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夜行
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夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 121~140 7/8ページ
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| 普段あまり小説を読まないものですが、表紙に惹かれて手に取ったこの本が、個人的にはとても面白くて大変満足しました。 | ||||
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| 10年前、英会話スクールの友人たちと鞍馬の火祭に出かけたその夜、 仲間のひとりが失踪した。 大橋が皆にふたたび鞍馬の火祭に行こうと誘ったのは、失踪した 長谷川さんの意思が働いたのかも知れない。 久しぶりの再会の夜、それぞれが語る不思議な話に、待ち合わせまでに 何気なく覗いた画廊にあった連作銅版画の光景が重なってくるのだった。 人の心の中にある光と影、それを「夜行」と「曙光」という相反する二つの テーマの連作銅版画として登場させ、各挿話をつないでゆくアイデアは面白い。 しかし、最終章・鞍馬でうまく纏めてはいるのだが、今一つスッキリしない というか、腑に落ちない。 | ||||
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| 読んでいくうちに心を捕まれたように小説の中の世界に入り込み、また最終章になるととても不安な、不思議な気持ちになりました。 私は新幹線でこの本を読みながら京都にたどり着いたため、京の夜の世界に少し気を配ってみたいと思います。 | ||||
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| 登美彦氏の本を数々読んできたが、この作は不気味で百物語にも似た所があり、しかし百物語のような不思議さもなくただ意味不明で腑に落ちない。『違う、私が求めてる森見登美彦じゃない。』と終始本の中を彷徨い、戸惑うことはまるで見知らぬ夜の町を徘徊しているようだ。個人の感想なのでこれから読もうとするあなた、読み終わったあなたは気にすることなかれ | ||||
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| 作者の方について特に知識はありません。 なんとなく買いましたがワクワク感を与えつつ特に展開をしないで終わってしまいます。 それを5回されるのですから読む方としてはモヤモヤ感を毎回残されます。 これが作者の味と言うなら確実に私が買ったのが悪いのでしょうね | ||||
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| 興味深く読まさせていただきました。 結末は、読者に任せる(想像させる)。 私的に消化不良感がありました。 | ||||
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| マジのやつだった!良かった。 表紙と合っていないような、それが作戦なような。 | ||||
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| うーん。微妙というか、俺が知ってる森見登美彦ワールドじゃなかった。夜は短し歩けよ乙女とか、太陽の塔など京都を舞台にした大学生の不毛な物語を上品でちょっぴり回りくどい文調タッチでコミカルに描くのが森見登美彦の特徴だと思ってたが、もう太陽の塔から10年以上経つから熟成されて普通になったにかなあ。ペンギンハイウェイもそうだった気がする。 夜行は鞍馬の祭りで突如行方不明となった女性長谷川さんを取り巻く6人が再開し、長谷川さんへそれぞれが想いを秘めながら怪談話をしていくというファンタジーホラー小説。描写がちょっと怖いなと感じる時もあったけど、ホラー小説としてまいち振り切れていないし、岸田という画家が描いた絵画をキーポイントに夜行の世界と曙光の二つの世界があってそれを主人公が最後二つの世界を行ったり来たりするみたいだけど、結末はよくわからんかった。レビューが高評価なのもなんでだろうって思った。 | ||||
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| 最後まで読み終えると、それまで読んできたそれぞれの物語の結末が、ますます分からなくなりました。結末をおさえて、もう一度読み返すと、今度は違う感想になるのかなぁ? | ||||
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| 周囲に著者を「もりみー」と呼ぶ熱狂的ファンが何人か。そのため一歩ひいて読んでしまうところがある。 そりゃ面白いんだけど、うん面白いんだけど、「もりみーファン」と言うカテゴライズに抗いたい感じ。 黒髪の乙女とかしゃらくせえし。 でも本作で改めて、ストーリーテラーとして、ファンタジー作家としての著者のすごさに圧倒された。 合わせ鏡の迷宮のようなストーリーは文句なく面白い! 背筋の寒くなるような、美しく怪しい夜の余韻が読後一週間経っても残っている。 惜しむらくはラノベ人気にあやかったようなテイストの表紙。 真っ向から物語に登場する絵のテイストにできないのはわかるけれど(イメージはデルヴォ-やバロ)・・・手に取るのを躊躇しました。 | ||||
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| 夜、それも、幻想的な夜を描き出させたら、森見登美彦さんが第一人者と呼んでも過言ではないと思う。 不可思議な世界に誘い込まれる夜、もしくは闇の描き方には感服する。 鞍馬の火祭の日に集う昔の仲間たち。 次々に語る物語。 過去、鞍馬の火祭りの日に突如いなくなった長谷川さん。 「夜行」という銅版画の連作がカギとなる語り。 すっかり、森見ワールドにはまった。 それにしても、尾道という土地は、 よほど、作家を魅了する土地なんだろうなと思った。 | ||||
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| 夜行のような本は 森見登美彦氏には合わないような気がします。 それなりには書けていますので 氏の技量は10年前より伸びていますが、 背伸びをして書いていると思われる今作「夜行」は 出来としてはイマイチな気がします。 普通の作品です。 作家として書きたい物が、このような物であれば もう少し技量を高めて欲しいものです。 今度は森見氏らしい物を書いて欲しいです。 | ||||
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| 彼女が鞍馬の火祭りで消えてから十年…当時の仲間が集まった。その十年間の間に各地でそれぞれが経験した出来事。必ず付きまとう夭折の銅版画作家の作品群「夜行」。読者が想像上にそれぞれ描き出すそれら作品群は仄暗く、物悲しい物であろう。各々の体験が夏から秋、冬そして春と四季をめぐる事にも大きな意味があろう。特に私は夭折の銅版画作家との夜のサロンの章に言い様のない哀愁を感じた。「夜行ー天竜峡」を前に死去した男。君は何を暗室で見たのか…。どうして眠るように死んだのか…。同じような経験をした一読者である私にとってこの作品は、涙腺を潤ませずにはいられなかった。恐怖とう言うよりは、言葉では言い表せないある種の孤独感と物悲しさがあった。国内外の幻想文学を乱読した一読者としては、近年稀に見る美しい幻想文学であった。永遠の夜、そんな世界もあって良いのではないか? | ||||
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| 今までの森見登美彦作品に非常に楽しませてもらい、この作品も期待を裏切らなかった。 宵山万華鏡のシリアスな所と四畳半神話体系の要素を混ぜたような話で、最後まで登美彦氏らしい小説。 しかし、上であげた作品より素晴らしいかというとそうでもない。面白かったけど、同じ雰囲気なら宵山万華鏡の方が不気味で楽しく、良い作品だったなぁと思ってしまう。 有頂天家族の2作目と聖なる怠け者の冒険の時にに感じた、面白いんだけど、過去の作品の焼きまわし感は薄れた気がするので、次作にも期待したい。 あと、終盤に一番肝になる台詞を使い過ぎ…有頂天家族はそれが良かったけど、今回あの台詞は一度で良かった… | ||||
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| 森見氏のハチャメチャな作品をこよなく愛してやまないが、この作品は見事に期待を裏切り、夜の深遠な世界へいざなってくれた。漆黒の闇が紡ぐ世界を垣間見ることのできた人間は幸せなのかどうか、知る由も無いが、180度違う森見ワールドへ引きずりこまれた余韻は、不気味そのものでいて、懐かしいのはどうしてだろう。 | ||||
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| 10年前に鞍馬の火祭りで姿を消した英会話教室の仲間を偲び、久しぶりに鞍馬に集った5人。一人ずつ順に、旅先での不思議な体験を語っていくのだが、いずれにも「夜行」という連作の銅版画が関わっていた。 百物語的に進められるこの体験談が、どれも不可解、不条理に満ちており、最後にゾワッと背筋が寒くなる。鍵を握っていそうな女性(少女)は、人かはたまた妖かしか。翻弄されたまま最終章へ。 最終章では予想外のどんでん返しと謎解きが待ち構えており、「なるほど、そういう世界観の話か」と納得しかかるが、何が虚で何が実なのか、百物語の不可解さは解決されないままだった。 「きつねのはなし」に似たテイストだが、完成度は本書の方が高い。 | ||||
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| 前もって一つ言わせてもらうと、「太陽の塔」「四畳半神話体系」「夜は短し歩けよ乙女」などのドンチャン騒ぎ大団円ものを期待してた人でも吸い込まれるように読める作品だと思います。 「きつねのはなし」でこの人にサスペンスホラー的なものは書かせてもいまいちだな、思ってましたが別格です! 読んでく内に背筋がぞーっとする感覚とだんだん不安になってくるような気がしてきます。 終いには今自分がいる世界はどっちの世界だろうという現実的な不安も感じてしまうかもしれません。 ぜひ、一度読んで・見て・体験してほしい作品です。 | ||||
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| 読んでいる間は、ぬるりと黒い何かに纏わり付かれている感覚ですが、読み終えた後は、それがスッと落ちる気がします。 こんな感覚は初めてでした。 | ||||
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| 森見登美彦といったら、京都を中心とした青春+コメディってイメージがあったのですが予想に反してホラーな内容。 予想していたものと違っても、それでも読み進めていくうちに続きが気になりページをめくってしまうのはさすが森見登美彦先生。 結構もやもやっとする終わり方で登場人物たちのその後が気になります。 | ||||
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| 宵山万華鏡などに連なる摩訶不思議で不安を掻き立てつつも次が気になる短編集。 登場人物が淡々と自分が体験した「夜行」という絵と登場人物の失踪にまつわる謎めいた話をしていく。 主観的な体験で描き出す夢か現かわからない内容に引き込まれて一気に読んでしまったに。 | ||||
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