと迷っていたところでアマゾンのレビューを見ましたが、いまいちわかりませんでしたので、実際に買って読んでみました。 そして読後には、やはり自分で読んでから評価をすべきだなと思いました。結論から申しますと、今作は五ツ星評価です。脱帽しました。今までありそうでなかった発想。誰もが面白そうだが、手を出さなかった発想です。 あらすじを聞いたときは、ひょっとしてバカミスなんじゃないか思いましたが、著者は間違いなく本格ミステリ愛好家でしょう。トリックにも頷かされました。 そして文体やキャラクターがライトノベル的で軽いだとか、バカにする声もありますが、第一にライトノベルを他の小説よりも下に見ることに感心しません。 近年ではライトノベルとミステリの融合であるライトミステリが人気です。新しくて若いからダメと言うのではなく、新しいものを理解し、古いものとどう折衷させるかを考えるべきではないでしょうか。どんな業界も、古いままでは滅びるだけです。そういう意味でミステリ界の常識を打ち破った今作の意義は大きいでしょう。 ちなみに今作に対して、心に何も訴えかけてくるものがなかったとか言う人はナンセンスです。エンタメと純文学のことをよくわかってから、意見してほしいものです。 | ||||
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評判にたがわぬ力作。適確な評がすでにいくつも出ており、今さら私ごときには当たり前の感想しか書けないのだが、それでも語らずにはおれない。お見事。 全体の結構から細部に至るまで、ミステリ好きにはたまらない要素のオンパレード。作者の今村さんも相当のミステリ好きなのは間違いない。 骨格をなすのは、極めて異常な状況下で冷酷に繰り広げられる密室殺人事件の謎であり、殺害予告の謎である。その謎が、ハウダニット、フーダニット、ホワイダニットと絡み、極めてロジカルに解き明かされる。 親切な物語展開のなかであえて話に少しでも齟齬が見えたなら、それは過剰なくらいに張られた伏線の1つなのである。そうして紡がれたタペストリーのうえに、過剰ではない青春のドラマまでもが織り込まれているとなれば、面白くならないわけがない。 大阪梅田の紀伊国屋で今村さんの初トークイベントが開かれたが、ホスト役を有栖川有栖さんにお願いした企画者は、本当に素晴らしいセンスをしていたと思う。有栖川さんと同様に今村さんも確かなロジックをお持ちだからこそ、そのうえにどんなストーリーでも乗せることができるのだ。 明智さんと葉村君の事件簿がまた読みたいと思った人も、決して少なくないはず。もちろん私もその一人だ。 | ||||
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前情報全く無しで読んで良かった。そう来るか!って感じで面白かった。 | ||||
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めっちゃくちゃ面白かった。 この本が人生に何か教訓を与えてくれるとか 今後の人生の支えになってくれるとか そういうことは全くないけど、 エンタメとして最高に面白かった! ミステリ愛好会・名探偵コンビの続編が出ることを心待ちにしています! | ||||
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話題作だ。途中で大逆転があると聞いて、ネタバレが耳に入らぬうちにとあわてて読んだ。そのわりには遅いけど。 いきなり見開きに懐かしい家屋見取り図が載っている。映像や演劇をやっている大学生たちが山荘に集まる。 ミステリ愛好会の葉村は、先輩の明智とともに参加する。有名な探偵少女・剣崎比留子もメンバーのひとりだ。 最初の夜に早くも惨劇が起こる。 クラシックな道具立てだ。今時クローズドサークルの犯人捜しでもあるまいと考えたが、まさにそういう作品だった。 ある意味では古典的かつ端正な本格ミステリである。クローズされる状況というのが、仰天するほどユニークではあるが。 論理が鮮やかで、中盤のサスペンスも盛り上がる。 難を言えば「ある種のマニア」がフィクションで得た知識がそのまま通用してしまうのが、安易すぎるような。 が、そんな小さな欠点は気にしなくていいだろう。 個性的であり、読者を引っ張る力に優れており、解決に至る論理が美しい。 傑作ミステリたる条件を十全に備えている。万人にお勧めしたい。 | ||||
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探偵の推理のロジックが冴え渡っていたと思います。(後出しの情報もちょこっとありましたが。)特に、最後の方で犯人を絞り込むときのロジックが結構好きです。トリックは大技はないけれども細かいトリックが組み合わされて面白かったです。ただ、登場人物のキャラクターの性格が異常なほど潔癖なのが気になりました。他のレビュアーで本書の登場人物をラノベのようなキャラクターと評している方がいましたが、表面的にはそうかもしれませんが、一人一人の性格はかなり潔癖で、リアリズム小説に出てくる登場人物たちより、何か病んだものを抱えているような気がしてなりませんでした。 | ||||
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「想像しえなかった事態」が事件とかなり深く関わることを考えると、その「事態」が多少特殊であっても、受け入れることは可能。ちなみに、最初に思い出したのは星野之宣の『ブルーシティ』。 トリックなども、状態を生かしてそれなりに面白い。登場人物たちはたしかに軽いが、この手の話だとちょうどいいのかもしれない。 ただし、ホラー系統が嫌いな評者にとっては、ちょっと辛い部分があったし、ちょっと悲しい部分が勝りすぎ。多少の切なさは“味”だが、本作の場合は…。 といっても、新鮮さがあることは間違いないので、一読をお薦めします。 | ||||
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読むべし!価値あり!気になったら、とにかく読んでみると良い。 | ||||
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これまでに無い斬新な展開にハラハラしながら最後まで一気読みしました。 笑いありドキドキあり、そしてせつなさありで素晴らしい作品でした。 シリーズ化に期待! | ||||
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ミステリー小説というものは十角館の殺人しか読んだことがなかったので本作が2冊めです。ラノベのようだな、というのが一番の感想でした。トリック(?)はおお〜と思ったり想像ついた展開もあったり、総じてとっつきやすい作品だなと感じました。ハードカバーで読むものか?という気持ちはありますが面白いです。 | ||||
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ミステリーもホラーも初心者です。 普段読書は全然しないけど人気だったので読んでみました。 めっちゃおもしろくてハマりました。 1日で一気に全部読めた。 普通のミステリーより、ゾンビとか出てくる方がハラハラしてやっぱりおもしろいんだなー 10代とか読書しない人でも読みやすい小説です。サクッと読めておすすめ! | ||||
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遅まきながら一読。このミス#1本を読む前はあらすじを含めて一切の情報を遮断し、関連情報なども求めず、全くサラの状態で読むことにしています。が、こんな内容だとは全く思っていなかったので、夜布団に入って読み始め、「肝試し+ゾンビ出現」の箇所からはもう止められなくなりました。(冒頭からの何となくざわざわじわじわした盛り上げ方もGOOD。)横溝正史『八つ墓村』、高見広春『バトル・トワイアル』以来の徹夜読書で一気に読み切りました。一度目は密室ミステリー&ホラー、二度目は(犯人を知った上での)倒錯小説として読める、(細部ではちょっとどうかなと感じた箇所もありましたが)一粒で二度美味しい挑戦意欲あふるる力作だと思います。 「人間以外の動物では蚊が一番人を殺しているというのは有名だ。」(153頁、初耳情報) 「すみません。あなたの大事な先輩が死んだのは私のせいです。謝って許されるとは思いませんが、私にできる償いがあればどうか言ってください。お金でも、体でも」(190頁、See 293頁) 「次の一振りでようやく先頭の一体が倒れる。だがすでに二体目、三体目のゾンビがラウンジに侵入していた。相手にして初めて理解する。集団という原始的にして究極の暴力を。一体を斃すより、一体に近づかれる方が絶対的に早いのだ。」(247頁) なお、90頁と91頁の「追求」は「追及」が正しいのでは。 | ||||
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様々な推理小説を読んできましたが、奇抜さと本格推理がうまく融合してて十分楽しめました。 | ||||
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ゾンビ映画を好きな人がミステリー小説を読んだことがないのであれば、まずこれを読めばいい。 ゾンビが迫ってくる恐怖感、ゾンビという生態情報がありつつ、ミステリーの本質もしっかり組み込まれている。 小説を読むのが苦手でも、ゾンビに迫られているドキドキ感がページをめくる手を速める。 他のレビューで動機やキャラ設定が甘い、とありそれにも共感はできるが、この小説にはそれがなくても十分に楽しめる。 気になったのは浜坂の存在で、何か意味を含んだような発言、思想があって、てっきりこっちも解決方向に向かうような描写があった。しかし、あくまでもゾンビはクローズドサークルの設定。 だとしたら浜坂のようなキャラは不必要だったのでは?とだけ思った。 | ||||
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書評では本格推理小説と言われる通り、登場人物、設定、トリック、そして事件の背景など良く出来ています。 本格推理が好きな方には喜ばれる作品だと思います。個人的には、見取図が付いている時点で難しくなってしまいます。 ただし、奇想天外な展開や時間との闘いも加わり、スピーディに、スリリングに読ませます。 クラシックな推理小説に比べ、背景の設定などは随分と未来になっていますが、犯人の動機などは昔も今も変わらないのでしょう。 想像以上に楽しめました。 | ||||
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最初、登場人物がたくさん出てくるので混乱し、何度も登場人物一覧を見直していました。 が、途中で主人公の会話の中にちゃんと名前の覚え方が出てきますのでそこからは一気に読めました。 部屋の見取り図も読み終わった後に見返すとちゃんと考えてられているなぁ感心しました。 デビュー作なんですね、楽しめました。 主人公のキャラが好きになったので、またこの主人公での次作、期待しています! | ||||
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学生が夏休みでペンションに行き、殺人事件が起こるという古典的な設定だがネタバレになるので書かないが、そこで起こる事件が新鮮でした。 多少設定に?と思うところもあるが気楽に読める作品だと思います。 | ||||
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