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(短編集)
びっくり箱殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
びっくり箱殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「びっくり箱殺人事件」と「蜃気楼島の情熱」の2本が収められている。 「びっくり箱殺人事件」は、昭和23年に書かれたもの。非常にコミカルな文体で書かれており、ほかの横溝作品からすると、異様な感じを受けるほどだ。地の文も、登場人物も、犯罪も、会話もふざけた調子で、私は嫌いではないが、読んでいてちょっと疲れてしまうくらい。 とはいえプロットもしっかりしているし、ミステリとしても切れがある。横溝を語る上で忘れてはならない一編だろう。 「蜃気楼島の情熱」は、昭和29年に書かれたもの。久保銀造と、そのアメリカ時代の友人である志賀が登場する。のちの大作とも関係してくる話であり、掌編だが面白さは充分。 | ||||
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横溝作品の中で金田一や由利先生の作品が多いが、この作品は彼らの友人の等々力警部が探偵役で活躍するのも見所で作風も他のものとはかなり異なっている。内容は、犬神家や本陣殺人事件の様な因縁やグロテスクなものはないが、ユニークなところがあり読んだ事が無い人には新鮮に感じる作品なので是非一度読んで欲しい。 | ||||
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