噓と人形



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    初公開日(参考)2017年07月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,032回
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    噓と人形

    2017年07月06日 噓と人形

    テレビで岩井志麻子を見るたび、私は姉である本間切美を思い出す。生前、姉は芸術家になりたかった。ネットではカルト的な人気があった姉だが、芸術家としては凡庸で素人目でも稚拙とわかる作品は、見る者を不快にさせ不気味で狂気に満ちあふれていた。そして願いは死をもって成就した。切断された姉の首は、彼女の住んでいたマンションの一室で、子供たちに人気のヒョウのぬいぐるみの首にくるまれて転がっていた。この猟奇的な殺され方は、なぜかQ国で起きた「ガオちゃん殺人事件」に酷似していた…。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    噓と人形の総合評価:6.83/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    噓と人形の感想

    やっぱり岩井志麻子さんのホラーは現代を舞台にしたものよりも江戸〜昭和の話の方が面白いな、と確信した一冊。

    ヘッポコ屋敷嬢
    XG82ACXM
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (1pt)

    つまらない

    がんばって読みましたが残り60ページのところで読むのを止めました。つまらない
    噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
    4778315839
    No.4:
    (1pt)

    期待したけれど

    つまらない。なんだかどんどん、作品がつまらなくなっている気がします。残念。
    噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
    4778315839
    No.3:
    (5pt)

    引きずり込まれました。

    一気に読みました。
    どうしても止められなかった。
    本を読んでる場合じゃなかったけど、
    やらなきゃいけないことがあったのに、
    今読まなきゃだめだ、と思いました。
    そのぐらい引きずり込まれました。
    そして、この装丁…
    書店で目にした時、釘付けになりました。
    この装丁を目にしてしまったその瞬間から、
    この物語に引きずり込まれていたのです。
    装丁がこの物語の持つ不気味さを予感させ、
    読んだ後は、深く暗い余韻となり私の心に
    居座っています。
    噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
    4778315839
    No.2:
    (5pt)

    読者を魔界へ連れ去るミステリー

    うすら寒く笑みを浮かべる
    強烈な「ヒョウ紙」のインパクト通り、
    不気味なスリルに満ちた魔界へと
    作者の魔力によって一気に引きずり込まれてしまう。

    そして、猟奇的事件と絶望的日常を描いた物語を読み進めるうち、
    嘘と真実、狂気と批評、作者と登場人物が錯綜し、
    「何が真実、何が現実、誰が本物、そしてわたしは誰」?
    という、激しい混乱の渦の中を、(読み終えた後も?)漂流し続けることになる。

    人は、なぜ表現によって、自分を知られたいのか?
    文学とテレビを股にかけて、
    三島由紀夫のごとき、トリックスター的活躍を続ける作者が、
    ヒョウのぬいぐるみにくるまれて転がる首を差し出すかのように、
    ゾッとするような生々しい問いで、読者を挑発する。
    噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
    4778315839
    No.1:
    (5pt)

    イヤミス×芸術家論

    五時に夢中で、岩井さん本人が紹介していたことから、興味を持って読んでみました。

    ジャンル的には「イヤミス」です。

    これまでいくつかそういうジャンルのものを読んできましたが、『嘘と人形』も良い意味で嫌な気持ちになれます。読み終わった後、思わずため息が出ました。嘘をつくことでしかコミュニケーションをとれない人間の悲しみ。

    話の主筋は、あるカルト芸術家の首が切断されるという猟奇事件ですが、実はそれだけではなく、岩井さん流の「芸術家論」にもなっています(もちろん、ミステリーとしてのどんでん返しもありますが)。読み進めていけば、なぜ表紙が岩井さん本人なのかということもわかると思います。現実とフィクションをクロスさせる手法がすごく上手かったです。

    ミステリー好きだけでなく、芸術家志望の人にも読んでほしい一冊です。

    「芸術家になりたいのではなく、芸術家ぶりたかった。その願いは、みずからの死をもって成就した」
    噓と人形Amazon書評・レビュー:噓と人形より
    4778315839



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