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リーチ先生
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リーチ先生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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陶芸家バーナードリーチを知るためには良い本ではないでしょうか。 ただ、年表や作品の画像をみるだけよりも、 ぐっと人となりが伝わってくる内容だ。 陶芸好きなら、一度は目にしたり、耳にしたりしたことのある人物を 身近に感じられ、また興味をそそられた感じがする。 民藝の面々も、またしかり。 柳宗悦、武者小路実篤、高村光太郎、それぞれのつながりやバックバーンもわかったような気がする。 こんな人物がいた、名を知られる存在になるまでの積み上げた日々にも 尊敬に値するのではないだろうか。 作者は、平易な文章で描くので 幾分軽めな印章を受けてしまうが、入門の書として、わたしは面白く読んだ。 | ||||
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この本つまらなスギィ。自分批判いいっすか? いきなり批判してすみません。許してください なんでもしますから (なんでもするとは言っていない。 | ||||
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まさに「リーチ先生」が創り出す陶芸に宿る本質のようないい小説です。親子二代にわたる師弟を超えた愛情と友情を完全に描ききっていて、読者も幸せになれるこの作品はまさにこの作者ならではの「芸術小説」でした。地方紙数紙に連載されていた新聞小説とのことですが、その地方でリアルタイムの読者となりたかった気が強くします。 「西洋だろうと、東洋だろうと、関係ない。好いものは好い。」「長い歴史の中で育んできた伝統的な工芸品の中にこそ、注目すべきものがある。」といった芸術の本質に触れる台詞、「温厚で穏健な日本人の国民性はいつしか傲慢で不遜な軍国主義に取って代られてしまうのか。」との時事、社会を語る台詞などなどまさに小説の醍醐味を満喫できました。 蛇足ながらそろそろ直木賞「候補」から「受賞」作家になるべき人材であると思います。 | ||||
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半分位までは「初速が続かない人か」と、思い、中盤で火事出した時「近隣住民への迷惑」にはひとつも触れずに「資料及び作品」の心配してる部分がとても嫌だった。 「災難」じゃない。「起こるべくして起こった」不細工であり、不始末だ。追い出される前に去ったのは小利口でもあるが、この人は一度「追い出されて」みた方が良かったと思う。 岸田劉生の名が出る度に「麗子像」を思い出してしまい、ぷすくっwと笑ってしまって気が散った。 (↑は…評価されているのは知っていますが、見る度「お気の毒に」と思ってしまう。麗子嬢に対して。) 「芸術」には「パトロン必須」だな。と、それぞれの「ふところ具合」はどうだったんだろうという部分が気になって気になって仕方なかった。特に亀之助。 …ちなみにリーチ氏の作品は余り好みではないんです。なんか「あれこれ取り混ぜて統合性が感じられず、訳分からん方に行ってる」と思う派です。 | ||||
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日本に魅せられ、陶芸に魅せられ、ついにはイギリスに帰って窯を作り、作陶に 励むとともに日本の陶芸をひろくヨーロッパに紹介した、バーナードリーチ。 その足跡が、助手として長くリーチを助けた亀之介、そして亀之介の息子・高市の 眼を通して綴られる。 明治末期、日本を訪れたリーチを高村光雲や柳宗悦、濱田庄司などそうそうたる人 たちが支え、作陶を始めたリーチのために展覧会で作品を売り、彼の暮らしを助けた。 イギリスにおいてはリーチに同行して窯を作ってくれた濱田を今度はリーチが支え、 濱田の個展の開催に力を貸した。 こういうのを、ウインウインというのかな。 お互いに助け合いながらも、尊重しつつ個性を認めて必要以上に踏み込まない。 現代に最も重要なことかもしれない。 | ||||
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