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七月に流れる花
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七月に流れる花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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夏休みに夏流城(かなしろ)と呼ばれる古城で林間学校をすることになった女性グループと男性グループの話です。七月に流れる花が夏流城に行った女性グループの話で八月は冷たい城は同時期に上記の城の隣にある別の夏流城に行った男性グループの話です。2つの作品は繋がっており2つで1つの作品といった感じです。 私は恩田陸のファンでいくつかの著作を読んでいますが今作は期待外れでした。ミステリーとしてもファンタジーとしても中途半端ですし夏の人とかいう人物とこやつの行動が気持ち悪かった。それに登場人物の言動も物語をミステリー仕立てにするためにやっているように見えて不自然でした。恩田陸作品全般に言えることですがリアリティがない。病気が流行してから何十年もたっているのに何でワクチン一つできないの? 良かった所は改行が多いのでスイスイ読めてしまうところと終盤が爽やかだったので読後感は不思議と悪くなかったところです。 | ||||
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どちらかというとSFに近い感覚。コロナ禍になって、家族でさえ亡くなった人と会えず・・というのに感覚は似ているのかも。みどりおとこの正体は・・・。 | ||||
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とても読み易く、朝の通勤小1時間でほぼ読了。帰りは読む本がなかった。 それはともかく、いかにも恩田陸らしい低体温人間が静かに展開する物語。「ダークファンタジー」とあったが、確かに多少恐怖も覚えるものの、それよりむしろノスタルジックな情景描写が心に残った。が、ファンタジー要素の伏線を強引に回収するミステリ風のラストはやや興覚め。仮に本格ミステリなら唖然とするような強引さで、ファンタジーとミステリの融合がうまく機能していないと思う。やや残念な出来。 | ||||
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恩田陸の作品で最初に読んだのが『六番目の小夜子』。それもNHKの連ドラを見てからだったような。そもそも学園ミステリが大好きな私は、すぐ恩田さんのファンになった。『蛇行する川の川のほとり』なんて、特に好きな作品だ。その流れでこの『7月月に流れる花』と『8月は冷たい城』を楽しみにしていた。結果的にはそこそこ面白かったのではあるが、あの『小夜子』には到底かなわない。そもそもこのミステリーランドで企画したシリーズのコンセプトから違うといわれればそれまでだけど。少女偏と少年編の連鎖kになっており、ミステリーのような、ファンタジーのような。自分の中にある少年性、少女性は充分くすぐるけれど、あまりに淡い、あまりにソフト。少年編の最後で少々ブラックな謎解きは示されるが、物足りない。2冊よんでの感想だから、一冊だけの人はつまらなかったと思う。 | ||||
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いかにも思わせぶりの秘密と不穏が、大変に恩田氏らしい感じ。 ここまで「らしい」のは久々な気がした。 素直に世界観に入ってしまえば楽しく読めると思う | ||||
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