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翼がなくても



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【この小説が収録されている参考書籍】
翼がなくても
翼がなくても (双葉文庫)

翼がなくてもの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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No.1:
(7pt)

翼がなくてもの感想

交通事故で片足を切断、選手生命を奪われた、オリンピックを目指す女性アスリートが再起をかける物語。
と思いきや、事故の加害者が主人公の幼馴染、そして事故直後に殺害されるという意外な展開。
ここに犬飼が登場した時には驚いただけでなく、これは一筋縄ではいかない事件なんだなと、またどういう方向に進むのかと。
と思いきや、加害者の弁護人がなんと御子柴。
待望の犬飼VS御子柴であり、前のめりにもなりそうなもんだが、前述の再起を目指す女性アスリートと掛け合わせると、残念ながら、この先の展開とまではいかないまでも結末だけは読めてしまった。
そこに行き着くまでの過程として、(大御所二人の登場もあり)ミステリ要素の介入を期待してしまったが、残念ながら・・・と言わざるをえない。
二人の初顔合わせといったところか。
らしさを発揮したのはやはり御子柴の方で、今後の作品での犬飼の反撃に期待したい。
登場人物のリンクが多い中山作品。
御子柴に一矢報いるとすれば、犬飼だとは思うものの、犬飼では御子柴を倒すには至らないかなぁ・・・やはり対御子柴の最終兵器は岬洋介か。
物語はと言うと・・・主人公の脳みそが筋肉過ぎて、好きになれなかったなぁ・・・

梁山泊
MTNH2G0O

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