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噓と人形



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【この小説が収録されている参考書籍】
噓と人形

噓と人形の評価: 3.40/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(1pt)

つまらない

がんばって読みましたが残り60ページのところで読むのを止めました。つまらない
噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
4778315839
No.4:
(1pt)

期待したけれど

つまらない。なんだかどんどん、作品がつまらなくなっている気がします。残念。
噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
4778315839
No.3:
(5pt)

引きずり込まれました。

一気に読みました。
どうしても止められなかった。
本を読んでる場合じゃなかったけど、
やらなきゃいけないことがあったのに、
今読まなきゃだめだ、と思いました。
そのぐらい引きずり込まれました。
そして、この装丁…
書店で目にした時、釘付けになりました。
この装丁を目にしてしまったその瞬間から、
この物語に引きずり込まれていたのです。
装丁がこの物語の持つ不気味さを予感させ、
読んだ後は、深く暗い余韻となり私の心に
居座っています。
噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
4778315839
No.2:
(5pt)

読者を魔界へ連れ去るミステリー

うすら寒く笑みを浮かべる
強烈な「ヒョウ紙」のインパクト通り、
不気味なスリルに満ちた魔界へと
作者の魔力によって一気に引きずり込まれてしまう。

そして、猟奇的事件と絶望的日常を描いた物語を読み進めるうち、
嘘と真実、狂気と批評、作者と登場人物が錯綜し、
「何が真実、何が現実、誰が本物、そしてわたしは誰」?
という、激しい混乱の渦の中を、(読み終えた後も?)漂流し続けることになる。

人は、なぜ表現によって、自分を知られたいのか?
文学とテレビを股にかけて、
三島由紀夫のごとき、トリックスター的活躍を続ける作者が、
ヒョウのぬいぐるみにくるまれて転がる首を差し出すかのように、
ゾッとするような生々しい問いで、読者を挑発する。
噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
4778315839
No.1:
(5pt)

イヤミス×芸術家論

五時に夢中で、岩井さん本人が紹介していたことから、興味を持って読んでみました。

ジャンル的には「イヤミス」です。

これまでいくつかそういうジャンルのものを読んできましたが、『嘘と人形』も良い意味で嫌な気持ちになれます。読み終わった後、思わずため息が出ました。嘘をつくことでしかコミュニケーションをとれない人間の悲しみ。

話の主筋は、あるカルト芸術家の首が切断されるという猟奇事件ですが、実はそれだけではなく、岩井さん流の「芸術家論」にもなっています(もちろん、ミステリーとしてのどんでん返しもありますが)。読み進めていけば、なぜ表紙が岩井さん本人なのかということもわかると思います。現実とフィクションをクロスさせる手法がすごく上手かったです。

ミステリー好きだけでなく、芸術家志望の人にも読んでほしい一冊です。

「芸術家になりたいのではなく、芸術家ぶりたかった。その願いは、みずからの死をもって成就した」
噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
4778315839

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