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翼がなくても



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【この小説が収録されている参考書籍】
翼がなくても
翼がなくても (双葉文庫)

翼がなくてもの評価: 3.63/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.63pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 1~20 1/2ページ
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No.27:
(4pt)

感動とミステリーの調和

こんな言い方は変だけれど、ミステリーがこうした主人公の再生のストーリーに調和するとは思わなかったです。ミステリー要素が無くても成立するのに、読んでいながら常に犯人は?真相は?と考えていて謎解きの楽しささえたっぷり。
御子柴礼司弁護士と犬飼隼人刑事のコラボ、なかなかに豪華演出でした。
出来る事なら、これから読む方には両人のシリーズを1冊は読んで人物像を知ってから読んでいただきたいです。
翼がなくてもAmazon書評・レビュー:翼がなくてもより
4575240141
No.26:
(5pt)

大体よかった

いつもなら大逆転があるのだが、今回は予測できました。でも涙しました。
翼がなくてもAmazon書評・レビュー:翼がなくてもより
4575240141
No.25:
(5pt)

とても良い状態で送られてきました。

とてもよかったです。簡易包装で、良かったです。
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4575240141
No.24:
(5pt)

面白くて一気読み

ページめくる手が止まらなかった。
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4575240141
No.23:
(4pt)

一粒で二度、いや四度美味しい作品だ

突然の交通事故で左脚を失ったアスリートがパラスポーツで再起を目指す!無免許運転が危険運転致死傷罪の対象にならないこと!?身体に障害を持つことによる社会との乖離!これだけでも十分に重いテーマなのに被害者の彼女にもう一度アスリートとしての道を歩ませる。それにしても作者はどこでスプリンターの疾走感を会得して文章に落とし込んだのだろう?おまけに(いやおまけではない)、この件に絡んで殺人事件が発生し、あの犬養刑事が登場し御子柴弁護士の存在が明らかになり、両者の対決まで用意されている。まさに一粒で二度、いや四度美味しい作品だと云える。
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4575240141
No.22:
(1pt)

今までの中古品で最低。

今まで1円とかの中古品を買っても、これほど酷いものはなく、安いのだから折れたり、若干の汚れは仕方ないが、明らかに1回濡れて乾いたようなものは読んでて不快。出品者はもう少し気を使って欲しい。
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4575240141
No.21:
(1pt)

陸上に興味がないので…

陸上に興味がないので、細かい描写をされていても退屈にしか感じず、大半を読み飛ばしてしまいました。
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4575240141
No.20:
(2pt)

いまいち

評価が全体的に高くて期待して読んだらかなりの期待はずれ。陸上の描写も多すぎるし、主人公に共感できない。御子柴さんが出てくることだけが救い。
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No.19:
(4pt)

作者の筆力に脱帽!

人物描写、心理描写、情景描写、それぞれが実に素晴らしい。躍動感あふれる表現力に感動を覚えます。ただ、ミステリーとしてはどうか?事件の謎が一番気にかかるのにやたら競技シーンの描写が長いように感じました。(もちろんそれがこの作品の肝だとわかっているのですが。主人公の女性が自身の困難を乗り越えて夢をつかむために粉骨砕身、どん欲に突き進むその姿は圧巻でした。)ラストに明らかとなる真相についても、もうひとひねり欲しかったところです。
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4575240141
No.18:
(5pt)

上手くいきすぎるところがあるけど読みごたえはある

犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が出てきて、この二人が対決する部分がありなかなか面白い。御子柴が主人公の沙良の競技会を見に行くのがあって、ちょっぴり彼の内面を垣間見せてくれるのが嬉しい。が、ミステリーの部分は付け足しで、片足を失ったアスリートの沙良が立ち上がり、パラリンピックを目指して奮闘していく姿がメインだ。いつもながら思うが、テーマの事項についてよく調べていて、それを迫真の描写につくり上げていく技量が凄い。
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4575240141
No.17:
(5pt)

パラ選手の大変さが伝わります。

障害者になってからの、陸上選手として再起する過程は痛々しいほど伝わり、更に中山七里さんのお馴染みの人気キャラクターも登場し一気に読めると思います。
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No.16:
(4pt)

無謀な夢は覚めることがない。

大好きな君のために、僕にできることは何だろう? 君の希望を奪ってしまった僕には、何もないのかもしれない。 せめてとどけ!! この想い(贖罪)。 夢を叶える「翼」を再び、君に贈りたい。

絶望から立ち上がり、もう一度前を向いて歩きだすには、現実を真っ直ぐに見つめ、受け入れることからしか始められない。 なぜ私だけが、彼奴がいなければ 、あの時○○しなければ・・・。 天(神)は、我に試練を与えた、優秀だから。 天(神)は、乗り越えられない壁(障害)は与えない。 

他人は、再び立ち上がった姿を見て、単純にスゴい!!の一言しか言わない。 並々ならぬ努力と研鑽と苦悶の日々に思いを馳せることすらせず。 健常者なのに、さしたる頑張りもしない己が恥ずかしいかぎりで。
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4575240141
No.15:
(3pt)

障碍者スポーツの実態を垣間見た

本年2020年にパラリンピック東京大会があるわけで、本作品で描かれた障碍者スポーツでのアスリートの姿に興味を覚えました。

アスリート・市ノ瀬沙良にはあまり感情移入できなかったですね。いろいろな意味で唐突ですし、生き方もまた攻撃的でしたから。その心情の表現も類型的でしたが、200m走での走行中の描写は、得意の音楽物の同様に目の前に映像が浮かぶような精緻なものでした。
事故の加害者である相楽泰輔をもう少し描写していただくともっとストーリーの奥深さが伝わったのではないかと思いました。

中山七里さんは本当にストーリーテラーですね。様々なジャンルを取り上げ、そこで繰り広げられるスポーツでの激しい駆け引きや、裏方ともいえるサポートする人々たちの姿を魅力的に描いていました。そんな作者の想像力の素晴らしさを今回もじっくりと堪能させてもらいました。

悪徳という枕詞が付く御子柴礼司弁護士や警視庁の犬養隼人刑事など、それぞれの人物は、他書でも登場する人々です。2人ともシリーズものになっているほどの中山作品では有名人物ですから。それらをストーリーに絡ませる手法は健在ですし、上手く描いていたと思いました。

中山七里さんの作家としての上手さが今作でも生かされています。筆力のある作家なので読んでいても安心感がありました。なお、ミステリーですが、その趣きは少ないですね。
ミステリーとして読むとがっかりするかもしれません。関係者も限られています。5000万円の保険金のイメージもちらついていましたので。そんな制約もありましたから、アスリート小説としての趣きが勝ちました。
翼がなくてもAmazon書評・レビュー:翼がなくてもより
4575240141
No.14:
(2pt)

ミステリーとしては期待外れ

どんでん返しの中山としては期待外れ。
犯人の辻褄あわせだけ。
パラアスリートの現実を伝えるのは出来たけど、ミステリーとしては失敗作
翼がなくても (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:翼がなくても (双葉文庫)より
4575522945
No.13:
(4pt)

良かった

交通事故で片足を失ってしまった女性アスリートの物語。
しかも加害者は幼馴染の青年という恐ろしい現実が。
ミステリーを通して彼女の再生を描いた嗜好の一品です。
そして、まさかの御子紫弁護士と犬養刑事の競演。
これは両シリーズのファンにはたまらないでしょう。
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4575522945
No.12:
(4pt)

予想より面白かった

決して障害者とか障害を持つアスリートを色眼鏡で見るつもりは無いけれど、割とありがちな感覚で言えば障害を持つ者が義手やら義足やらを手に入れて努力して報われるタイプのサクセスストーリーは往々にしてあるし、そもそもがスポーツを軸にした物語は妙に爽やかにしようとしていく感があるので好きになれない。
が、コレはサクセスストーリーや爽やかなスポーツ物の以前に中山七里さんのミステリ小説だから兎にも角にも読んでみた。

将来有望株のランナーである主人公が事故で脚を失い、1度は陸上界からリタイアするが、パラアスリートとして再起する過程を描く部分だけなら凡です。
ただソコに中山七里さんの作品での犬養隼人に御子柴礼司が絡んでくれば話は圧倒的に厚みを増します。
あくまでも本作品では主人公ではないので活躍しながらも控え目には描かれていますが、やはりこの2人の対決は良いですね。
また、主人公も普通に再起して夢を追うのではなく、(ちょっと上手く行き過ぎですが)失くした脚を義足という形で手に入れ、無理をする・圧倒的な努力をするそして足掻いて夢を現実にしようとする…並大抵ではないんですね。
単純にスポーツ頑張って夢を手に入れた!なんてスポ根で感動を呼ぶのはマンガか青春ドラマだけです。
1度、身に降り掛かった外因による大きな不幸に挫折し、もがいて見つけた光明に縋り付き、諦めずに喰らい付き、徐々に向上する。
この過程はありがちでも中山七里さんの豪腕に掛かると謎や疑問が絡み、時々脇役が活躍し、結果的に胸を空くような気持ち良さに繋がる……読んでみるとなんとなく清々しい。

犬養隼人シリーズ・御子柴礼司シリーズにも多少関わりのある今作はやはり市ノ瀬沙良という少女の物語。
他にもいわゆる代表作とは直接関係が無くても後々に別の物語で関与したりする作品が多いのでまた他の作品にも出て欲しいキャラクターでもある。
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4575522945
No.11:
(5pt)

あいかわらずテンポのいいストリー!

期待半分くらいで読み始めたが、大当たり、面白い!
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4575522945
No.10:
(4pt)

障害者アスリートについての理解が深まりました

音楽系の作品を3冊読んで、面白かったので、この本も読みました。
御子柴弁護士と犬養刑事の二人の駆け引きや騙しあいを楽しむシリーズであるとは全く知りませんでした。
個人的には、障害者アスリートというのはなんとなく好きになれないのだったし、パラリンピックってもてはやすのも奇妙な感じがしていたのですが、この本を読んでいるうちに、スノーボーダー、ボブスレー、F1ドライバーだって、道具を巧みに使って常人にはとてもできないことをして多くの人の心をつかむのだから、義足を使ってのアスリート競技と考えたらいいのだと思うようなりました。
ミステリーとして読む場合は、先行して読んだ音楽系の3冊に比較すると、早期に犯行の動機や犯行方法の当てがついてしまってちょっと簡単過ぎる気がしましたが、それはそれでも構わないように思います。
中山七里で読んだ4冊は、どれも人生哲学てんこ盛りでしたが、4作品中ではこの作品が最も一般受けする心情を描いているように思います。
他にどんな作品が書かれているのか知りませんが、《せいぜい県大会で中位レベルの才能しかなく、努力はしていてもそれだけには絞りきれず、しかもあきらめ切れもしない、諸般の事情ですべてが中途半端にもなったり、怠惰で自ら退行するようなこともしてしまうが、それでもそこそこの妙な頑張りをしてはいる》という人物像で、どう人生哲学が描けるのかを知りたい、自分でも考えたいと思いました。
willさんが「最終で御子柴の台詞」というのは、「たとえ翼がなくても、きっと彼女は無理にでも飛び立とうとしただろう。時々そういう諦めの悪い人間を見かける」という部分かもしれません。この主人公の彼女のような人ではなくて、もっと怠惰と自棄、おかしなプライド、回避性の行動を繰り返しながらも、それに逃げ込んでしまうのではなくて、そこそこに再起を期して無理も重ね、飛び立つことをわずかに夢見て頑張ってもしまう多くの人間の一例を描く作品があったら、読んでみたいです。
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4575240141
No.9:
(4pt)

見事な再生に感動出来たので、名作だとは思いました(^-^*)/

陸上200m走でオリンピックを狙える素晴らしい女性アスリートを悲劇が襲った。
幼馴染の暴走運転による交通事故に巻きこまれ、左足を切断する事に……。

アスリート生命を絶たれたヒロインが絶望一色に染まり恨みを募らせる中、加害者の幼馴染が殺害された。
犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図るヒロインの運命は?
どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!

以上、そんな内容の『さよならドビュッシー』シリーズが神作な中山さんの作品。
個人的に『さよならドビュッシー』シリーズは、音楽を巧みな感性にて文章で表した点と、主人公の感動的な行動が好きなので、
今作品も『左足を失う絶望の痛みからのヒロインの再生』に期待して読みました。
故にそういう観点で見れば、同じように被害で絶望を経験した者として、
(種類は違えど)被害によって人生の翼を失い絶望一色に染まっても新たな翼を掴んで前に進んだヒロインの姿は感動的に感じ、特に最後の真相は物凄く良かったです!

ただ、今作品の売りは作者の刑事ミステリーシリーズの主人公と弁護士ミステリーシリーズの主人公がコラボレーションするミステリーというのも売りだったらしく、そういう観点ではイマイチかと思います(>_<)
弁護士シリーズを知らない僕には、驚き且つ感動的な真相でしたが、弁護士シリーズを知る他の方のレビューでは弁護士の性格から真相は事前に読めたと書かれてましたし、
刑事シリーズの主人公は印象にあまり残らず、読後に調べてシリーズの主人公と知り、主人公にしては魅力薄いなと思いました(>_<)

個人的に僕は、25歳まではずっとミステリー好きでしたが、犯罪被害の後遺症で婚約者を亡くしてから、トリックや犯人当てを売りにするミステリーへの興味が一切なくなり、
痛みや哀しみの表現・またはそこからの再生を重要視して読書するようになったので、今作品に関しても(再生への道筋へ辿り着く期間が早すぎるようには感じましたが) 見事な再生に感動出来たので、名作だとは思いました(^-^*)/

また、ダークさを漂わせる弁護士にも興味を抱いたので、来月にでも弁護士シリーズの1作目を読んでみようと思います(^^)
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4575240141
No.8:
(3pt)

役者はそろっていたのに

オリンピックを狙う200メートル走アスリート。それが、突然の交通事故で片足切断。ところが、一念発起、パラリンピックを目指すことに。交通事故の加害者は、隣に住む幼馴染。その突然の死(誰が殺した?)御子柴登場。犬養警部登場。冒頭から引き込まれるストーリィに、中山七里さんの超有名キャラクターが勢ぞろい。これは、すごい傑作になるぞ!と心躍らせたが、その割には、後半しぼんで、オチもなんだかな。。。期待が膨らんだだけに、ちょっと残念に思ってしまいました。
翼がなくてもAmazon書評・レビュー:翼がなくてもより
4575240141

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