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翼がなくても
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翼がなくてもの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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| 今まで読んでる中山作品と、まったく毛色の違うものと思って読み進めると、おや!!犬養さんも御子柴さんも出てくる。 サスペンス性も、あり、業界性もあり。そう、また知らない世界を垣間見させていただき、感謝です! | ||||
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| 題材の選び方には、毎回驚愕させられます。「よくこんな発想が思いつくもんだ」と、七里作品には毎回驚愕させられます。 また、七里得意の「どんでん返し」、「別作品の主役も登場させる手法」も十二分に楽しめる作品です。 とにかく、素晴らしい作品てす。 | ||||
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| 中山さんの著作はたまに暴力や性暴力の描写が延々続くことがあって読むのがしんどいときがあるのですが、本作は爽やかな青春小説でした。 赤川次郎さんとか、初期の東野圭吾さんみたいな感じ。 とても面白かったです。 | ||||
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| なんとなく途中でわかった内容だが 前向きな展開に癒される 人生も捨てたもんじゃないと思える | ||||
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| こんな言い方は変だけれど、ミステリーがこうした主人公の再生のストーリーに調和するとは思わなかったです。ミステリー要素が無くても成立するのに、読んでいながら常に犯人は?真相は?と考えていて謎解きの楽しささえたっぷり。 御子柴礼司弁護士と犬飼隼人刑事のコラボ、なかなかに豪華演出でした。 出来る事なら、これから読む方には両人のシリーズを1冊は読んで人物像を知ってから読んでいただきたいです。 | ||||
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| 主人公に共感できないんですよ。 デビッドさんに義肢づくりを依頼する場面、相手の都合とか世の常識を弁えない身勝手女…としか思えない。 たとえば戦略としてそのような態度を採ったとか、読者の違和感を緩和させないと…。 またストーリー的にも、もうひとひねりが必要でしょう。 読者のほとんどが途中(もしくはかなり早い段階)で真相に気づいてるでしょうから。 七里作品としてはちょっと低評価にならざるを得ないでしょう。 | ||||
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| いつもなら大逆転があるのだが、今回は予測できました。でも涙しました。 | ||||
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| とてもよかったです。簡易包装で、良かったです。 | ||||
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| ページめくる手が止まらなかった。 | ||||
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| 突然の交通事故で左脚を失ったアスリートがパラスポーツで再起を目指す!無免許運転が危険運転致死傷罪の対象にならないこと!?身体に障害を持つことによる社会との乖離!これだけでも十分に重いテーマなのに被害者の彼女にもう一度アスリートとしての道を歩ませる。それにしても作者はどこでスプリンターの疾走感を会得して文章に落とし込んだのだろう?おまけに(いやおまけではない)、この件に絡んで殺人事件が発生し、あの犬養刑事が登場し御子柴弁護士の存在が明らかになり、両者の対決まで用意されている。まさに一粒で二度、いや四度美味しい作品だと云える。 | ||||
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| 今まで1円とかの中古品を買っても、これほど酷いものはなく、安いのだから折れたり、若干の汚れは仕方ないが、明らかに1回濡れて乾いたようなものは読んでて不快。出品者はもう少し気を使って欲しい。 | ||||
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| 陸上に興味がないので、細かい描写をされていても退屈にしか感じず、大半を読み飛ばしてしまいました。 | ||||
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| 評価が全体的に高くて期待して読んだらかなりの期待はずれ。陸上の描写も多すぎるし、主人公に共感できない。御子柴さんが出てくることだけが救い。 | ||||
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| 人物描写、心理描写、情景描写、それぞれが実に素晴らしい。躍動感あふれる表現力に感動を覚えます。ただ、ミステリーとしてはどうか?事件の謎が一番気にかかるのにやたら競技シーンの描写が長いように感じました。(もちろんそれがこの作品の肝だとわかっているのですが。主人公の女性が自身の困難を乗り越えて夢をつかむために粉骨砕身、どん欲に突き進むその姿は圧巻でした。)ラストに明らかとなる真相についても、もうひとひねり欲しかったところです。 | ||||
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| 犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が出てきて、この二人が対決する部分がありなかなか面白い。御子柴が主人公の沙良の競技会を見に行くのがあって、ちょっぴり彼の内面を垣間見せてくれるのが嬉しい。が、ミステリーの部分は付け足しで、片足を失ったアスリートの沙良が立ち上がり、パラリンピックを目指して奮闘していく姿がメインだ。いつもながら思うが、テーマの事項についてよく調べていて、それを迫真の描写につくり上げていく技量が凄い。 | ||||
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| 障害者になってからの、陸上選手として再起する過程は痛々しいほど伝わり、更に中山七里さんのお馴染みの人気キャラクターも登場し一気に読めると思います。 | ||||
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| 大好きな君のために、僕にできることは何だろう? 君の希望を奪ってしまった僕には、何もないのかもしれない。 せめてとどけ!! この想い(贖罪)。 夢を叶える「翼」を再び、君に贈りたい。 絶望から立ち上がり、もう一度前を向いて歩きだすには、現実を真っ直ぐに見つめ、受け入れることからしか始められない。 なぜ私だけが、彼奴がいなければ 、あの時○○しなければ・・・。 天(神)は、我に試練を与えた、優秀だから。 天(神)は、乗り越えられない壁(障害)は与えない。 他人は、再び立ち上がった姿を見て、単純にスゴい!!の一言しか言わない。 並々ならぬ努力と研鑽と苦悶の日々に思いを馳せることすらせず。 健常者なのに、さしたる頑張りもしない己が恥ずかしいかぎりで。 | ||||
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| 本年2020年にパラリンピック東京大会があるわけで、本作品で描かれた障碍者スポーツでのアスリートの姿に興味を覚えました。 アスリート・市ノ瀬沙良にはあまり感情移入できなかったですね。いろいろな意味で唐突ですし、生き方もまた攻撃的でしたから。その心情の表現も類型的でしたが、200m走での走行中の描写は、得意の音楽物の同様に目の前に映像が浮かぶような精緻なものでした。 事故の加害者である相楽泰輔をもう少し描写していただくともっとストーリーの奥深さが伝わったのではないかと思いました。 中山七里さんは本当にストーリーテラーですね。様々なジャンルを取り上げ、そこで繰り広げられるスポーツでの激しい駆け引きや、裏方ともいえるサポートする人々たちの姿を魅力的に描いていました。そんな作者の想像力の素晴らしさを今回もじっくりと堪能させてもらいました。 悪徳という枕詞が付く御子柴礼司弁護士や警視庁の犬養隼人刑事など、それぞれの人物は、他書でも登場する人々です。2人ともシリーズものになっているほどの中山作品では有名人物ですから。それらをストーリーに絡ませる手法は健在ですし、上手く描いていたと思いました。 中山七里さんの作家としての上手さが今作でも生かされています。筆力のある作家なので読んでいても安心感がありました。なお、ミステリーですが、その趣きは少ないですね。 ミステリーとして読むとがっかりするかもしれません。関係者も限られています。5000万円の保険金のイメージもちらついていましたので。そんな制約もありましたから、アスリート小説としての趣きが勝ちました。 | ||||
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| どんでん返しの中山としては期待外れ。 犯人の辻褄あわせだけ。 パラアスリートの現実を伝えるのは出来たけど、ミステリーとしては失敗作 | ||||
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| 交通事故で片足を失ってしまった女性アスリートの物語。 しかも加害者は幼馴染の青年という恐ろしい現実が。 ミステリーを通して彼女の再生を描いた嗜好の一品です。 そして、まさかの御子紫弁護士と犬養刑事の競演。 これは両シリーズのファンにはたまらないでしょう。 | ||||
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