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夜行
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夜行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 61~80 4/8ページ
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森見さんの作品は日本(京都)らしい和のテイストでありながらも、 煌びやかでPOPできらきらはめちゃめちゃ楽しい印象です。 ですが今回は180度違って、漆黒の闇を思わせるダークで怪しげな作品。 ゆるめのホラーといっても言ってもいいでしょう。 今までとはまったく違う世界観に驚かされました。 昔の仲間が久しぶりに集まり、 それぞれが体験した不思議な出来事を語る・・・という流れなのだけど、 最後のオチには圧巻だったわりに、仲間たちの語る不思議体験の部分はおさまりが悪くもやもやが残ります。 雰囲気はいいので、もう少し何かが違えば、もっと妖艶で素敵な作品になったのに・・・と少し残念。 物語のキーとなるのは「夜行」「曙光」という2つの銅版画の作品群。 この小説のタイトルが「夜行」であるならば、 この作品の対となる作品という立ち位置で、もう一つの世界を描いた「曙光」という作品も書けばいいのに。 てか、「曙光」という作品がないのが不思議なくらいなのです・・・。 | ||||
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ずっと気になっていた作品です。 それぞれの登場人物の視点でそれぞれストーリーが語られていきます。 森見ワールドいいですねぇ。 不思議な感覚になるのがたまらなくいい。 他のレビューでは、すっきりしないなどの意見もありますが、その曖昧模糊なところが森見ワールドだと私は思います。 まぁ、ある程度すっきりさせる描写はあるので先述した方々は読みとれていないのかもしれませんが。。 「夜行」と「曙光」 永遠の夜の世界と、たった一日の朝。 迷い込んでいたのは誰だったのか。 ホラーでもあり、ファンタジーでもあるので素敵な作品だと思います。 ぜひとも夜行の旅に出てみたいものです。 | ||||
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全体的に中途半端。ミステリー感を出してはいるが感じるものは薄い。読み終わっても何も入ってこない。 | ||||
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久しぶりの森見氏の作品を読了。今までの作品とは全く違う作風の不思議な作品に仕上がってます。同じなのは、表面的には京都も舞台になっている点です。尾道も登場している点は、なおさら素敵です。本当に不思議なファンタジーです。 | ||||
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こんなもんか、というのが正直な感想。あまり森見氏の作品を読んだことがなかったので、なんとなく知名度から期待値をあげすぎた感がある。文章は読みやすく、不思議、不気味な印象は受けるが、それだけというかんじ。 | ||||
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森見さんの作品が好きで、ほとんど読んだつもりですが、この作品は、独特のユーモラスなゆるい感じがしません。でも、というか、だから、引き込まれて読み切りました。 | ||||
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雰囲気はきつねのはなしや宵山万華鏡と同じ感じです。ガチガチのホラーでは全くなくて、(いい意味で)後味の悪い話や自分で脳内補完する必要のある話です。 | ||||
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※このレビューは自分に対する失意を綴っただけです。万が一読んでしまっても、役に立たないなんて思わないで下さい。充分承知しております。申し訳ございません。ナムナム... 「夜行」の不条理で荒涼としながらも、森見氏の持つ独特な世界観の面白さについて書き進めていたレビューを、手違いで消去してしまった午前2時。 どんなに文章を探しても、行方知れず... 奮起し、再び「曙光」を目指すべきか、このまま闇に飲み込まれてしまおうか... これも「夜行」の持つ力なのだろうか? もしかして、古本市の神様の悪戯? | ||||
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著者が森見さんであること、表紙が魅力的であることから、手に取った。 「夜は短し~」の雰囲気とは一変、「世界は常に夜なのよ」と真逆のことまで言っている。 全体的な尻切れトンボ感や、誰かが急にいなくなってしまう不気味さなどについていけず、まさに人間の見る「夢」のような内容だった。 私には少し難しい話だったが、最後に一筋の曙光が見えて安心した。 夜に読んだから怖かった。 | ||||
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思い立って読後1年近くたってのレビュー。同じ作者の「きつねの話」のレビューでも書いたのだが、論理的な構成面では弱い、というかよくわからない部分が結構ある。実は作者にも話の行く末や謎はわかっていないのではないのか、しかしそれはそれで良いのでは?と思う。 森見氏の初期の作品は、ユーモア小説に京都ならではの玄妙さで味付けしたような分かりやすい話が多かったけれど、最近は作者が本当に描きたかったことを正面から打ち出してきているように思える。それは、今見えている現実は本当に現実か?この世界はどこか違う世界につながっているのではないか?その入口はほら、すぐそこ、至る所にあるのではないのか?という感覚であり、作者はその感覚がどうしようも無く好きなのだと思う。 昨日(2017.10.8)京都は八瀬の赦免地踊りを見に行ってきた。出町柳から叡山電車に乗って終点の八瀬叡山口で降り、そこからさらにバスまたは徒歩で30分。鯖街道沿いの狭い土地にへばりつくように細長く人家の集まる八瀬の里、秋本神社のお祭り。13、4歳の男の子達が女装し、室町期から伝わる大きな切り絵灯籠を頭にかぶり、真っ暗闇の田んぼの中に続く参道を練り歩き石段を上り、踊りを奉納する。街灯も無く月も雲に隠れた暗闇の中で見えるのはゆらめく灯籠の灯りだけ。灯籠をかぶる男の子達の姿も闇に溶け、重さのせいか上下、左右にと頼りなくゆれながら宙に浮かんで進んでゆく。見ているとここはこの世なのか、あの世(異世界)なのかわからなくなって来る。この時間がずっと続いて欲しい、この灯籠が帰る世界に一緒について行きたいという気分になって来る。 この時ふと思い出したのが「きつねの話」や「夜行」の世界。この世界ではストーリーや説明は本来不要であり、現実世界に重なる異世界を作者と一緒に旅してゆく、それが醍醐味なのだなと何となく感じた。 | ||||
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つまらないというわけではなかったが 期待していたものとは大きく違っていました。 | ||||
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今自分が生きている、日に照らせれた世界のすぐ隣には底なしの穴が黒々と口を開けていて、一歩間違えればその穴の中に足をすくわれて、夜行の世界へと誘われる。 全体を通して感じられたのは、子供の頃、昼間から寝入ってしまって、真夜中に一人目を覚まし、まるで自分ただ一人しかこの世界にいないような、別世界に迷い込んでしまったかのような、言い知れない不安と心細さ、闇への恐怖。 そのような感覚を思い出せたのは久々でした。また、古い町並みの情景や、桜の花びら、鞍馬の火祭りなど、、森見さんならではの美しい背景・人物描写と相まって、懐かしいような寂しさの余韻が残りました。 わけがわからないと言ったレビューが数多く寄せられていますが、私はこれはこれで好きです。夏に読むのがオススメです。 | ||||
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最後まで全く意味がわかりませんでした。 読み終わった後にこれだけ何の余韻も残らない本は珍しいです。 | ||||
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ホラーだと期待して読んでみました。 期待とは裏腹にホラーではなくホラーテイストの小説でした。怖くありません。 それが作者の技量の限界なのか、それともわざと怖くなりすぎないように抑えているのでしょうか。 この中途半端な感じが私にはなじめません。 明らかにホラーを意識して書いたのだとと思われますが、怪しい雰囲気を作ったあとに尻切れトンボになって肩透かしを食います。 不穏な空気感を表すために登場人物に「いやな感じがする」といった類のセリフを吐かせるのですが私にはこれがわざとらしく感じられ白けてしまいます。 恐怖感もストーリーの展開も中途半端ですっきりしない読後感です。 | ||||
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不思議な怖さのある話です。読み始めた日の夜は怖い夢を見てしまいました。 | ||||
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ホラー?ミステリー?ファンタシー?見事なまでに全てが中途半端な感じでした。 | ||||
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難しい 全くわからない 場面が変わりすぎて本当に意味がわからない。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 以前「きつねのはなし」を読んだとき同様の背筋がヒンヤリとする感覚が蘇ってきました。 (決してゾクゾクとかゾックではなく、ヒンヤリです。) 特別に恐ろしいことが起こるわけでもなくそれでも不安になる、そんな感覚が延々と続く癖になるお話が続きます。 恐怖は具現化すると怖くない、この小説はそれを仄めかしつつ不安だけを煽る。 でも一番の違和感は表紙の女性に顔がある事。 | ||||
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夜は短し、恋文の技術のような痛快で笑える作品から入った身としては正直満足はできませんでした。 パラレルワールドという「よくある展開」で終わってしまったのも若干看板倒れかなと思いました。 | ||||
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雰囲気だけは良かったかも なんか人が集まって体験談をしているのに、その体験談の結末を言わないで次の話に行くので「おいおい誰かツッコミいれろや」って思いました。 読み終わっても余韻なんて無かったし。まぁでもそれなりに評価高いってことは雰囲気だけ楽しんで辻褄とかストーリー性、余韻とかは気にしない人が読む本なんだろう。 | ||||
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