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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全530件 121~140 7/27ページ
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音楽の世界に触れることが出来て良かった。 | ||||
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4人のピアニストはもちろん、裏方を支えるプロ達や、音楽家という仕事に少しお疲れの師匠たち、全ての登場人物が魅力的でした。私は趣味の範囲とは言えピアノを弾き、娘の舞踊コンクールには18年くらい付き合ってきたこともあり、ドキドキしたりズキズキしたりしながら読みました。自分だったらこの曲をどう弾きたいか。私も師匠から何度も問われてきました。本当に素晴らしい小説に出会えました。恩田さんの洞察力、瑞々しい感性に感嘆しつつ、後書きを読んで感謝の気持ちも生まれました。続編が読みたいです。 | ||||
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音楽の世界に触れることが出来て良かった。 | ||||
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面白くて下巻は寝る時間も惜しんで一気読みしました。 まるで自分がコンテスト出場者たちの身内であるかのように感情移入して、臨場感あるコンテストの空間を体験していた。 コンテストは1次予選から始まり、2次、3次、本戦へと、何日もかけて行われ、いつしか自分が当事者かのように思え、読み終える頃にはとても長い時間をコンテスタントとして過ごしたかのように現実世界の日常をさらわれ、とても読み応えがある。 | ||||
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上下巻にわたる長編だと思い読むのを躊躇していたことを後悔した。 長さは全く感じないどころか終わるのが嫌だった。 まだまだ登場人物の演奏を聴き成長を見ていたかった。 素晴らしい作品でした。 | ||||
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読みやすく、心理描写・表現が美しく、物語も面白い。 最後まで読みたくて全巻買いました。 コンテストの心理的攻防戦、そして少しのロマンス。 どんどん感情移入する自分がいました。 | ||||
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とても綺麗な新品の本が届き嬉しいです。 | ||||
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音楽、とりわけピアノの世界の熾烈さ。その中で奇跡のように糸が繋がっていた3人の天才ピアニスト。幼いときに、同じ先生に一緒にならった亜夜とマサル。そして、ピアノを持たず、養蜂業の父と移動しながら音楽に奇跡的な才能をもつ塵(ジン)。さらに、そこにピアニストを諦めていた明石、彼を応援する友人の記者、亜夜を応援する音大の学長とその娘の奏。舞台は日本のコンクール。審査員たち。幕裾にいるステージマネージャー田久保、調律士・・・多様な人物をくっきりと書き切っているのが凄い。それぞれの思いや個性が目の前に浮かび上がってくる。 ピアノのできばえや、詳細を違うようにかき分ける大変さがあって、ややくっきりとはいかないが、それでも、音楽のもつ不思議さ、力を余すことなく表現してくれていて、思わず夢中になって楽しんで読めた。音楽は、かくも人を引きつけるもの。その凄みを表現してくれた小説だった。さすがだ。 | ||||
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栞が要らないのが良いが、ページや目次を見返すのが厄介。 | ||||
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読み進めていくうちに引き込まれていく感じは恩田さんの作品ではよくある事ですが、この作品は見えない音の表現がリアリティでクラシック音楽のファンにはとても興味深い作品ですね。 | ||||
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演奏者達のピアノの音が聞こえるようだった。少年のピアノを通して、周りの人が成長・覚醒・復活していく様子が描かれた素晴らしい物語だった。 | ||||
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ピアノの音を想い浮かべ、楽しむことができる本でした。 | ||||
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主人公が1人ではなく、登場人物1人1人が主人公の視点で描かれていて、またその伏線が面白い。 上巻では主人公と思われる人物あが1番目立たない。 | ||||
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音楽が聴こえてくるような気がして、読み進めることができました。 | ||||
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レビュー見ると星一つも結構あったりして、この作品自体が風間塵みたいなものか、、、 文字でピアノ演奏を表現するってどんなんだろうと思っていたけど、予想をはるかに超えた臨場感で聴いた事がない曲でも頭の中に響いてくるのに驚きました。 楽器演奏する者として共感できる部分も有り、私のような凡人が決して到達できない選ばれたものだけが見聞き出来る世界も共有させていただき作者には感謝です。 管弦楽好きの自分としては本選のコンチェルトがどうなるのか楽しみだったけど、これも予想以上の「演奏」で大満足できました。 ピアノ曲ってほとんど聴かなかったけれど、これでまた楽しみが一つ増えました。 残念な事は、マサル、亜夜、塵の演奏がもう聴けない事。 小説を読み終わった後のロス感とはまた違った感傷に浸っております。 続編、、、、、、、ないだろうなぁ、、、、、、、 | ||||
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この作品には当然のことながら音源はない。文字だけで音楽を表現しているのだが、いつのまにかコンサート会場にいるような錯覚を覚えていっしょに感動しているのだ。音楽そのものに感動するというよりも、コンテスタントの悩みや高揚感に共感しているのだろう。 映画化されたサウンドトラックも買ってしまった。 | ||||
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恩田陸さんの小説は、何歳になっても心がときめき、切なくなり、ずっと読んでいたいと思えます。そして、身近にありながら見たことのなかった視点からの世界を見せてくれます。 | ||||
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本1冊の制限の中での、登場人物の描写と展開、構成が秀逸だった。 現実世界を基にしたファンタジー寄りという作品です。 文章としてのエンターテイメントアトラクションという趣。 フィクションとして、感性や想像力、空想力が豊富な人にはおすすめです。 嫌世的な人やリアリスト、ノンフィクションが好きな人など、 合わない人は読む前にあらすじでわかると思います。 低評価の人のレビューは参考にならなかった。 | ||||
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稼ぐ世界的なピアニストになるのは気の遠くなるような競争に勝たなくてはならない。 その一握りになるべく、コンテストでしのぎを削る若者たちの世界を描いた小説。 出てくるメインの4人がそれぞれキャラ立ちしていて、とても魅力的であった。 小説を読むという行為は、不可思議な行為である。 映像も、音楽もなくシーンとしたところ、また、時には騒がしいところで活字を読むだけの行為である。 周りからみれば、何を読んでいるかもわからない。 しかし、読者の頭の中には素晴らしいピアノが鳴りわたり、目の前にいるかのようなリアルな若者たちのドラマに、胸を打つ。 優れた小説がもつ、これらの「体験」がそこかしこに埋め込まれていた。 直木賞と本屋大賞を同時受賞したらしい本作、あとがきの編集者の感想もとても楽しく、興味深く読めた。 | ||||
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賛否わかれるレビューを目にしていたのでどうなのかな?と思いながら読み始めました。 結果、圧倒的に面白く、心熱くしながら一気に読了しました。 この本の魅力は、まずクラシック音楽の面白さがしっかりした深さで語られていること。 そして音楽自体の面白さが文章でしっかり表現されていることです。 楽器をやったことがあって「自分が音楽になるあの瞬間」を知っていると、物語と音楽をより共有しながら読めるんではないかと思いました。 「のだめカンタービレ」も同様に、音楽の深さ面白さを凄く上手に描いてましたが、あんな感じで、この本でも脳内で最高の音楽体験ができます。 そして、文章自体が音楽的です。 難解さや長い言い回しを排除して、リズミカルに物語を読者の脳に送り込んでくる、そこで語られる音楽の魅力。 とても楽しく、熱い読書体験でした。 | ||||
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