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マンハッタン魔の北壁



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【この小説が収録されている参考書籍】
マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)

マンハッタン魔の北壁の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

男女vs.最低最悪の狂人

とにかくぞっとさせられる殺人鬼から逃れる
パニック・サスペンスです。

まず印象的なのはその殺人者。
とにかく狂っているの一言に尽きる
ゆがんだ感情を持ち合わせています。
それは透視能力を持つ男に
名前を看破されてからさらに禍々しくなっていきます。

見所は
男女がどうしようもない場面になったときに
男の「失った力」を使わねばならない場面です。
ある出来事のせいでその力を失い、
代わりに透視能力が使えるようになったのですが…

恐怖が消えたと思っていると…
最期に思わぬ恐怖がやってきますよ…?

狂気の表現が恐怖を増す
まさにホラー、と言う言葉がぴったりの作品です。
マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)より
4042461034
No.2:
(4pt)

ニーチェオタクの殺人鬼が魅力的!珍しくヒロインも魅力的w

ボブ・ラングレー の『北壁の死闘』 へのオマージュ。
ただし、登ったり降りたりするのはアイガー北壁ではなくて、
マンハッタンにある40階建ての高層ビルですがw
同じネタ使っているので、これを読む前に、
ボブ・ラングレー の『北壁の死闘』 は読んでおこう!
クー様 はハーレクィンホラーなどと揶揄されるが、
今回のヒロインは、ヒーローが死んで愛が失われても、
読書とか人生には愛以外の素晴らしいものもあるので、
自殺する必要はないと悟っている、
愛が全てだと思ってない魅力的な女性である。
「ニーチェ」 オタクの目標一万人刺殺!
の悪役の方が例によってより魅力的であるがw
ヒーローは身体障害者だし、
いつものクー様 とはちょっと捻りが違っていて、
クー様 を勧める作品としてはベスト10に入れるべき傑作。
マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)より
4042461034
No.1:
(3pt)

ハリウッド・サスペンス小説

クーンツがブライアン・コフィ名義で出した、無名時代の作品。作者の最高傑作と推す人もいるサスペンス劇です。
この物語はハリウッド脚本の特徴が色濃く出ています。挫折を乗り越えて成長する主人公、しっかりと盛り上がるクライマックスなど。そのぶん展開に予想がつき、意外性がないのもハリウッド的。
従って
・わかりやすいサスペンス映画が好きな人
・シナリオライター志望者
・クーンツがどんなふうに今のスタイルを築いたか知りたい人
にお勧めします(条件に合う人は☆4つで)。
マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マンハッタン魔の北壁 (角川ホラー文庫)より
4042461034

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