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(短編集)
巨人の磯
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巨人の磯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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満足の内容です。 | ||||
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全編とも前置きが長すぎて、感情移入しにくかった。自分は清張の中の作品でも今いちだった。 | ||||
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社会と歴史を融合した読み応えありの中、小編集。中でも、「巨人の磯」は味わい深い名作です。但し、思考が必要で、再読するごとに頷けるミステリーで面白い作品でお勧めです。 | ||||
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大変面白かった。作品紹介は次のとおり。大洗海岸に巨人と見紛うほどに膨張した死体が流れ着いた。警察は苦心の末に、海外旅行中の県議会議員と特定したが、その腐爛状態には驚きのトリックが隠されていた(表題作)。実力はありながら、地味な風貌が災いし、どの組織でも決してトップの椅子にはつけない元銀行副頭取。男が三十一歳も若いバーのマダムと再婚したとき、悲劇が幕を開ける「礼遇の資格」など傑作短編五編。 一般文学通算109作品目の読書完。1977/01/08 | ||||
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松本清張さんの史眼とミステリーが見事に融合し、結実した、粒ぞろいの傑作短編集です。 「巨人の磯」「東経一三九度線」は古代史、「理外の理」は江戸趣味がよく生かされていると思います。他の2篇、すなわち「礼遇の資格」「内なる線影」には歴史ものの要素は出てきませんが、トリックにも、ストーリーテリングにも、清張さんらしい一流の腕が光っています。 バリエーションに富み、1970年代前半という清張さんの作家人生でももっとも充実した時期に書かれた作品を集めた1冊として、他の新潮文庫よりも僕はこの1冊を推したいくらいです。 もちろん「社会派」としての顔もいつもどおりで、昭和史のスケッチとして読んでも興味深いものがあります。おすすめします。 | ||||
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松本清張作品といえば社会派推理の印象が強い。 しかし、この短編集は「こんな殺人方法ありかよ?」と驚く奇抜な凶器や大胆トリックなど、社会派との先入観を覆す作品ぞろい。 たとえば「内なる線影」には、まるで島田荘司の初期作品のような「踊っているかのようなポーズのままで硬直している死体」が登場する。 ブッ飛んだ歴史解釈と殺人トリックが組み合わされた「東経一三九度線」や、奇妙な味と言うべき「理外の理」など、全5篇の収録作の題材がバラエティに富んでいる点も良かった。 | ||||
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