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九つ目の墓: 刑事ファビアン・リスク2
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九つ目の墓: 刑事ファビアン・リスク2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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事件も人間関係もグロテスクでギスギスぐちゃぐちゃで陰惨すぎて気分が悪くなる メディアの作る北欧のイメージと違いすぎてほんま虚飾やなと思う あと視点が錯綜してわかりにくい せめて2人までにしてよ おまけに犯人がちょろっと出てきたやつの上に超人すぎるわ 無駄に性的描写が多いのも萎えた ドラマ化は無理やろw | ||||
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色々無理がある内容 | ||||
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1作目「顔のない男」であんなに不愉快な思いをしながら読んだのに、また買ってしまった。 そして大失敗だ。 はっきり言って、忽然と消えた法務大臣から始まり、次々と起こるスウェーデンとデンマーク2つの国にまたがる猟奇連続殺人と、プロットは非常に面白くて魅力的だ、というか魅力的になるはずだった。しかし残念な結果に終わっている。 例えば、場面転換を多く使う作家だが、場面が転換するたびに、誰の視点で書かれているのか理解するのに、だいぶ読まないとわからない。ストーリーが複雑なのにこの調子なので、わかりにくいことこの上ない。 これほどの犯罪をおかした犯人なのに、結局真相が明らかになったときには、衝撃があるどころか、「もううんざり」という感じだった。 主人公のファビアンはもとより、他の警察官たちも全てにおいて、非常に低レベルだ。警察官としてのプロとしての誇りも矜持も技術も何もない。 ファビアンの、つまるところ優柔不断な彼を起因とする家族の問題(これがいちいち捜査の邪魔になる)、捜査にかこつけてファビアンのまわりをうろつく自己中心的な女たち、これもとてもプロとは思えないデンマーク警察とそのセクハラ泥沼で孤軍奮闘する女刑事ドゥニャ、全ての登場人物が非常に不愉快だった。 ファビアンには、小説の主人公に必要な「芯」のようなものが全く感じられなかった。名作や面白い本に出てくるキャラクターには、それぞれ譲れない何か、哲学を持っている。ホームズしかり、ポアロしかり、ヴァランダーしかり、マット・スカダーしかり。しかしファビアンにはまったくそれがない。自分なりの規範というものがないのだ。だからこんなにも魅力的ではないのだろうと思う。まあ、とにかくがっかり。 | ||||
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