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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全212件 41~60 3/11ページ
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この面白さは誰かと話しあいたくなります。 | ||||
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"『葉村君。私は君を口説きたくてこの合宿に誘ったんだよ』『ーは?』予想外の答えにフリーズする。私は宇宙人なんだよ、と言われた方がまだ現実味があったのに。"2017年発刊の本書は著者のデビュー作にして映画化もされた、奇想と本格ミステリが見事にハイブリッドされた一冊。 個人的には最近、ミステリにはまりつつある事から周りの評判の良い本書も手にとりました。 さて、そんな本書は大学のミステリ愛好会の会長にして"神紅のホームズ"明智恭介と葉村譲が、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と曰くつきの映研の夏合宿に参加するためペンションを訪れると、そこで【予想外の事態に外部で巻き込まれる中】極限下の状況になったペンション内部でも密室殺人が起きていくのですが。 最初に思ったのは、やはり、いわゆる外界から隔絶された空間で内部にいる人物が事件を推理、解決する『典型的なクローズドサークル』要素と、全く異質の要素を【よく一緒にすることが出来たな!】という構成の巧みさでしょうか。しかもそれがちゃんと謎解きとして融合していて(特に1人目の殺人)本格ミステリの可能性を【さらに拡げてくれている】ように感じました。 また本書ではメタミステリ的な要素があったり、ある特殊な映画好きへのオマージュのような台詞も登場人物達から語られることで、ミステリ好きや映画好きならニヤリとさせられるのではないかと思われ、特に登場人物の重元光による、わざわざ極限化で【そっち系の映画を鑑賞する姿】には良くも悪くも強い映画愛を感じて、同じ映画好きとして楽しかった。(映画ではバッサリ削られでしまって残念でしたね。。) 本格ミステリ好き方や、予想外の展開をする物語が好きな人へオススメ。 | ||||
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綺麗な本が届きました。 いつもありがとうございます。 | ||||
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読み初めの予想が大きく裏切られ違う世界に紛れ込んでしまったのようだった。 そのあたりを面白いと思うかリアルさが感じられないと思うかで評価は変わってくるのでは。 このテーマではクローズドサークルに必須な緊張感が出しにくいのはある程度仕方ないと思うが、ライトに仕立てあげるのは個人的にはNGだったため−1で | ||||
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映画だと色々小説内の事がかっ飛ばされてたので(放映時間内に収めんなってのもあるでしょうが)、これを読んで真相等が明かされてた様に感じました^^ | ||||
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ミステリー小説が好きで購入しました。 途中からゾンビが出てきた時に少し戸惑いましたが、 読み進めるとしっかりと謎がでてきて とっても考えさせられる作品でした。 | ||||
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ノミネートも納得の面白さでした。 ファンタジーの要素を上手く本格ミステリーに取り込んだ意欲作です。 奇をてらっただけでなくきちんと王道の展開になっています。 個人的にバリケードへの意識の低さは気にはなりましたけど強いて言うならそこだけです。 低評価の人はラノベみたいだとか、推理や無理やりだの何かと理由をつけてグチグチ言ってますが 昨今のミステリー小説を読んでいたら大抵ラノベ的な要素は本書に限らずどこにもあることは知ってるはずですし 無理やりな推理というのも具体的にどこがとも指摘できていません。 普通に読んでたら★1は間違っても付けませんね。 このレビューも含めて、ネット上の匿名の無責任なレビューは参考にせず、 名のある作家からの推薦と受賞をどうぞ信じてお読みください。 | ||||
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読書する習慣がない私みたいな人間にとっては、読みやすい作品でした。 剣崎さん可愛くて普通に好きになった(笑) 次回作も期待してます。 | ||||
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きっかけは映画です。行きたかったのに見逃したので内容が気になって買いました。 設定は個性的だけど読みやすくて良かったです。 ちゃんと推理もできるし、重くもない。 私もそうですが、久しぶりに本を読みたいなぁ~という方に入りやすい作品かと思います。 | ||||
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たのしかったです。 スラスラ読めたので、映像であったらまたみたいです | ||||
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とても面白かったです。 普段一冊に5日以上かかってしまう程読むのが遅いのですが、この作品は2日で勉強の手を止めて一気に読んでしまいました。 とても斬新なクローズドサークルものでした。 ただ、批判されてる方の気持ちも少し分かります。 この作品は少しラノベチックな要素と奇想天外な要素がありあまり王道とは言い難いのです。 煽り文などで十角館の殺人のような本格ミステリを期待した方は少し違和感を感じてしまったかもしれません。 例えるなら、回らない寿司屋に行ってオススメを頼んだら、期待していたマグロやエンガワではなく炙りチーズサーモンやハンバーグ軍艦が出てきた感じでしょうか。 しかし、美味しいものは美味しいです。 読みやすい文体と表現で、あまりミステリを読んだことがない方にもオススメできます。 続編もすぐに購入して読みます! | ||||
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最初の人物紹介や 館の見取り図を見るとテンションが上がる。 動機と登場人物の描写がいまいちで 名前が出てもこれ誰だっけ?と最初の人物紹介を何度も読み返す。 結局この手の話は出尽くしたんでオーソドックスな内容がいい。 ドラクエでいえばドラクエ3 変化球をつけても失敗するだけ。 デビュー作らしいのでこれからの活躍に期待。 | ||||
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タイトルと装幀から、綾辻行人あるいは二階堂黎人をイメージして、読み始めたら有栖川有栖かな?ってなって、終わってみたら西澤保彦という感じ。謎解き部分、特に犯人絞り込みのプロセスは秀逸。 | ||||
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同書を読んだことにより、海外のミステリーに目を向けることが出来ました。 読書の幅が広がり喜んでおります。 | ||||
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ゾンビ襲来離散時に死体をこの目で見てないやつ、死んだことになってる人間が犯人かなと疑い美少女星川が怪しい睨んでいましたが外れました。難しい言葉はなくコミカルでサクサク読めます。 ゾンビ描写も濃すぎず薄すぎず。スリリングすぎるのもノーセンキューな自分は適量だと思います。ゾンビは背景。 架空の反社会的研究機関である斑目機関の沿革や悪行の描写をもっと書いてあって、考察があちこちで書かれるような内容なら最高だった。 魔眼の匣にいってきます。 | ||||
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斬新で文句なく面白くここ数年間のミステリーで確実にベスト10に入ると思いました。でも半分くらいまでは何じゃこりゃって感じて読むのがかなりつらかったです。原因はこの小説がミステリーなのかホラーなのかサスペンスなのかジャンルがわからず、どういうストーリー展開を期待すべきかわからなかったから。でも最後まで読んでやっと特殊な状況下の正統的本格ミステリーだとわかりました。この小説を傑作にしているのは、いくつかのエピソードからの愛と死のメタファーと、ちょっと信用できない語り手の微妙なミスリードと、ラノベ風の探偵キャラクターの魅力です。文章下手なのわざとなのかな? でもホラーとかサスペンス要素期待した人は裏切られるかも。あくまで本格ミステリーとしての傑作なので。 | ||||
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死体の描写がえげつなかった。小説だからまだいい。どう映像にしたのか気になる。よくある、集団が場所に閉じ込められる理由が、そう来たか!とワクワクした。今風だなと思った。最近のマンガも小説も激しいものが多い。だからか先が気になり、ページをめくる手が止まらず、一気に読まされてしまった。伏線の回収もよかった。主人公たちの心情により入っていけた。終わり方も良かった。次作も期待。 | ||||
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作中でも有るようミステリはパターン化されマンネリ化してしまう。 それを避けるための社会派であるだのは、綾辻行人がデビュー作でバッサリ、としている。 その偉人の書く、いくらトリックが巧妙で驚かされる、とは言っても、しかし、だれかが殺されて、名探偵が解決すると言う図式からは、脱せられず、展開が一辺倒となり飽きてしまう。 ここまでは、名探偵コナンの視聴率にも反映されているよう、抗いようの無い事実ではあるが。 本作は、例えるなら映画スクリームを視聴された時の印象に似ているのかなぁ。と思はなくもない。(しっかりと違うが) 新しい作風のミステリに出会えた印象。 文庫本では有栖川さんが解説しているので本格と思いそうになるが、そうでも無い。 ライトな感を嫌う層がいるが、確かに私もライトは嫌いだけれど、この作品にはそれを踏まえてもまだお釣りが来るくらいの評価が出来るはずだ。そのくらい「新しいミステリ」だと思った。 | ||||
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2017年に各種ランキング首位をいくつも飾った新人デビュー作のミステリ小説である。第27回鮎川哲也賞の受賞作。もちろん今村作品は初読である。 2019年の冬シーズンに映画化公開され、秋口から書店平積みが目立っていたのもあって購入。いろいろあって数か月だが積読になっていたのをようやく読了。最近見た映画のポスターなどから、ちょっとしたコミカルなタッチの館ものミステリなのかと思っていたのだが、その先入観はまったく間違っていたといえる。 冒頭提示されるやたらと人数の多い登場人物一覧、同じく部屋数の多い館内見取り図。どうみても往年の新・本格ばりである。帯紙で有栖川や綾辻が絶賛しているのは、このあたりの流れ重視があるのかと誤解しまくる。第1章のほんわかぶりがこれに拍車をかける。インターミッションにいちまつの不安感を感じつつもそのまま読み進めると・・・・驚きの、本当に驚きの展開が待っていた。いや、実際読んでいて、一方的な展開になかなかついていけなかったし、そのあともしばらく、これ自体がなにかのトリック?、とか、叙述系の誤解を読者にさせようとしている?とか、あれこれと翻弄させられたあげく、この状態自体を受け入れたうえで(受け入れにくいけど、目の前に現実(?)として表れているのだからいったん受け入れることにして)そのうえでミステリとして読む、という体験をさせられた、というわけだ。 解説で有栖川も書いているが、怒涛の場面展開が最大のネタということでは決してない。だってページ数で数えてもまだ1/3かそこら。ついつい単に目を剥いてしまうこの事態は、ミステリ自体を成立させている場であるのと同時に、トリックの前提、犯行の必然性、などなどと密接につながっているのである。それが明かされるのは最終章の謎解きの場面。それまでややわざとらしく提示されていたいくつかの伏線というか表現の違和感も、ここできれいに回収される。 いや、なかなかすごい読書体験でした。 これだからミステリ読みはやめられない。 # ところで、いったいこれどうやって映画化(映像化)したのか。たぶん観ませんけどちょっと興味あり。 | ||||
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当方、本を読むのは好きですが時間をとれなくてよく積読をしてしまうタイプの人間です。 友人が映画を観に行って面白かったという話を聞き、元々気になっていたこともあり年明けの仕事始め前日に観に行きました。 尺の都合上省いている部分もあるでしょうしもっとそれぞれの登場人物の心情を知りたいと思い、次の日仕事帰りに購入しました。 5時間ほどでしょうか。 気づけば読み終わっていました。あまりに夢中になっていて時間を忘れて読んでいました。 感想を書くのが苦手なのでそちらは他のレビューや他サイトを参考にしていただければと思います。 しかし、前述したように普段から気になった本を買っても積んでしまう私がそれほどのスピードで一気に読んでしまったこと。 それがこの作品の魅力を何よりも表しているのでないかと思いました。 (続編もすぐに購入しこちらも翌日読み終わっていました) | ||||
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