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巨大幽霊マンモス事件



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巨大幽霊マンモス事件の評価: 3.64/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

久々の蘭子

*時系列的には『人狼城』より前になります

短編『ロシア館の謎』の「続編”的”な」作品で、ロシア革命期における
「不可能犯罪」「超常現象」に関する2編の記録をもとに蘭子が(他のメンバーもいますが
早々に推理を投げ出しています)挑むストーリー。

例によって「フェアプレイ」に(過度に)殉じている作風なので、「ある点」に気づけば
判りやすいですが、巧みな目くらましで上手に騙される作品だと思います。

個人的に『ロシア館』をあまり評価していないので星4(原子力や核物質に対する記述が
中途半端なので厳密には3.7程度)ですが、評価している人にとっては
星5かもしれません。
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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No.5:
(5pt)

面白かった。

二階堂シリーズを初めて読む人でも、読みやすいと思います。
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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No.4:
(4pt)

とても楽しめたけれど、なぜマンモス?

そろそろシリーズ最終に近づいている二階堂蘭子シリーズですが、シリーズとしては珍しく物理的なトリック以外のものを使っているのが斬新でした。具体的に言うとネタバレになってしまいますが、鮎川哲也の達也が笑うや、折原一の得意技と同じものと言えばわかると思います。おそらく二階堂黎人の作品の中でこの手のトリックがメインに使われるのは初めてかと思います。さすがは二階堂黎人とうなずける使い方をしていますが、人狼城で感じたカタストロフィーは感じられません。そのかわり細かなトリックを組み合わせて不可解な状況を自然に隠すテクニックはさすがなものです。ストーリーは、死の谷に向かう商隊とそれを襲う謎の追撃者の攻防をメインにして、巨大幽霊マンモスや夢見による時空通信を絡めたとてもスリリングなものですが、いかんせんサービス精神旺盛なあまり風呂敷を広げすぎて収拾がつかなくなった感があります。また他の方もコメントされているようですが、「なぜ巨大幽霊マンモス」という疑問は最後まで残ります。作者自身も書いていますが、あまりにも島田荘司へのオマージュが強すぎたと言えるかもしれません。また蛇足ですが、表紙絵のマンモスの大網の色が白いと言うのは何となく違和感を覚えます。幽霊マンモスのイメージとしてなら受け入れられるのですが…まぁそういった細かい事はさておき、二階堂作品らしからぬ新しいトリックや、シュペア老人の新しい冒険譚としては充分過ぎる位楽しめました。2つある密室も1つは心理的なものもう一つはバカミス一歩手前の物理トリックで、作者の懐の深さを堪能できました。願わくば、蘭子シリーズ最終作が驚天動地の最終トリックの披露の場であることを願います。
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

久々の二階堂作品(ネタバレあり)

長らくまともな長編が無かったので、もうオワコンかなと思っていたところに、
久々の蘭子作品。
うなるほどのトリックもなく、ダラダラと読ませるあたりは変わらない。
で、重箱の隅をつつくような記述に最大のトリックがあり、
面倒だから細部まで読まず、斜め読みしてストーリーを追ったので、
解決編で「あ、そう。はいはい。」という感じになるのもいつものパターン。
それよりも、非常時の出来事とはいえ大量殺戮者の告白を、蘭子はともかく、
平和な日本で育った会員があっさり受け入れるのは不思議でしかない。
あとドラえもんみたく、未来の技術を過去への移植が簡単にできている点も
ちょっとどうかと思った。
内容的には星2つだが、次回を期待して4つにします。
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(5pt)

これぞ本格!

足跡の謎、犯人の謎、怪物の謎、すべてのトリックが有機的に結びついて、結末の大きな驚きを生み出している。そして何より、物語性に秀でているのが嬉しい。これぞ本格!
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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No.1:
(4pt)

タイトル

に違和感あり。巨大幽霊マンモス事件と言いながらマンモスの正体は謎でも何でもないようなwしかし最近の二階堂氏の作品の中ではよくできている方だと思う。覇王の死や双面獣事件に比べるとはるかに本格ミステリーしてる。解説でも触れられているがむしろ足跡のない密室事件のトリックが新鮮に写った。
巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:巨大幽霊マンモス事件 (講談社ノベルス)より
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